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2016.12.08

京都鉄道博物館 その10【2F/運行のしくみII(運転シミュレーター)編】

 本館2F最後は「運転シミュレーター」コーナー。今回の京都鉄道博物館訪問記では入口側から順番にご紹介してきましたが、実際に入館して最初に立ち寄ったのはこのコーナーでした。というのも本博物館のシミュレーター体験は抽選券配布による完全抽選制となっており、なるべく早い時間の方が当選確率も上がると踏んだため。


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▲運転シミュレーターコーナー・全景



 開館30分後の10時30分、先述した昔の駅コーナーに設置されたモニタにて第1回目の当選番号発表。さて結果は……!


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 見事当選!! なお、抽選券発行は入館券1枚につき1回限り。紙の入館券ということで裏に発行済みのスタンプが捺されるため、ズルはできないようになっています。とはいえ親子で訪れたならば、事実上子供の当選確率は2~3倍に跳ね上がるのでしょうが。

 当選した抽選券は、モニタ隣の出札窓口で時間が指定されたカードと引き換えてもらいます。今回は11時40分の回だったので、それまでに1Fの展示の撮影を一通り済ませてから改めてシミュレーターコーナーへ向かいます。

 集合時間となり、スタッフのお姉さんの進行によって運転業務のスタート。大宮の鉄道博物館やリニア・鉄道館(※私はギャラリーとして見物したのみ)では運転する「だけ」だったのですが、ここでは業務そのものを体験するという趣旨でもって点呼から始まります。


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 お姉さん曰く前のほうの回では子供の参加者も多かったようなのですが、この回では全員が大人。まずは呼気にアルコールが含まれていないかどうかのチェックが行われます。参加者のひとりが代表して検知器に息を吹きかけるのですが、本物の運転士に“飲酒運転”の輩は皆無なようにここでもあくまで儀式のようなもの……かと思いきや。普通は緑のランプがつくところが何と黄色のランプが点灯。まぁ、前日の晩のアルコールが抜けきっていない場合もあるでしょうし、それも想定したうえで自己管理をしているプロの運転士ならばともかく、我々シロートにはこんなケースも珍しくなかろうということで(笑)。

 運転体験は新幹線と在来線の2種類からランダムに選ばれます。新幹線はATCに首根っこをがっちり押さえられていて半分自動運転のようなものですし、どちらかといえば在来線のほうがいいなぁ、と考えていましたが。こちらも見事に希望どおり在来線が割り振られたのでした。

 こちらは運転前に配付される運転マニュアル。運転台そのものは見慣れているものの、いざ実際に自分でハンドルを握るとなるとシミュレーターとはいえ緊張してきます。


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 マニュアルの裏面はスタフ(運転時刻表)となっています。6区間分が記載されているのですが、時間の関係で運転できるのは2駅程度です。


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 というわけで223系電車の運転席に着席。なお、どっぷりと運転士気分に浸りたい方のために制服と帽子の貸し出しも行われています。


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 運転するのはCGによる架空の路線。新快速運用ならば最高130km/hで突っ走る223系電車ですが、ここでは駅間2分強ということで80km/hまで上げたら駅まで惰行運転、という感じです。加速→惰行までならばそれこそサルでも出来るという位の簡単な操作なのですが、ニワカ運転士の真価を問われるのは停車の場面。ブレーキを早く掛けすぎると到着時刻が遅れてしまいますし、かといって遅すぎると今度はオーバーランという悪夢が待っているしで、初見の路線で巧くこなそうだなんて最初から考えない方がいいです。やはりというか、1駅目の播磨駅では思うように減速してくれないブレーキに翻弄された挙句、停止位置を通り過ぎるどころかプラットホーム自体を外れてしまうという大オーバーランをやらかしてしまいました。うん…… やっぱり『電車でGO!』とは感覚が全然違うね……(当たり前だ)。

 せめて2区間目はそれなりに格好はつけたいな、ということで、前駅にも増してのしかかるプレッシャーとともに備前駅へ進入します。今度は早目にブレーキを掛けたもののやはり効きは昔やりこんだ電GOのそれとは比べ物にならないほどに悪く(シミュレーターの223系<<<電GOの103系という印象)、最後は常用最大ノッチでもってどうにかプラス1mの範囲に収めることに成功。いや、止めたことは止めたものの、多分車内の立ち客は総崩れだったことでしょう。電GOと運転感覚が異なるのは当然なのですが、ではよりリアル志向のBVEとかと比べたならばどうでしょうかね。こちらの方はやりこむまではプレイしていなかったので。

 というわけで昔取った杵柄は何の役にも立たなかった運転体験なわけですが(苦笑)、大宮の鉄道博物館では順番待ちの列に数十分並ばなければならず、リニア・鉄道館では状況によっては抽選なしで体験できるものの一応有料なので、当選さえすれば無料で体験できる京都鉄道博物館のシミュレーターコーナーは取りあえず抽選に参加しておいて損はないといったところです。尤も、「泣きの一回」のチャンスが期待できる鉄道博物館およびリニア・鉄道館に対し、こちらは一回こっきりというのがちょっともどかしくもありますが。

 次回は京都鉄博編最終回。館内残りのゾーンを一挙に片付けます。

(2016.09.16)


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