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2015.07.06

15/06/09 (1)仙石東北ライン(仙台駅にて)

 旅行最終日の早朝。カーテンを開けると天気予報どおり、粒がはっきり見えるほどの本格的な雨となっていました。さしもの晴れ男も残念ながら力及ばずですが、ま、こればっかりは仕方がないです。

 昨日と同じ会場で朝食。今朝は量を6割程度に減らして食べすぎは回避したのですが―― 一難去ってまた一難。今度は下痢さまの襲来でございます(泣)。1週間とか10日間の旅行になると大抵途中でどこか体の調子が悪くなったりするのですが、今回は3日目にして早くもですか…。これから乗車する列車には2本ともトイレがついているので、朝のうちに何とか収まってくれればいいのですが。とりあえずフロントで下痢止めの薬をもらっておきました。

 ギリギリまで部屋で様子を見て、予定通り出発。ホテルには夕方まで戻ってこないので、チェックアウトを済ませて荷物だけ預かってもらいます。
 今日最初の目的地は石巻線の女川(おながわ)駅。女川町は私のような遠隔地の人間にとっては東北電力の原子力発電所を擁する町というイメージが唯一のものだったのですが、3・11以降は東北地方の太平洋沿いの町々が軒並みそうであるように、津波で市街地が壊滅した町として全国にその名が知られるようになりました。あの日からもう4年、瓦礫もとうに片付いて既に復興へ向けて新たな街づくりが始まっている段階と聞いていますが、やはり被災地をメディアを通してではなく生で見ておかなければ…という意向は前々から持ち続けていたので、ようやく念願叶って、という形になります。



 女川までの乗車券は『仙台⇔石巻・女川開業記念往復割引きっぷ』という、期間限定(8月末まで)の割引きっぷを使います。仙台と石巻~女川の各駅間の往復きっぷで、値段は大人1,200円。仙台-石巻間は正規運賃よりも29%OFF、今回乗車する仙台-女川間ならば47%OFFと約半額になります。仙台-石巻間は仙石東北ラインと仙石線両方のルートが利用可能ですが、途中下車は不可。また、あおば通駅の利用も出来ないそうです。今回は帰りに仙石線内で下車前途無効を了承した上で乗り捨てる予定なので半額にはならないのですが、それでも正規運賃よりもかなり安上がりになりました。


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▲仙台⇔石巻・女川開業記念往復割引きっぷ。仙台駅では指定席券売機で発売しています


 というわけで、まずは10日前の5月30日(土)に開業したばかりの「仙石東北ライン」で石巻駅を目指します。新路線というよりは東北本線と仙石線を繋いだ新しい系統と呼ぶのが正確なのですが、既存の「湘南新宿ライン」や「上野東京ライン」と同様に、旅客案内上はあくまでも別路線として扱われています。


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 発車案内。仙台駅の東北本線ホームに(仙石線復旧前の仮ダイヤを除いて)恒久的に「石巻」の行き先が登場するのは初めてとなります。


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仙石東北ライン赤快速 仙台(08:18) → 石巻(09:23)

 発車の20分前にはホームで待機していたのですが、その2番線には随分長いこと回送列車が停まっており、乗車する列車の入線はそちらが出て行った後、発車5分前になってようやくでした。

 使用車両は、仙石東北ライン開業と同時に運用を開始したばかりの新型車両、「HB-E210系」。東北本線は交流電化・仙石線は直流電化ということで仙台地区の既存の電車は直通できないため、仙石東北ライン開業に際して新たに気動車が導入されました。形式名のHBはHybridの略。モーターとエンジンを組み合わせたハイブリッド式の車両となっています。


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 進行方向右側のボックス席をキープ(結局石巻まで独り占め)したら、発車前の短い時間を使ってインテリアを観察。開業日から週末を二度またいでいるため、見るからに初乗り組といったディープなマニア風の乗客はおらず、落ち着いた車内です。セミクロスシートの配置はE721系とほぼ同仕様といったところですが、壁が木目模様ではなく無地な分、E721よりは安っぽく見えます。あと、ドアには化粧板くらい貼ってほしいもの。


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 ハイブリッド車両なので普通の気動車よりも搭載している機器が多く、屋根上と床下に収まらなかった分の機器が客室内の一角をドーンと占領しています。仙石東北ラインは原則的に4両編成で運転されますが、この機器スペースの分だけ編成定員はやや減少しています。


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 後刻石巻駅で撮影したHB-E210系の写真を。屋根の上にパンタグラフが載っていないのがお分かりかと思います。


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 話題の路線ということで書くことが多いため、乗車編は次回にて。

(2015.06.09)


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