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2015.07.26

15/07/01 (8)鉄道博物館 その6(ヒストリーゾーン<新幹線>)

 続いては新幹線の車両です。まずは【222形式新幹線電車】、通称200系。東北・上越新幹線の初代の車両です。展示されているのは車号222-35で、1982(昭和57)年の東北・上越新幹線開業と同時に営業を開始したグループとなります。JR発足後に投入されたグループは先頭車が100系新幹線と同様のシャープな形状になっていますが、こちらは0系のデザインを踏襲した”団子っ鼻”。豪雪地帯を走る車両というわけで、スカートにスノープラウ(除雪板)がついているのと床下の機器類をカバーで覆ったボディマウント構造になっているのが特徴となっています。登場当初の最高速度は210km/hでしたが、後に増備された編成に合わせて240km/h対応に改造。また、山形・秋田新幹線の車両との併結のために連結器も追加されています。下1枚目の写真でもその連結器を収納したスペースがお分かりかと思いますが、連結の際にはこのカバーがパカっと開いて連結器が出てくるようになっています。


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 この222-35、登場当初は12両編成を組んでいましたが、1992年に山形新幹線との併結に対応するために8両編成に短縮。さらに1998年には10両編成化され、2005年に運用を終了するまで終始一貫してオリジナルの塗色のままで活躍していたとのことです。


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 ここではボディマウント構造を車体の下へ潜って観察できるようになっています。台車の部分以外はカバーですっぽりと覆われていますね。


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 車内の様子。200系には3列席が回転できないものもあったそうですが、こちらの車両の座席については3列席にも回転ペダルが付いていました。2005年まで現役だっただけのこともあり、今走っていてもおかしくないようなアコモデーションレベルです。E2系に準じたアコモ改造を受けた編成もありましたが、2013年をもって200系は本線上から姿を消しました。


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 次は【21形式新幹線電車】、新幹線の永遠のアイコンである0系電車です。鉄道博物館には1964(昭和39)年の東海道新幹線開通と同時にデビューした2両の0系車両が展示されており、こちらの車号21-25はカットモデルとなります。


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 ホームの下で列車から出たゴミの回収を行う清掃作業員の様子も再現されていました。


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 開業当初に使われていたとおぼしき、東海道新幹線のCTC(列車集中制御装置)表示盤です。


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 東海道新幹線開業当時の時刻表や記念品類です。


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 もう一両の0系は、本館のすぐ隣にある小さな建物の中に展示されています。


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 こちらは車号21-2で、21-25と同じく東海道新幹線開通当初のデビュー組となります。情景再現は1964年10月1日午前6時、東京駅ホームでの「ひかり1号」の出発式の模様です。21-25はカットモデルでしたが、21-2の方は一両まるごと展示されています。


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 当時の列車名/行先表示は方向幕ではなくサボによるものでした。


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 転換クロスシートが並ぶ車内です。こちらの車両は窓を何ヶ所かふさいで新幹線のデジタルライブラリーが設置されていました。


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 デッキの配電盤やスイッチ類がガラス越しに観察できるようにもなっていました。


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 建物内にはパネル展示のほか、東京駅18・19番ホームの階段下に掲出されている「東海道新幹線 この鉄道は日本国民の叡智と努力によって完成された」と書かれた記念プレートのレプリカもありました。この文言、正確を期すならば、日本国民の叡智と努力と世界銀行からの借款と“新幹線の父”十河信二氏の熱意および政治力、となるわけですが。それにしても工期はわずか5年という空前絶後の突貫工事は今からしても凄いですね。果たして中央リニアは東海道新幹線の正統なる承継者となれるのか、それとも嘗て開通前の東海道新幹線がそう揶揄されていたように、今度は本当に身の丈に合わぬ無用の長物と化してしまうのか。よーく考えよー、お金は大事だよー。


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 ホームの様子も再現されています。開業当時の東京駅の時刻表が掲出されており、1時間にひかりとこだまが1本ずつという、何とものどかな時代でした。


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 こちらの車両も床下の機器類が覗けるようになっています。


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 次回は貨物列車コーナーです。

(2015.07.01)


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