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2016.09.25

16/09/06 (5)彷徨の果てに待つグルメ -二種の時間軸ソースで-

 狸小路商店街の散策を終え、創成川を挟んだところにある「二条市場」に到着です。



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▲(2枚)二条市場の様子


 場内に所狭しと並ぶ、北海道産の海産物や農産物。そろそろ母妹も買い物を終えた頃では……と、とりあえず市場内を歩いて探してみます。

 しかしですね。かつては「札幌市民の台所」なんて呼ばれた時代もあったようなのですが、京都の錦市場あたりと同様に、今となっては完全に観光地として俗化されてしまっていまして。店の前を通る度に店員に呼び込みをかけられることになり、率直なところ鬱陶しくて仕方がないです。店内に2人がいないかどうか覗き込んでいるぶん、余計に購買意欲があるのではないかと勘違いされる羽目に。一巡しましたが結局姿が見当たらなかったので、電話をかけて正確な位置を教えてもらうことにしたのでした。もう二度も三度も通りたくないですし(苦笑)。

 難なく合流に成功。やはり2人も呼び込みに辟易し、何も買わずに終わったとのことです。母は札幌在住時代に何度も訪れたことがあったらしいのですが、私と妹は今回が初めて。というわけであくまでも経験の一つとして、無駄足ではなかったということで。ま、印象は良くなかったので弊Blogの行程表からは地名ごと抹消しておきますがw。

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 さて、今日のランチは札幌駅近くにあるフレンチレストランでいただく予定です。二条市場からも徒歩圏内なので(というか札幌の中心市街地自体がコンパクト)、今し方歩いた狸小路商店街を3人で西方向へ戻りつつ向かうことにしました。

 私単独ならば雰囲気だけ味わいつつササっと歩くだけなのですが、さすがに女子2人を引き連れていると、アッチへコッチへと道草の回数が桁違い。本来は5丁目と6丁目の間より北上へ切り替えるのが最短ルートだったのですが、猪突猛進、7丁目の端っこまで来てしまいました。

 結果、大通公園まで私の辿ったルートを逆方向へなぞる形に。今度は大通公園内を7丁目から5丁目へ戻るのですが、またまた女子どもが何も考えずに歩いたお蔭で、1ブロック通り過ぎてしまうことに。この辺りで60代女子が「まだ着かないのー?」とぶーたれ始めました。ああ、着かねえよ。遠回りしたからな!!annoy

 かくして母のケツを叩きながらの“死の行軍”となりましたが、どうにか赤レンガ庁舎まで辿り着いたならば目的地はもう目と鼻の先。レストランの入居している『六花亭 札幌本店』に到着したのは二条市場を出発して実に1時間半後、午後1時前のことでありました。ちなみにまっすぐ歩けば20分1.7km(Googleマップによる)と、大した距離ではありません。

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 六花亭ビル9Fのカジュアルフレンチレストラン、『Moliere Cafe 降っても晴れても』へ。ミシュランの三ツ星シェフの味が気軽にたのしめる、人気のレストランです。


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 窓際の席からは、手稲山を筆頭に札幌の西方向の景色が一望の下です。


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 我々はサラダ・メイン・デザート・ドリンクの計4点からなる2,600円のランチコースをオーダー。メインは3種類(レギュラー1種+日替わり2種)から選択可能なので、3人で1種類ずつ頼むことにしました。


 一皿目、「モリエールのサラダ」。温泉卵を溶かしたドレッシングでいただきます。なんか見たことのない野菜がいっぱい入ってまして、まず見た目が美しく、そして複雑な風味でございました。味のハーブ園や~、てな感じで。


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 二皿目のメインディッシュはレギュラーメニューの「牛肉の赤ワイン煮」、そして今日の日替わりである「サーモンのクリビヤック」「クネル グラタン」の3種から選択。私がチョイスしたのはこちらの「サーモンのクリビヤック」です。フランスの伝統料理なのですが、米・サーモン・ほうれん草・卵をクレープで包み、さらにその上からブリオッシュ生地で包んで焼く…という、相当手間の掛かった料理です。もともとはロシアの宮廷料理だったとのことで、フレンチなのにお米を用いるというのが興味深かったですね。


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 デザートはハスカップソースのかかったクレームダンジュ。ふわふわとした食感が特徴のチーズケーキです。


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 写真に写っている以外にも、食べている途中で皿へ後乗せしてくれる食材があったりしました。男性の私にとっては量は控えめ、そしてもっとこってりとした味付けのほうが好みではありましたが、女性陣は満足だったようです。ちなみに昨日訪れたモエレ沼公園のガラスのピラミッド内に入居しているフレンチレストランも、ここの系列店なのだそう。私もあの店は気になっていたので、今日ここで味わえて良かったです。

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 食後、ビル1Fにある六花亭のショップを見て回ります。六花亭の人気スイーツである「サクサクパイ」が売られていたので、一本買って3人で試食。カスタードクリームを包んだコルネ状のパイで、賞味期限はわずか3時間という、まさしく現地でしか味わうことのできないご当地スイーツとなっています。

 六花亭といえば、ちょっといい思い出がありまして……。いまはこの札幌本店でもサクサクパイが売られるようになったのですが、かつては六花亭の本拠地である帯広をはじめとした道東地方まで足を延ばさなければ賞味できない品だったため、評判を聞き及んだ私はわざわざ帯広の本店まで行ったことがあるのです。

 しかし到着したのは午後8時前という、閉店時間も迫った頃。当然、人気商品だけにショーケースの中にはお目当てのサクサクパイは見当たらなかったのでした。ある意味自業自得の結果とはいえ店先でションボリしていると、見るに見かねたのか応対してくれた店員さんの口から、

「せっかく遠くからお越しいただいたのにもかかわらず申し訳ないので、代わりといってはなんですが、残っているスイーツの方をぜんぶ差し上げますよ」

と、信じられないお言葉が。ええっ、この何十個も残ってるの全部ですか!? とはいってもとても一人で食べきれる量ではないので、頭をひねりつつ厳選した3種類の洋菓子をいただいて帰ることに。夕食に食べた美味しい豚丼のデザートとして、札幌へ帰る「スーパーおおぞら」のグリーン車内(当時は道内の特急グリーン車が無制限に乗り放題という、豪気なフリーきっぷが存在したのです)にてこれまた車内無料サービスのホットティーを飲みつつ、感謝とともに堪能したのでした。


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▲(3枚)或る冬の夜の思ひ出


 ほわほわほわ~ん(回想から現実へ戻って)。というわけで十数年越しに念願叶って…となったサクサクパイのお味は、実に格別だったのでありました。

 次回は北海道大学へ。

(2016.09.06)


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