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2015.07.11

15/06/09 (6)日本一雑な松島訪問記

仙石線普通 野蒜(12:55) → 松島海岸(13:11)

 野蒜12時55分発、あおば通行きの仙石線普通電車で松島海岸駅へ向かいます。この電車の次は1時間後の13時55分まで待つことになるため(13時台の仙石東北ラインはありません)、女川駅に続いてアドリブで動かしようのない拘束スケジュールになってしまいました。


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▲205系電車で松島海岸へ



 高城町を過ぎ、東北本線への連絡線が分岐するポイントからが先が未乗区間。東北本線の松島および以東と仙石線の高城町および以東・以西のあいだを乗車する場合、松島-高城町間は連絡線の長さである0.3kmを営業キロとして適用し、松島~塩釜~高城町と区間外乗車が可能な特例が設けられましたが、この経路だと約20kmも余計に乗車することになるので実用的ではありません(松島駅-高城町駅間は10分少々で徒歩連絡が可能)。一応運賃計算上は松島-高城町間0.3kmとJR線最短の駅間距離が誕生したため、あくまで趣味的には興味深い事例ではありますが…。ちなみに仙台-高城町間の運賃計算も仙石線経由から東北本線仙台-松島間+連絡線に改定された結果従来よりも1.3km短縮されたため、小粒に見えて実はとてつもない存在感を誇る300mの連絡線なのでした。

 高城町の次が私の下車駅である松島海岸。日本三景で最後に残った未訪問地ということで半ば義務感に突き動かされたうえで訪れることにしたのですが、なにしろ超有名観光地なので平日と言えどもどうせ人を見に行くようなものだと手に取るように幻視でき、しかもこの雨天だしね…と二重の意味で気が重いです。


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▲(3枚)松島海岸駅ホームにて

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▲松島海岸駅 駅舎


 駅を背に歩き出すといきなり目の前の国道を車やトラックがバンバン走っていて、早くもゲンナリ。国道から離れて海沿いを歩いていき、五大堂の近くまでやって来ると今度は修学旅行の小学生の団体に遭遇です。Oh……


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 こちらが小島に建つ五大堂。こうして遠目に見るぶんには風情がありますね。


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 島の中にも入ってみました。1604年完成のこのお堂、伊達政宗が仙台藩内で最初に建てた建築物なのだとか。


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 島内から松島湾を眺めて。3・11では松島町にも津波が襲来しましたが、湾に浮かぶ島々が防潮堤となって威力が減衰されたためか、死者はわずか2名に留まったそうです。隣の東松島市の死者が1,000名以上にのぼったのに比べると、奇跡的ともいえる被害の軽さでした。


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 ここまで来たならば本来は松島湾の遊覧船に乗るのが常道なのですが、今日はこの天気なのですんなりオミット。いいもん、志摩の松島なら見たことあるもん!と謎の防衛機制を発動しつつ、瑞巌寺方面へ歩いていきます。で、今度は沿道の観光レストランから次々と呼び込みが浴びせられるのでした。嗚呼、有名観光地。しかも「お兄さん、牛タン食べてってよ!」と指向性の高い呼び込み。やっと下痢が収まったところだから今日は昼食抜きなんだよ!と謎のキレ方をしそうになりましたが、ま、おじさんじゃなくてお兄さんと呼んでくれたから許してあげようか(笑)。

 国道から少し内陸へ歩いていき、瑞巌寺(ずいがんじ)に到着。伊達家の菩提寺、そして国宝や重文の宝庫ということでこちらも松島観光では絶対に外せない場所なのですが、現在境内は足掛け11年にも渡る平成の大修理の真っ最中。来年春まで本堂・中門・御成門の拝観はできません、と入口に表示されていました。えーと、これってルーヴル美術館に行ってモナ・リザを見られないようなもの、ということでしょうか。――うん、入るのやめとこう(キッパリ)。一応大修理の期間中は普段は見られない場所を特別に公開しているようなのですが、大して興味のないものに700円払うのもどうかと思いまして。


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▲参道も工事中で通行不可


 参道の迂回路になっている東側の通路沿いには、鎌倉時代から死者の供養に使われていたという洞窟遺跡群があります。


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 というわけで、松島では3時間ほどの滞在を予定していたのですが、ほんの1時間で松島海岸駅へ戻ってきてしまいました。時刻は14時15分。仙台駅から空港への電車は19時までに乗ればいいので、まだまだ時間はたっぷりあります。さて、どうしましょう…。(続く)

(2015.06.09)


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