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2015.10.27

15/10/06 (1)鶴ヶ城は霧の中

 会津若松で目覚める朝。天気予報によると今日も朝から一日中晴れるようなのですが、カーテンを開けてみると辺り一面に霧が立ち込めていました。どうやらこの季節、会津盆地には霧が発生しやすいようですね。そういえば昨日の夜に窓の外を見ても明かりがほとんど確認できず真っ暗で、本当にここは街の真ん中なのか?と疑ってしまったのですが、朝こうして改めて見てみるとちゃんと市街地が広がっていて安心?です。


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▲部屋の窓からの眺望。電線多すぎやろ……



 さて、今日は9時53分発の列車で会津若松を発ってしまうので、それまでの2時間強の時間で市内を散策しなければなりません。白虎隊士の墓がある飯盛山へはちょっと足を延ばしている時間はないので、ホテルから徒歩圏内にある鶴ヶ城(若松城)と七日町通りをサラっと歩いてみることにしました。

 まずは6時半から開いている食堂で朝ごはん。さすがに豪華さはないものの、由緒正しきニッポンの朝食という感じ。生卵は頼めばその場で目玉焼きや玉子焼きにしてくれるという細やかな配慮がうれしいです。素泊まりにプラス500円でこれならば、そのへんの牛丼屋で朝定食を頼むよりもCPはずっと上ですね。ちなみに私は関西人らしく、納豆は大嫌いです。


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 鶴ヶ城へは、神明通りの延長線上をまっすぐ南下して徒歩10分といったところ。アーケード商店街を外れた瞬間から早くも景色が郊外然としてきました。南東北の内陸部とあって10月上旬でも朝方は結構冷え込むため、私も重ね着をして出てきました。


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 通り沿いにいくつか学校があるためか、道すがら『歴史発見 城下町へ行こう!』でも紹介されていた「あいづっこ宣言」が書かれた看板を見かけました。即座に『八重の桜』の綾瀬はるかの声で、「ならぬことはならぬものです」と脳内再生されましたね。元ネタである什の掟は現代からみると不合理性を含有しており時代錯誤ではありますが、こちらは子供向けに普通にマイルドな表現になっていました。内容については概ね同意ではあるものの、ただ一つだけ、「年上を敬います」の部分だけは断固として承服しかねる(笑)。あ、「がまんをします」もシチュエーションによっては害悪かな?


 鶴ヶ城の北西端に到着すると、街じゅうに立ち込める霧に加えてお堀の水面にも湯気(蒸気霧)が発生していました。なにぶんボキャブラリーが貧困なもので、こういう場合にどう感動を表現したらいいのか分からないのですが、とりあえず「幻想的」とでも。


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 西側から天守閣へ向かいます。


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 ……の途中に、『八重の桜』関連のイベントで綾瀬はるかが植樹したという桜の苗木が。ここは福島県で最も内陸側の会津地方なので、復興云々と言われてもあまりピンと来ないのですが…。浜通りの津波はともかく、福一なんて100%人災ですし。


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 こちらが鶴ヶ城の天守閣です。もちろん現存天守ではなく、1965(昭和40)年に再建されたもの。今年2015年は天守閣再建から50周年という節目の年となっています。開城は午前8時30分とまだ1時間以上あるので、今回の訪問では外観を眺めるだけです。


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 表門を通って、本丸の方へ。


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 本丸跡です。2日前に訪れた江戸城は観光客だらけでしたが、今日は早朝とあって人影といえば犬の散歩に来ている地元民くらいなもので、松尾芭蕉が言うところの「この道や 行く人なしに 秋の暮れ」の心境です。しみじみと、そして最高にハッピー。


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 こちらは「荒城の月」の詩碑。同曲の歌詞が仙台の青葉城をモチーフに作られていることは有名ですが、ここ鶴ヶ城もそうだということが作詞者の土井晩翠本人によって明言されており、詩碑の除幕式には本人も参列しています。


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 こちらは「御三階(おさんがい)」という、本丸内にあった高楼建築の跡地だそうです。


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 あとは天守閣を色々なアングルで。


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 城内をぐるっと一周したら、北側から下城することにします。


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 北側から見るお堀。今の時間は車や観光バスの出入りもなく、静かでいいです。


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 あとは観光地らしく「シルクロード文明館」なる観光施設があったり、


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 こちらは逆に観光地“らしくなく”、よりによってお城のほぼ敷地内という場所にラブホがそびえていたり。観光客がガンガン通る道に、これ以上の醜悪さはない最凶センスの建物。……これは「あいづっこ宣言」で言うところの「ごめんなさい」事案でしょう……。


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 次回は街の中を散策します。

(2015.10.06)


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