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2016.10.14

16/09/08 (4)阿寒湖は今日も寒かった

 オンネトーから阿寒湖畔へ移動します。路線バスだと約30分の道のりですが、自家用車ならばせいぜい20分程度。そのちょうど中間あたりで足寄町から釧路市へ入ります。札幌からだと非常に遠いイメージのある釧路ですが、2005年の阿寒町・音別町との合併により市域が大きく西へ拡がったためか、以前よりもぐっと近く感じたのでありました。道東道全通前の日勝峠越えを余儀なくされた時代からすると尚更なのでしょう。



 阿寒湖畔の温泉街に到着。湖を見にいく前に、まずは温泉街の西端にある『アイヌコタン』に立ち寄ることにします。ここは道内最大のアイヌ集落なのだとか。


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 集落というからには勿論定住地であるわけですが、我々観光客にとってはアイヌの民芸品店の並ぶ商店街です。


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 せっかく来たので、私はこちらのエゾシカの角を彫って作ったペーパーナイフ(期間限定の特価品!)を購入。今読んでいる『ゴールデンカムイ』というコミック作品の中でヒロインのアシリパさんが話していた、「アイヌの男は好きな女に自分で彫ったマキリ(小刀)を贈る 女はその出来栄えで男の生活力を量るんだ」という台詞が印象に残っており、それに類するものを…という理由で選んだというわけです。ちなみに肝心の実用性(=切れ味)は「………」でした。ま、旅の思い出の品なのでそちらの方は二の次ということで(笑)。


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 商店街を抜けて奥の方へも。国の重要無形文化財にも指定されているアイヌの古式舞踊を鑑賞できるシアターもあります。


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 「阿寒湖アイヌ生活館」という、明治期に同化政策がはじまる以前のアイヌの人々の暮らしぶりを再現したミニ博物館を見学。とりあえず、冬は死ぬほど寒そうだな、というのが第一の感想です。嗚呼、粉ミカン。上述のコミックのヒットもあって(くれぐれも実写化されませんように)巷間ではアイヌ文化への関心が高まりつつあり、私もまた興味深く拝見したのでした。ちなみに入館料は任意の額なので、ふたり合わせて200円を支払っておきました。


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▲左端の家が阿寒湖アイヌ生活館


 続いてはホテルや旅館が立ち並ぶ中を通って温泉街の東端へ。ここにある第一駐車場(一回410円)に車を停め、『阿寒湖畔エコミュージアムセンター』を訪れてみます。


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▲阿寒湖畔エコミュージアムセンター・外観


 ここでのお目当ては…… やっぱりコレだけは外せない、阿寒湖名物のマリモです。湖に繁殖した水草が回転運動を抑制してその生育を妨げるなど、環境の悪化により絶滅の危機に瀕していると言われている天然のマリモですが、先月北海道へ上陸した台風7号が湖底に堆積していた水草を一掃した結果、生育環境が劇的に改善した、というニュースを当記事執筆の2日前に読みました。オレの超能力も偶には役に立つじゃん。


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 で、マリモといえばレールファン的には「まりもっこり」でも「ほっしゅほっしゅ!」でもなく、夜行列車の<まりも>号に思いを致すところですが…。私も一度下り列車に乗車したことがありますが、釧路で根室行きの始発便に接続し、朝一番で納沙布岬を訪れるのに便利な列車でした。こちらの方は2008年に定期運転を終了し、本当に“絶滅”してしまいましたが。

 このセンターから延びる遊歩道の先には「ボッケ(泥火山)」という観光スポットがあるのですが、現在午後4時とちょっと遅い時刻なのでこちらは省略。湖畔へ向けて歩いていきます。

 湖畔にて。うーむ…… これは下の中レベルで冴えない景色だぞ……。ここからは遊覧船が運航されているのですが、今日は正直タダでも乗りたくないですね。いかにも寒々しい風景ですが、実際に9月上旬であることを忘れそうなほどに寒かったです。


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 ああ寒い!早いトコあったかい温泉に浸かりたい!ということで、湖畔滞在もそこそこに本日の宿泊地へ向かうことにしました。当初はこの阿寒湖畔のホテルでの宿泊を考えていたのですが、どの施設も夕食がことごとくバイキングなんですよね。我々はテーブルサービスの方が好きなので(私ももうドカ食いするような年齢ではないですしw)、温泉街からはちょっと離れたリゾートホテルがそちらの形式で提供してるため、ドライブ初日はそちらのホテルにすんなりと決定したのでした。

 湖畔からしばらく東へ車を走らせていくと雄阿寒岳の登山口(大きな無料駐車場あり)があるのですが、その傍の橋の上からは湖から流れ出る阿寒川が滝となって流れ落ちていく様子を眺めることができます。


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 この滝に沿って15分ほど歩くと「太郎湖」という小さな湖があり、僅かな距離とはいえ徒歩でしか到達できないためにオンネトーよりは神秘的な佇まいを残しているそうなのですが、今日は時間が遅いし天気も悪いし何より年寄りを連れているし、ということで訪問は断念。これも今回だけで終わらずまた改めてリベンジを期するのだぞという、阿寒国立公園からの再訪を促すメッセージなのでしょう。きっと。

 というわけで、この阿寒川をもう少し下流へ行った畔に建っているのが、今宵のお宿です。

(2016.09.08)


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