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2016.12.20

16/10/25 (8)気仙沼温泉でしっぽりと…

 駅を離れる前に駅舎の外観写真を一枚。気仙沼の町へ入ると同時に雨がポツポツ降り出しましたが、もうホテルへ向かうだけなのでここまで持ってくれただけで十分すぎるくらいです。


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▲気仙沼駅・駅舎



 ホテルの送迎車は2名からしか出してくれないので、ぼっち旅の私は駅前で待っていたタクシーに乗ることにします。まぁ、タクシーはタクシーで運転手さんとの会話が面白かったりするので。今回は私が旅行者と見るや、頼む前から3・11で気仙沼を襲った津波の話を交えながらの沿道ガイドをしていただくことに。映画になるほどドラマチックではないかもしれませんが、震災を当事者として体験したひとりひとりが語り部であり、それぞれにかけがえのない物語があるのでしょう。今回の震災を契機に「ダークツーリズム」という用語も身近な存在になりましたが、気さくな運転手さんのお蔭でしんみりすることなく、楽しいプチ・ガイドツアーになったのでした。事のついでに気仙沼でこれだけは食べておくべきというグルメはなんでしょう?と訊ねたところ、「うーん… やっぱりフカヒレでしょうかね…」とのこと。ま、せっかくなので一応考慮には入れておきますか。一応、ね(笑)。

 今夜の宿泊先である『気仙沼プラザホテル』に到着。気仙沼駅は町の中心から少し離れた場所にあるので、タクシーだと運賃は初乗りどころか1,000円近くになります。気仙沼線の鉄道線時代には南気仙沼駅が中心から近かったのですが、県道上への移設後は気仙沼駅とどっこいどっこいの微妙な距離になってしまいました。


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▲気仙沼プラザホテル・玄関(翌朝撮影)


 南三陸町に『南三陸ホテル観洋』という、震災当時避難所として町内の被災者を長期に渡って受け入れたことで有名になった観光ホテルがありますが、ここ気仙沼プラザホテルはその姉妹館となります。このホテルも港のそばの小高い丘の上に建っているため、同様に避難所として活躍したのだとか。タクシーで到着する直前、「ここにいれば今夜津波が来ても大丈夫ですから安心してくださいね!」と言われ、ハハハ…と返すほかなかったです。一番ややこしいタイプの冗談ですよそれは。


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▲(2枚)気仙沼プラザホテル・エントランスホール


 今回宿泊したお部屋はこちら。閑散期とあって朝食付きで税サ込7,560円(+入湯税150円)と案外リーズナブルで、中途半端なビジネスホテルに泊まるよりはこちらの方がいいと思いました。新しい建物ではないものの全館にWi-Fiが設置されており、通信状況も安定。後述しますが翌日の仙台のホテルがそれはそれは酷かったもので…。シングルユースで元々広い部屋が一層広々と使えるため、入った時からもう布団が敷いてありました。


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 荷物を置いたら、さっそくお風呂で旅の汗を流します。部屋にはユニットバスではない独立したバスルームがあるのですが、温泉ホテルへ来ているのですから当然大浴場へ。地下1800メートルから湧出する温泉は海水並みに塩分濃度が高いのが特徴で、ホテルのWebサイトに書いてあった通り、本当に体がプカプカと浮いたのでした。そしてお湯を舐めてみるとこちらも本当にしょっぱい。潔癖のくせにな(笑)。

 そして勿論ここにもあります露天風呂。外はもうとっくに真っ暗になっているのですが、本降りの雨が降っていることだけは雨音で判ります。天気予報によると幸い雨天は今日限りで、明日あさっては晴れで確定のよう。ここからは気仙沼港の様子が一望できるので、夜明け後の楽しみに取っておくことにしましょう。

 夕食は宿泊プランには付いていないので何処かホテル近くのレストランにでも食べに行こうかと考えていたのですが、生憎このザーザー雨なので傘を差してウロウロするのも面倒臭くなり、ホテル内のレストランで手を打つことにしたのでした。


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 オーダーしたのはお店の名前を冠した『海舟御膳(税込2,700円)』です。お造りや天ぷらなどわりとオーソドックスなメニューが並ぶ中、メインを張るのは「ハーモニカ」と呼ばれるメカジキの背びれの付け根にある希少部位の煮物(下の写真2枚目)。ヒラメやカレイで言えばエンガワの部分にあたります。見た目が楽器のハーモニカに似ていることから名付けられているのですが、骨の間の肉をこそぐので可食部は少ないものの、脂がたっぷりと乗っていました。フカヒレはまだ口にするかどうか分かりませんが、このハーモニカも気仙沼を代表する名物食材なので、これでひとまずは気仙沼へ行って来たぞ、と胸を張っていいでしょうね。


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 ディナーを済ませたら、部屋へ帰ってゆっくり寛ぐことに。10月下旬の東北ならば夜はそれなりに冷え込むかと思いきや、いったん暖房をかけるもののすぐに暑くなって止めるくらいに意外と暖かかったのでした。

 朝一番のLCCで発つとその後の旅も自動的に早寝早起きになってしまうので、デジカメ写真の整理やネットで明日の行先の予習などを行っていれば、就寝時刻まではあっという間。明日は気仙沼の街、そして三陸の代名詞であるリアス式海岸をじっくりと満喫します。

今日の歩数カウント:13,867歩

(2016.10.25)


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