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2016.12.09

京都鉄道博物館 その11・終【3F~旧梅小路蒸気機関車館エリア編】

 本館3Fへ。ギャラリー・図書資料室・ホールといった博物館らしい“お堅い”施設もありますが、物見遊山の見学者のお目当てといえば……



 こちらの「スカイテラス」。オープンエアーの展望デッキとなっており、すぐ目の前を走る東海道本線(JR京都線)・山陰本線(嵯峨野線)・東海道新幹線を往来する列車を眺めることができます。


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 これら3路線、それに旅客列車に加えて貨物列車も含めたならば、常に最低一本の列車は視界に入っていると言っても過言ではない賑やかさ。東寺の五重塔をバックに、というThe Kyotoな写真もゲットできます。


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 下の写真のように、在来線列車の京都駅~西大路駅間での在線状況を表示するモニタも設置されています。


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 季節が季節ならばしばらくここで列車を眺めながらボーっとするのもいいのですが、きょうは9月中旬ということでまだまだ最高気温は軽く30度越えという日。残り体力とも相談した結果、この後は旧梅小路蒸気機関車館にちょっと挨拶してから家路につくことに決めたのでした。

 2Fから連絡デッキを辿って旧梅小路蒸気機関車館エリアへ。途中、梅小路運転区に所属する8両の動態保存の蒸気機関車の整備を実施する「SL第2検修庫」の中を覗ける窓がありました。この日はD51形200号機が全般検査を受けているところ。検査と同時に、来たる本線走行へ向けての保安装置等の取り付け作業も行われていました。


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 というわけで、梅小路運転区の扇形車庫と転車台です。昨年8月までは梅小路蒸気機関車館のシンボルでしたが、旧蒸気機関車館の施設はすべて京都鉄道博物館へ引き継がれ、2in1の総合的な鉄道博物館として生まれ変わりました。旧蒸気機関車館から引き継いだSL20両を合わせると、保有車両は53両。もちろん現時点で鉄道保存施設では国内最多の保有車両数となります。


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 「SLスチーム号」も、京都鉄道博物館開館に合わせて新製された客車を従えつつ健在。8年前に訪れた梅小路蒸気機関車館と何一つとして変わらない風景がそこにありました。


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 統合後は1枚の入場券で実質的に2つの博物館を見学できることになったのでお得ではあるのですが、当然のことながら体力・気力が持続したならば…の話。私は梅小路蒸気機関車館は以前に一通り見学済みだったので、エリアをササッと歩いてそのまま出口へ向かったのでした。


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 梅小路蒸気機関車館時代は本館として使われていた旧二条駅駅舎ですが、京都鉄道博物館統合後はここが博物館出口となっています。この館内にも蒸気機関車関連の展示があるので、もし一日で全部回ってやろうという無謀もといチャレンジャーな方がおられましたら、ここの分の時間(&体力)をちょっぴり残しておくことをお勧めします。


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 最後にミュージアムショップ(出口の外にありますが、先述のとおり当日中ならば再入館が可能)を冷やかして、はじめての京都鉄道博物館訪問は終了。旧梅小路蒸気機関車館エリアはほとんど省略しましたが、それでも滞在時間は4時間20分となりました。帰りも205系統の市バスで阪急西院駅へ、そして京都線→宝塚線のルートを利用。京都駅は広いので、阪急沿線住民ならばこの乗り継ぎが一番ラクチンです。


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▲博物館出口の旧二条駅駅舎

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 というわけで鉄道博物館リニア・鉄道館、そしてここ京都鉄道博物館と、日本の“新”三大鉄道博物館行脚もこれにてひとまず完結です。それぞれに個性がまったく異なるので優劣をつけるという話ではありませんが、あえてトップに選ぶのならば大宮の鉄道博物館でしょうか。やはり情景再現という手法が出色だったので。博物館其々の考え方の違いとはいえ、京都鉄道博物館の場合は車内へ入れる車両が殆どないというのが残念ではありました。尤も、同じ梅小路公園内に先行オープンした『市電ひろば』にて展示された京都市電の車内がクソガキとクソ親に蹂躙されるというケースにみられるように、もし京都という「地域性」を鑑みたうえでの判断だとしたら悲しいことではありますが。この点でも車内見学および着席が可能な車両が多い大宮の鉄道博物館の対応は好ましかったですね。こちらも2018年に拡張・リニューアルオープンが控えていますし、真の行脚完結は2年後の夏以降にお預け、ということになりそうです。

(2016.09.16)


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