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2016.09.26

16/09/06 (6)ポプラ並木に逢いたくて~北海道大学にて~

 ランチの後は、私の希望で札幌駅の北側にある北海道大学を訪れてみることにします。



 JRの高架をくぐったところで、大昔に宿泊したことのあるユースホステルが現在も営業しているのを確認します。昨今は次世代型のカプセルホテルなんかも登場し、スーパー銭湯並みに付帯施設も充実。単に安く泊まるという目的ならば、少なくとも日本国内だとユースホステルを利用する意味はほとんど無くなっています。人との出会いを求めて…という名分もないことはないですが、かといって人間的に魅力のある人がそうそういるわけでもないですし。

 「クラーク会館」の横からキャンパス内へ。歩いてすぐのところにクラーク博士の胸像が立っており、妹は「あ、Boys, be ambitiousの人だ!」と感心していますが、私はやはり“本家”の羊ヶ丘展望台に立つ方でないと満足できませんね。あ、ちなみに羊ヶ丘は未訪問です。展望台としては高さで藻岩山に劣り、景色の雄大さではモエレ沼公園に劣り…と中途半端に思えたので。

 こちらは「古河記念講堂」。北大の前身である札幌農学校時代の1909(明治42)年に竣工した洋風建築で、登録有形文化財にも指定されているとか。私も今回ここへ来て初めてその存在を知ったわけですが。しれっと「こがきねんこうどう」とか読んでいましたし(正しくは「ふるかわ~」)。


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 北大自体が札幌の観光名所のひとつとなっているので、構内最南部エリアに限ってはどう見ても学生や大学の関係者でない人(判断基準は顔つきw)が半数近く、若しくは過半数かも?という印象。母校でなくとも一度は行きたい東大と北大、といったところですね(私も東大が母校になることがほぼ確定していましたが、あの時代、ちょっと色々ありまして…)。


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 さて、今回北大を訪れた唯一の目的と言っていいのは、あの有名なポプラ並木です。クラーク像&古河記念講堂前からは約600m・徒歩で8分と、遠くはないがかといって近くもないという微妙な距離の所にあります。札幌駅北口からだと20分近く掛かるはず。


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 遠いだけに(やっぱ遠いんじゃねぇか)、最南部エリアではあれだけ闊歩していた観光客も、我々の他にここに居るのは中国系の親子連れ3人だけです。昔は車両も通行できたようですが、現在は歩行者のみ立ち入り可。それも手前側の一部区間のみです。


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 既に100年以上の歴史を持ち、昔と変わらぬ姿で屹立しているように見えるポプラ並木ですが、実は台風によって幾度か倒壊の被害を蒙っており、最近では2004年の台風で過半数の木が根元から、あるいは幹だけを残して倒れるという被害を受けています。樹齢の高い木の落枝の危険があるために一部エリアは立ち入り禁止となっていますが、それでもこうして目にすることはできるわけですから、もはや言うことはありません。

 ポプラ並木の横には農場が広がっています。広大なキャンパスだけに、南北方向にするとクラーク像前からはまだ4分の1を歩いて来たに過ぎません。


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 こちらはポプラ並木に隣接する花木園。入口には札幌農学校の二期生、そして後に同校の助教授・教授も務めた新渡戸稲造の胸像が設置されています。今のヤングはかつて五千円札に肖像が描かれていたなんて、もはや伝聞でしか知らないはず(涙を拭いながら)。


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 帰りはキャンパス内を西から東へ横切り、北大東辺を走る「西5丁目樽川通」へ。私一人だけならば北12条駅から地下鉄に乗っていたのですが、今日は初老の母に結構な距離を歩かせてしまったため、タクシーで一旦ホテルへ戻って体力を回復してもらうことに。札幌都心部には尋常でない台数のタクシーが走り回っており、大通り沿いならば早朝・深夜でない限り、3分以内には流しのタクシーを捕まえることが出来るでしょう。とはいえその裏には過当競争が存在するわけで、都市インフラとして決して健全な状態とは言い難いわけですが。

 改称したばかりなのでホテルマイステイズ札幌中島公園では通じず、KITA HOTELと告げると「ああ、了解です」。走行ルートは地元の方にお任せということで、最速となる創成川通を南下します。碁盤の目状の札幌都心部の道路、この道がなぜ最速なのかというと、最近「創成トンネル」というバイパス道路が開通し、緯度で言えば札幌駅の南側(赤レンガ庁舎付近)からすすきのまでの約1kmの区間、交差する通りを一気にアンダーパスできるようになったのです。先刻訪れた二条市場も、いつの間にかトンネルで通過。それにしても札幌の車(タクシーに限らず自家用車も)の運転は荒いですね……。今回乗車したのはちょっと旧型の車だったので、速度が上がるにつれてサスペンションが跳ねる跳ねる。信号のない創成トンネル内はまるで高速道路を走っているような錯覚に陥るところでした。関西のドライバーは気違いで有名ですが(断言)、こなた札幌/北海道も違うベクトルでちょっとヤバい感じです。

 午後3時半頃にホテルの部屋へ戻り、夕方からの再活動に備えて少しばかり昼寝。次回は妹と共に過ごす最後の夜、です。

(2016.09.06)


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