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2016.09.14

16/09/05 (1)僕らが旅に出る理由(それは業務)

 いつものことではありますが、微妙に忘れられた頃に、また連載の開始です。

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 昨秋に書いた旅行記の冒頭で、親戚に会いに行く新幹線の車中で訃報に接したというエピソードの話をしたのですが、今年の夏、今度は伯父を見送ることになりました。昨年の親戚と比べれば血縁上は1親等分近いとはいえ、色々と込み入った事情があって私と生前に会話をした回数は2桁にも満たないという殆ど他人同士のような関係だったため、亡くなったところで心の針は1ミリたりとも動かなかったわけですが……。

 で、生涯独身で子供も残していなかったので、死後の諸々の手続きは老人ホームへ入居中の祖母に代わって妹である私の母の一手に担わされるという、甚だ迷惑な話でありまして。自宅は同じ市内にあったので書類集めについては容易だったのですが、厄介なことに札幌にも別荘として使っているマンションがあり、そちらでの遺品整理のためにどうしても渡道する必要が出てきてしまいました。私も出来ることは分担して手続きを進めてきたとはいえ、こちらでの作業に悩殺されること約1ヶ月。独身貴族らしく有難いことに少なからぬ資産を遺してくれたため、せっかくの北海道、こうなりゃ「手数料」としてお金を使わせてもらい、仕事ついでに慰労を兼ねてアーリーオータムバケーションじゃい!と、急遽1週間前後の日程で旅に出ることになったというわけです。ただでさえ旅行期間が長いのに終わってみれば今回はいつも以上に中身が濃すぎて、“撮れ高”が凄まじいことになってしまいましたが。一言で表現するならば、「トラブル皆無・ハプニングたっぷり」、でしょうか。このネタで冬の始まりくらいまで引っ張ることにしましょう。



 午前4時。LCCユーザーの朝は早い――〔半年ぶりn度目〕 ということで、札幌までの飛行機はやっぱりLCCです。

 例の私鉄では日本一早い始発列車で梅田へ出て、新阪急ホテル5時05分発の関西空港行きリムジンバスへ乗車します。思っていた通り、補助席も幾つか使うほどの高乗車率。この便の関空到着は通常のT1→T2の順ではなく、最初に第2ターミナルへ寄ってから第1ターミナルが終着となります。Peach利用客にとっては便利な便ではありますが、我々も含めて4割ほどがT1まで乗り通していました。


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 今回利用するのはジェットスター・ジャパンなので、第1ターミナルからの出発となります。ジェットスターはウェブチェックインが可能なため、ターミナルビルのミスドで朝食を仕入れたらセルフプリントのボーディングパスを片手に、保安検査を抜けて搭乗口へ直行です。


GK153 大阪関西(07:00) → 札幌新千歳(08:55) ※4分早着


 搭乗口の212番ゲートへはエスカレーターで1階へ降りることに。というわけで関空T1では初体験となるバス連絡でした。


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 座席は横並びの15A・15B。昨年、成田から関空へ乗った際にはウェブチェックイン時に空席から無料で好きな席を選ぶことが出来たのですが、今はその制度はなくなり、Peachと同様に事前座席指定をしていなければチェックイン時に勝手に座席を割り振られるようになってしまいました。あれがジェットスターの利点だったんですけどね……。今回はチェックインが6番目・7番目と早かったため、こうして横並びの席を取得することができました。ちなみにチェックイン順は券面にある「シークエンス番号(Seq)」という項目で確認が可能です。これ豆ね(笑)。


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 乗客の集まりが良かったため、定刻よりも数分早く飛行機が動き出しました。空港到着から飛行機出発まで同じ場所にジッとしている時間がほとんどなく、これまでの人生で数百回飛行機に乗ったうち、最も慌しく感じた出発でした。


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 毎度のことながら、関空を離陸してもすぐに目的地の方角へ機首を向けるわけではありません。離陸したばかりの関空を眼下に望んだかと思えば、何故か左側の機窓から淡路島や神戸市街が見えたりと、いつもにも増して複雑なルートを辿っていた模様です。


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 そして高度3万フィートを順調に飛行。トイレに立ったついでに機内をざっと見通してみましたが、搭乗率は見事にほぼ100%という大入りでした。


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 1時間20分も飛べば、もうそこは北の大地。天気予報によると今日は全道的に空模様はよろしくないようで、着陸態勢に入って機がかなり高度を下げても、窓の外には地平線の彼方まで雲海が広がっています。下の写真はその雲海からポコンと顔を出している、蝦夷富士こと羊蹄山。尤も、今現在九州でノロノロと停滞中の台風が飛行機の運航に影響を及ぼしていた可能性も大だったため、こうして予定通りに出発できただけでも幸運と考えるべきでしょう。


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 本当に天気がイマイチらしく、低く垂れ込める雲に視界を阻まれ、着陸寸前まで地上が見えなかったのでした。


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 機体が停止したのは定刻より4分早い、8時51分。……だったのですが、なんと新千歳空港でも沖止めでバス連絡となったのでした。これもLCCの悲哀なり。何台かのバスに分乗してターミナルビルへ向かうのですが、あ、コレ、私の前で列が切られるパターンか?と確信に近い予想をしていたら、やっぱりそうなってしまったのでした。今回の旅でも滾るぜ、ESP。


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 飛行機からターミナルビルへは直線距離ではすぐなのにクネクネと走り回り、降機から10分くらい掛かってようやく到着ロビーへ。それでもこうして9時過ぎには北海道の土を踏んでいるのですから、午前3時起床という早立ちスケジュールも悪くありません。


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 今回は基本的に母との二人旅なのですが、序盤の1日目と2日目は東京在住の妹(身内の私が言うのもナンですが、美人)が合流し、3人での賑やかな旅となります。あとは自分ひとりの時間が作れるかどうかですが、まだ今の時点では何とも言えず、です。

 そんなわけで、9時40分着の成田発GK105便に乗ってくる妹を到着ロビーで待つことに。こちらの便も定刻での到着となりましたが、こっちも沖止めだったらしく、到着案内に「到着済み」の表示が出てから実際に乗客がゾロゾロと到着ロビーへ出てくるまでに15分近くのラグがあったのでした。

 伯父の葬儀以来1ヶ月ぶりの再会となる妹を出迎え、積もる話もそこそこにレストラン街へ向けて歩き出します。妹曰く、キャリーバッグの重さが7kgを超えており、成田で追加料金を取られたのだとか。実は私の荷物も街歩き用のショルダーバッグと合わせると1.5kgほどオーバーしていて、もし関空で重量計測があればキャリーバッグを札幌のホテルに送ってしまって身軽な母に(文字通り)肩代わりしてもらおうと画策していたのですが、今回は検査は無し。こうして毎回ではなく抜き打ち的に計測を行っているので、一見ベラボーに高いように思える当日料金も、期待値としてはそれほどでもない、という見方もあるかもしれません。こういった“テクニック”を駆使するというのも旅の楽しみのうち!?

 というわけで、まだ何日になるかは未定ではありますが、ともあれ長旅のスタートです。

(2016.09.05)


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