« 京阪電車『ファミリーレールフェア2015』に行ってきました・その3 | トップページ | 15/10/05 (5)東北本線(黒磯→郡山) »

2015.10.22

15/10/05 (4)宇都宮線(宇都宮→黒磯)

前のページへ:15/10/05 (3)餃子キャピタルでひとやすみ~宇都宮駅にて~


宇都宮線普通 宇都宮(13:10)→黒磯(14:00)

 宇都宮13時10分発の黒磯行き普通列車に乗車します。使用車両は先述の日光線と同じく、205系の4両編成。フロントマスクが元京葉線・武蔵野線の車両であることを示しています。トイレや半自動扱い用のドア開閉ボタンが増設されているものの、房総地区へ転属した209系のようなクロスシート改造は行われておらず、味気ないロングシートのままです。



151005_04_01

151005_04_02

151005_04_03

151005_04_03b


 宇都宮都市圏の近郊輸送を担う区間らしく、始発時点ではシートがほぼ全部埋まっているという乗車率。私はしばらくドア横に立って過ごすことにします。
 ふと隣のホームを眺めてみれば、何とE655系「なごみ」が停車しているのを発見(下の写真)。もちろんお召し列車運用ではないようですが、幻の車両かと思いきや団体列車として結構あっさりと邂逅してしまえるのには驚きです。


151005_04_04


 出発。各駅停車ではありますが駅間距離が長いので、京葉線で快速運用に就いていた時代が甦るようなきびきびとした走りっぷりです。2駅目の宝積寺(ほうしゃくじ)ではこれまた宇都宮の近郊路線である烏山線が分岐。宝積寺や次の氏家(さくら市の中心駅)あたりで空席がパラパラと現れ、昼下がりのローカル列車らしい好ましい空気に。一部の普通・快速列車が東京方面から直通するほかは、こうして短編成化された205系が宇都宮-黒磯間を行ったり来たりする運行形態になっています。


151005_04_05


 車内には宇都宮で新幹線か宇都宮線の中距離電車から乗り換えたらしいスーツ姿のビジネスマンが何人か乗り合わせていたのですが、彼らは矢板と野崎の両駅で下車していきました。矢板市はシャープの企業城下町、野崎駅も東芝や富士通といった企業の工場が入居する大田原市の工業団地の最寄り駅ということで、ビジネス利用も多いとのことです。矢板駅前にはシャープのロゴの看板がでかでかと掲げられていましたが、かつては町の誇りだったはずのこの会社も今となっては……。

 やがて左手の車窓には那須連山が間近に眺められるようになりますが、同時に東北新幹線の高架がぴったり並走するようになり、視界を遮られてがっかり。駅名にも西那須野・那須塩原と那須の地名が登場です。

 那須塩原で新幹線からの乗り継ぎ客を若干名迎え入れ、最後の一駅を走って14時00分、終点黒磯に到着です。接続列車の待ち時間が19分あるので、一旦駅の外へ出てみることにします。

 古くからの鉄道の要衝らしく、改札口手前には下の写真のようなサボを使ったモニュメントが設置されていました。この付近のホームには若干傾斜がついているのですが、この写真を撮影している間にバアちゃんの団体旅行者のひとりが目の前でバランスを崩して派手に転ぶというアクシデントが。すぐに立ち上がったので大事には至らなかったようですが、もし大怪我でもされれば目撃者の私も旅行中なのに後味が悪いですからねぇ。今頃都内でキャッキャウフフと遊んでいる母ももう老境に差し掛かっているので、そう遠くない未来のことを考えると他人事とは済ませられず頭が痛いです。


151005_04_06


 黒磯駅コンコースと……


151005_04_07

151005_04_08


 駅舎の外観です。東北新幹線が駅舎の真上を通過しているため、駅舎の中にいると時折地鳴りのような響きとともに新幹線が駆け抜けていくのが分かります。


151005_04_09


 鄙びた駅前の風景。黒磯は鉄道クラスタの人間にとっては超A級の知名度を誇るものの、「○○町黒磯」という風な単なる一地区名だとずっと思い込んでおり、ずばり黒磯市と名乗る自治体が存在したというのは恥ずかしながら知りませんでした(2005年に周辺の自治体と合併し、現在は那須塩原市)。実際の栃木県と福島県の県境はまだ十数キロ先の豊原駅-白坂駅間となりますが、鉄道旅行者にとってはやはり黒磯こそが関東と東北を分かつ永遠のバウンダリーです。


151005_04_10

151005_04_11


 郡山行き列車の出発ホームへ移動し、駅構内の様子を観察。黒磯駅は日本でも最後となった地上切替方式による交直セクションが設けられている駅で、レールの配線もさることながら上空を通る架線の方も複雑怪奇に絡み合っています。


151005_04_12

151005_04_13

151005_04_14


 こちらはコンテナ列車の機関車付け替え作業の様子。直流電気機関車のEF210形が外され、交直両用電気機関車のEH500形に交換されるところです。地上切替方式のメリットは直流専用機関車と交流専用機関車のリレーが可能なことにありますが、近年は黒磯以北の運用がEH500に置き換えられていることから維持コストを掛けてまで設備を残す必要性もなくなり、2017年度中をめどに交直セクションを黒磯駅-高久駅間へ移設する工事が順次進められています。


151005_04_16

151005_04_15


 次回は郡山へ。

(2015.10.05)


« 京阪電車『ファミリーレールフェア2015』に行ってきました・その3 | トップページ | 15/10/05 (5)東北本線(黒磯→郡山) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224041/62495981

この記事へのトラックバック一覧です: 15/10/05 (4)宇都宮線(宇都宮→黒磯):

« 京阪電車『ファミリーレールフェア2015』に行ってきました・その3 | トップページ | 15/10/05 (5)東北本線(黒磯→郡山) »

スポンサーリンク

Blog内検索

Amazonでお買い物しませんか?

無料ブログはココログ