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2015.07.10

15/06/09 (5)新生・野蒜駅をたずねて

石巻線普通 女川(11:10) → 石巻(11:36)

 11時10分発の小牛田行き普通列車として待機していたのは、今度もキハ110形。JR東日本仙台支社のプレスリリースによると、今回の仙石東北ライン関連のダイヤ改正と同時にキハ40・48形が石巻線の運用から離脱し、全列車がキハ110形での運転となったそうです。車両の改善が着実に進んでいるのは勿論評価点ではありますが、その次のステップとしてはやはりこの駅でHB-E210系の姿を見てみたいもの。



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 車内風景。往路の列車は『女川温泉ゆぽっぽ』利用者で結構賑わっていましたが、こちらは閑散時間帯のローカル線らしいのんびりムードです。


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 ふかふかシートで雨の車窓を楽しみ、石巻駅で再び乗り換え。向かい側のホームに見慣れない車両が停まっているので、跨線橋を渡って見に行ってみました。『リゾートみのり』というキハ48形改造の観光列車で、以前乗車した『リゾートしらかみ』とほぼ同仕様の車両。週末の金・土・日曜日や連休に仙台-新庄間を陸羽東線経由で運行している列車ですが、今回は団体列車として石巻駅へやって来たそうです。なんでも石巻線に『リゾートみのり』が入線するのは今日が初めてだったのだとか。この後は女川へ向かったそうです。


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 ついでに乗ってきたキハ110形も。石巻線、旅客列車については小牛田口で毎時1本ペースと多くはないものの、貨物列車がまとまった数で設定されているので結構活気のある路線です。


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 こちらは気仙沼線のBRTが今月27日から前谷地まで延伸することを告知するポスター。実は今回の旅ではこのBRT経由で志津川(南三陸町)を訪問することも考えていたのですが、仙台からだと小牛田と柳津で最低2回の乗り換え、柳津へ直通しない列車の場合は更に前谷地でも乗り換え…とえらく手間が掛かるので、早々に断念したという経緯が。前谷地まで来てくれれば石巻・女川発着の列車でも乗り換えは2回に軽減されるので、利便性はぐっとアップすることになりますね。ただこのBRT、只でさえ鉄道時代よりもスピードダウンしている上に専用道を外れて一般道を走る区間も長く、鉄道より本数は増えたものの全然Rapidではない模様で。形態としてはかつての五新線バスと同じですね。諸外国の都市で中量輸送に活躍するホンマモンのBRTのお歴々(例:バンコク)から見ると、ヘソで茶を沸かすレベルの代物のようです。私自身も事実上日本初のBRTである名古屋市営バス基幹2系統のヘビーユーザーだったため、わざわざ乗りに行くほどの物ではないと判断しました。震災以前も志津川・気仙沼方面へは<南三陸>という快速列車が一日2往復運転されるのみであまり力を入れていなかったようなので、昔も今も仙台からは訪れにくい土地であることには変わりがないようです。


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仙石東北ライン緑快速 石巻(11:52) → 野蒜(12:14)

 仙石東北ラインの緑快速で仙台方面へ向かいます。仙台へは従来の仙石線経由を含めての2WAY利用が可能ですが、現行のダイヤでは最終の特別快速に絡む便を除いて、各駅停車でも先発列車に乗ってしまえば仙台まで先に到着するようです。ちなみにこのホームの発車標に「仙台」の行先が表示されるのも、2000年の仙台-あおば通間延伸以来の復活となります。


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 この時間なので座席はよりどりみどり。一応往路とは反対側のボックスシートに座ってみましたが、仙石線内区間については基本的に右を向いても左を向いても車窓は田んぼなので、どちらを選んでもあまり変わりはなく。列車はディーゼルエンジンとVVVFインバーターのハーモニーを奏でながら、西へ進んでいきます。

 さて、懸案(?)だった野蒜駅での下車について。あれから3時間以上経ちますが雨が降り続いている状況は一向に好転せず、本当に到着の放送が入るギリギリまで迷っていたのですが、仙台エリアの住民ならばともかく関西から遠征している私にとってはそうそう簡単に来られる場所ではないので、エイヤッとホームに降りてしまいました。


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▲野蒜駅ホームで仙石東北ラインの列車を見送る


 野蒜(のびる)駅は先述した通り、復旧に際して隣の東名駅とともに高台・内陸移転を実施した駅。ホームから海岸方向を眺めると、旧駅のホームと駅舎が確認できます(下の写真)。津波が到達した駅の周囲に、明らかに震災後に建てられたと思われる住宅がみられるのが気になりましたが…。


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 跨線橋の上から石巻方面の線路を眺めて。ニュータウンの新線のような雰囲気です(神戸電鉄公園都市線とか)。


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 コンコースへ。新駅なんだけど新駅じゃない、ベンベン。


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 使用中の『仙台⇔石巻・女川開業記念往復割引きっぷ』は下車前途無効なので、野蒜駅を出場した時点でこの切符はお役御免。それでも正規運賃ならば1,720円のところを1,200円で済んだので良かったです。

 駅前ロータリーに出て、駅舎の写真を一枚。女川駅に続いてこの駅の周囲もまた、造成中のニュータウンそのものの風景です。こちらは実際に仙台都市圏の通勤・通学圏内にあるため、災い転じて福となすとばかりに東松島市の新しい核として、新規移住者の取り込みも含めた新しい街づくりが進んでいます。


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 駅周辺の案内マップ。野蒜駅は奥松島観光の拠点駅で、移転前の駅からは徒歩5分ほどで「余景の松原」という松林を訪れることが出来たのですが、高台移転後は徒歩圏内からは外れてしまいました。駅からは震災を経験されたタクシードライバーの方の解説でこの一帯の津波被災地を巡るツアーが実施されているようです。


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 海岸までの道のりは一旦内陸側に回り込まなければならないなど大幅に遠回りになるので、今回は徒歩で向かうのは諦め、駅周辺をうろつくするだけにしておきました。あとどうでもいい話ですが、長きにわたったMr.GeeLeeとのバトルもとうとう決着がついたようです。ホテルでもらった薬が効いたかな。


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 40分ほどの短い滞在を終えたら、次は松島へ向かいます。

(2015.06.09)


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