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2015.07.05

15/06/08 (9)歩いて見よう杜の都・その5【芭蕉の辻~仙台駅】

 広瀬通一番町でバスを降りたら、街の中心部を東西に走るアーケード商店街を「マーブルロードおおまち」「クリスロード」「ハピナ名掛丁」の順にたどって仙台駅へ帰ることします。



 と、その前に… 近くに「芭蕉の辻」という、江戸時代に仙台の街のメインストリートが交差していたポイントがあるので、ここへ寄っていくことに。
 下の写真がその記念碑。仙台城から城下町を抜けて東へ延びる幹線道路と、同じく町中を南北方向に走る奥州街道の十字路となっていた場所で、名称の由来は諸説あってはっきりとはしていませんが、松尾芭蕉とは何の関係もないことは確かなようです。正式名称は「札の辻」で、想像通り藩の高札場が設けられており、現代の勾当台公園前交差点に相当する当時の町割および道路の里程の基点でもあったとのこと。


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 道標です。江戸日本橋までの道のりは93里(約365km)、北海道へ渡る港のあった津軽三厩までは107里22丁(約420km)。奥州街道のほぼ中間地点ですね。


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 これらの記念碑と道標へカメラを向けていると、丁度そばを通りかかった中学生の女の子4人組が反応を示しました。3人については「…何かしら?」といった様子でしたが、一人の子がこれこれこうなんだよ、と説明すると、「へぇ~!」と尊敬の眼差し。どうやら歴史がお好きなようで、「みんなにこんな話をしても全然分かってくれないの…」とボヤいていらっしゃる。ナニコレ、めっちゃ萌えるんですけど!! 「いやね、実はおじさんも幼稚園の頃から周囲と話が合わなくて困ってたんだよ」と同情の意を表したかったのですが、どう見ても不審者声掛け事案なので自重しておきました(笑)。ま、仙台っ子ならば郷土史くらいは一通り教養として知っておかないとね。…え、お前はどうなんだって? だ、だって私は関西人というよりは在日地球人だから(震え声)。

 とても仲の良さそうな4人組に癒されたところで、芭蕉の辻から道なりに東へ。昨日歩いた一番町商店街の途中から「マーブルロードおおまち」へ入ります。名前の通り床が大理石で出来ており、江戸時代のメインストリートだった時代から続く老舗の店舗が構えていたりするそうです。


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▲(2枚)マーブルロードおおまち


 東二番丁通とぶつかったところ(下の写真)で「マーブルロードおおまち」は終わり…


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 続いて「クリスロード」へ入ります。西端に隣接している「ダイエー仙台店」は地上8階・地下2階という大型店舗で、かつてはスーパーの店舗別売上高日本一を記録したこともあるとか。途中にある「三瀧山不動院」には明治時代に実在した“福の神”、「仙台四郎」が祀られています。といっても県外での知名度はそう高くないはず。私は「あっ、『東北魂TV』にパロディキャラが出てきたヤツや!」という若干歪な知識がありましたが。


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▲クリスロード


 最後の「ハピナ名掛丁(はぴななかけちょう)」はクリスロードとシームレスにつながって一体化しています(写真は撮影しませんでした)。日曜日の昨日に引き続いてこうして平日の商店街も歩いてみましたが、その賑わいぶりは微塵も変わらず。初めての仙台訪問の印象について総括するならば、所詮は旅行者のやぶにらみであることを承知の上ですが、「被災から不死鳥の如く蘇った、気は優しくて力持ちの街」と表現してみたいと思います。ホント、「がんばろう」や「絆」などと連呼するその前に、まずは着実に一歩一歩前進している人たち、そして様々な事情でその最初の一歩を踏み出せずにいる人たちの足を引っ張らないことこそが肝要なのでしょうね。


 さて、そろそろ夕食の時間。信じられないことにまだ朝食が胃に3分目くらい残っていて、あまり食欲も湧かないのですが、さすがに夕食まで抜くというのはどうかな…と思い、ホテルの建物の1Fにあるシーフードビストロで軽く食べることにしました。昨晩ここの前を通りかかった際に中をのぞいたら客の入りが良かったので、どんなものかなと気になっていたのです。


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▲店の外観。「SK7」と書いて「さかな」と読みます


 フルーツカクテルと料理3品を注文(合計3,067円)。料理の量は少なめですが、味はいずれも美味しかったです。後でネットで調べてみると、実は地元でも人気のお店なのだとか(ランチメニューがオススメだそうで)。カクテルもお酒に弱いわりにはほろ酔い程度で済みました。市販の100円台の缶カクテルだと変な回りかたをするのですが、やはりいいお酒を使っていると悪酔いはしないですね。


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▲本日のおすすめカルパッチョ

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▲海老とじゃがいものアヒージョ

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▲バーニャカウダ


 明朝もまた6時起きなので、ディナーを終えたらそのまま部屋へ帰ります。最終日は雨天になるのが確実なようなので憂鬱な気分ですが、予定では列車の車内にいる時間が長いのが幸いでしょうか。いずれにしても一週間前に開業したばかりのあの新路線にも乗車するので、それを楽しみにしつつベッドへ入りました。

今日の歩数カウント:14,748歩

(2015.06.08)


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