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2015.10.25

15/10/05 (6)磐越西線Part1(郡山→会津若松)

 それでは磐越西線(ばんえつさいせん)に乗車して、本日の宿泊地である会津若松へ向かうことにします。
 乗り場は新幹線ホームから最も近い1番ホーム。会津地方の郷土玩具である赤べこをモチーフにしたマスコットキャラ、『あかべぇ』が乗り場へと導いてくれます。鹿部…もとい、会津はこっちだ!


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磐越西線快速 郡山(15:46)→会津若松(16:52)

 快速会津若松行きとして待っていた車両は719系。3扉セミクロスシート車ですが、クロス部分は4人掛けのボックスシートを2人掛けのシートが集団見合い式ではさみ込むという独特の配置になっています。この車両もあかべぇのラッピングバージョン。いい加減ゆるキャラや萌えキャラには食傷気味なので、こういった昔ながらのマスコットにはほっこりします。


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 ちなみに私が乗ってきた東北本線下り普通列車からの接続時間は25分とやや長め。とすれば東京方面からの新幹線との接続に最適化してあるのかなと思いきや、東京発<やまびこ・つばさ141号>からは28分と寧ろ長く、仙台・山形発の<やまびこ・つばさ144号>からも17分と今ひとつ微妙なところ。磐越西線は単線ですし、全方位的にニーズを充足させるようなダイヤはなかなか組みづらいのでしょう。

 というわけで上下の東北新幹線の接続を受けて会津地方との連絡を担う都市間列車なので、両数も最長6両(この電車は4両)と比較的長編成。今春のダイヤ改正までは元東武線直通特急用としてアコモ改善された485系電車が<あいづライナー>を名乗る快速列車として運行されており、所謂「乗り得列車」だったのですが、しかしながら485系なので流石に寄る年波には勝てず。車両の老朽化を理由に運用を終了し、現在はこのような近郊型電車による運行となっています。とはいえ快速だけでなく各駅停車も1時間ヘッドの中に組み込まれているわけなので、今回は乗り継ぎプランに上手いこと快速列車が填まっただけでも良しとしましょう。快速の標準停車駅は磐梯熱海・猪苗代・磐梯町で、この列車はさらに喜久田にも停車。郡山-会津若松間で途中13駅(うち1駅は営業休止中の臨時駅)中の4駅のみ停車と、都市間列車らしく速達性を重視したダイヤになっています。尤も、郡山-会津若松間には磐越自動車道経由の高速バスが概ね30分間隔で運行されており、両都市の中心部を直結するなど利便性も上回るため、鉄道の方は完全に守勢に回っているのが現状です。

 これから観光で会津へ向かうにはちょっと遅い時間なので、車内は買い物帰りのような用務客が中心。各座席に1人ずつという程度の余裕のある乗車率です。私は進行方向向きの2人掛け席に陣取ることに。ちょっと足元が狭いのですが、シートそのものはそれなりにクッション性があり、Eナントカシリーズのシートよりも好印象です。着席前に右と左、どちらがいいかなと考えましたが、下調べによると進行方向右側ならば会津磐梯山が望めるようなので、右側席で。走り始めてみれば今の時間だと直射日光が射し込まない側だったので、一石二鳥でした。

 郡山を拠点に活動する『GReeeeN』の楽曲の発車メロディに見送られて郡山駅を発車すると、すぐに左カーブを切って東北新幹線の高架をアンダークロス。市街地の北側を進んでいき、郡山駅から7.9km、田園地帯との境目辺りにある喜久田で最初の停車です。市街地を貫く区間としては駅間距離が長いのですが、2017年春には中間付近に新駅が設置される予定で、先月「郡山富田」という正式な駅名も発表されました。

 この駅を出るとしばらく稲穂が頭を垂れる田園風景の中を行きますが、その向こうには特徴的な山容が目を引く山が(下1枚目の写真)。方角的に恐らく安達太良山(あだたらやま)と思われるのですが……。合ってますよね?>地元の方


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 郡山盆地から山間部へ入る手前の磐梯熱海が次の停車駅。伊豆半島にある熱海と同様に、郡山の奥座敷として知られる温泉地です。実際に12世紀末にこの地の領主となった人物が熱海出身であったことが地名の由来になっているとか。この駅で郡山行きの普通列車と行き違いますが、当方の列車とは対照的に6両編成にも拘らず座席がほぼ埋まっているという高乗車率。郡山で新幹線に乗り継げば午後5時台に大宮・上野・東京へ到着できるので、昼過ぎまで会津で遊んでから帰京するにはぴったりの列車なのでしょう。


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 この後は山越え区間を経て、列車は猪苗代盆地へ。盆地に出てすぐに「猪苗代湖畔」という臨時駅があり、この付近で車窓からもほんの一瞬だけ猪苗代湖が見えるらしいのですが、湖側とは逆の右側に座っていたため、残念ながら見逃してしまいました。この先は湖とは少し距離を取って進むので、車窓から眺めているだけだと湖北岸付近を走っているのには気が付かないままです。


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 その猪苗代湖の見逃しを補ってなお余ったのが、快晴&ド順光という最高の条件でもってその姿を現した会津磐梯山でした。紅葉シーズンにはまだ少し早いものの、たわわに実った稲穂とのコラボレーションという「THE 日本の秋」を実感させる秀景に、旅する悦びをひしひしと。


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 猪苗代盆地の中心地である猪苗代、そして会津盆地へ向けて続く斜面の勾配を緩和するためのグネグネカーブを経由して磐梯町に停車。この駅でも郡山行き普通との交換を行いましたが、一本前の列車とは違って乗車率は低めでした。


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 更に勾配を下って会津盆地の東端に降り立つと、終点会津若松へ向けてラストスパート。


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 西の空が赤みを帯び始めた16時52分、会津若松に到着しました。郡山からの所要時間は1時間06分。特急型車両に乗れなかったのは心残りでしたが、近郊型車両の乗車時間としては丁度いい位でした。


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 明日の朝、再びこの駅から新潟へ向けて旅立つのですが、今日のところは宿へ向かうとしましょう。

(2015.10.05)


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