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2015.07.04

15/06/08 (8)高速バスで仙台へ帰ろう

 文翔館から出てきた時点で午後3時。山形市内を巡る時間はまだまだあるのですが、100分連続の集中講義のお蔭でHP(体力)はともかくMP(精神力)が枯渇してしまったため、ちょっと早いですがこれにて切り上げて仙台へ戻ることにしました。



 さて、帰ると決めたのはいいものの、そう言えば山形に殆どお金を落としていないという、割と重大な事実に気が付いてしまいました。朝食が多すぎたせいで山形の郷土料理を予定していたランチについてはパスすることになりましたし、これではいよいよ山寺の入山料300円だけということになってしまうため、江戸時代の蔵屋敷を改装した『山形まるごと館 紅の蔵』という産直市場・レストラン・ギフトショップの複合施設と、ラスクが名物の洋菓子店『シベール』の店舗をハシゴしてお土産を購入することに。本当は今が旬のさくらんぼも買って帰るつもりだったのですが、こちらはすっかり失念してしまっていました(何せMPが0なので)。


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▲(4枚)山形まるごと館 紅の蔵(山形市十日町2-1-8)

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▲しべーる+カフェ(山形市本町1-7-30)


 これらの店舗を訪れる際も勿論レンタサイクルを使用。今月1日に道路交通法が改正されて自転車の取締りが強化されたため、いぢわるなマッポに捕まるのも癪だということで必ず車道の左端を走っていたのですが、七日町交差点~紅の蔵間の大通りにはしっかりと自転車の通行帯が整備されており、路上駐車の阻止と自転車保護を兼ねたポールも立っていて安心して走行することが出来ました。「自転車は車道を走行せよ」なんて、まずはこのような専用の通行帯が完璧に整備されてからの話だわな。


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 紅の蔵もレンタサイクルの返却ステーションの一つなので、ここで自転車を手放して徒歩でバスターミナルへ向かいます。紅の蔵の南側で東西方向と南北方向の2本のメインストリートが交差しており、今回のごく短い滞在の中で山形市の繁華街をひとまず見て回ることができました。山形は出会った人が皆さん親切で、そして文化の香りも漂い、なかなか印象の良い街でしたね。

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 仙台行きの高速バスは、その東西方向の目抜き通り沿いにある「山交バスターミナル」が始発です。仙台-山形間には都市間高速バスが頻発しており、所要時間も山形駅-仙台駅間が1時間10分と、十分通勤・通学圏内に収まっています。


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 こちらがその時刻表。昼間の閑散時間帯でも10~20分間隔、平日朝のラッシュ時に至っては何と5分間隔というフリークエントサービスです。運賃は片道930円とJRの仙台-山形間1,140円よりも安価になっており、有効期間無期限の回数券を使えば2回券で一回あたり825円、6回券で一回あたり783円(他、定期券も販売)と、本数・運賃ともに隣町感覚(文字通り隣町ですが)で気軽に行き来できる設定になっています。


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 一応JRも1,540円(片道770円)という往復きっぷを販売して対抗してはいるものの、この本数の差は如何ともし難く。今回は「敵情視察」という名目で高速バスに試乗してみますが、この言い方自体がレールファンの欲目であり、もうとっくに雌雄は決してしまっているというのが実情でしょう。ここは当のJR東日本のキャッチコピーを捩って、「ぜんぶ単線のせいだ」と捨て台詞を吐いておこう(笑)。

宮城交通高速バス 山交バスターミナル(16:10) → 広瀬通一番町(17:16)

 15時55分発の便が出て行ったばかりなので乗り場には誰も並んでおらず、狙い通りかぶりつき席のゲットは確定。「待たずに乗れる」を体現するかのように、10分も待たずに次の便が入線してきました。山形交通と宮城交通の共同運行路線となっていますが、乗車した16時10分発の便は宮交担当便でした。


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 山交バスターミナルを出発したバスは大通りを西へ向かって山形駅前へ。ここで乗客を乗せると同じ道を東方向へ進み、すぐに街中を外れて早くも郊外の雰囲気になってきたところで南高校前・山形県庁前と停まり、山形側の乗車を終えます。南高校前は山形大学小白川キャンパスの最寄りバス停でもあり、仙台から通っているとおぼしき学生がごそっと乗り込んできました。山形県庁は1975年に現在の文翔館から移転してきた3代目の庁舎ですが、文翔館からは道のりで3.8km、山形駅付近からも約3kmと、随分と遠い場所まで移転してしまったようです。

 山形駅からはひたすら直進したまま、山形蔵王ICより山形自動車道へ入ります。その後は村田JCTで東北自動車道へ合流し、仙台都心部近くの仙台宮城ICまで単調にして快調な高速走行が続きました。ちなみに仙山線と違い、仙台市と山形市のほかに宮城県内では川崎町と村田町も通過します。電車のボックスorロングシートに対してこちらはリクライニングシート、そして途中での乗降もなし…と、仙山線との対決はKO勝ちといったところでしょうか(但しトイレはありませんのでその点のみご注意)。そういえば途中でスキー場のリフトが高速道路をくぐっていくのが目に止まりましたが、この『セントメリースキー場』、ゲレンデとリフトが高速道路をアンダークロスする珍スポットとして有名だそうです。


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▲(2枚)山形自動車道を走行中


 仙台宮城IC(※名称の由来は現在仙台市青葉区の一部となっている旧宮城郡宮城町から)より仙台西道路へ入り、すぐに突入する全長2,233mの青葉山トンネルを抜ければもうそこは都心部の西端近く。更に短いトンネルと広瀬川を渡る橋梁を通過し、晩翠通と交差する手前まで高規格道路は続きました。


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▲青葉山トンネル内にて


 このまま乗り続けていれば仙台駅および県庁市役所前まで連れていってもらえますが、私はまだ歩き残したアーケード商店街を制覇するというミッションが残っているため、市内へ入って最初に停まる「広瀬通一番町」バス停で下車しました。仙台の繁華街のド真ん中へダイレクトアクセス。この停留所のキメ細やかな設定もバスの長所の一つです。


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▲(2枚)広瀬通一番町バス停に到着した高速バス


 今日の出来事はあと一回続きます。

(2015.06.08)


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