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2016.12.26

16/10/26 (4)唐桑半島 その2【半造】

 巨釜から半造へは遊歩道が通じているのですが、震災の影響なのか現在は土砂崩れのために通行止めとなっているため、車道をV字形に大回りすることに。8時の時点で既に高かった気温は順調に上昇しており、一旦海岸近くまで降りておきながらまた駐車場まで登り直さなければならないことも相まって、体力的・心理的の両面で負担がかかります。



 半造の駐車場の手前にちょっとした展望台があったので、ここから巨釜を撮影。ご覧の通り、互いの距離はこの通りの近さです。暑さはちょっと堪えるものの天気の方は素晴らしく、まるで絵はがきのような風景が目の前に広がっているのが嬉しいところ。


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 半造の駐車場には結構な台数の車が停まっていたのですが、観光客の車にしては無人だった巨釜に対してアンバランスすぎやしないか…?と訝しんでいたら、実は「半造園地」という広場でゲートボールに勤しんでいる老年の方々のものだったのでした。

 こちらでも駐車場から海岸へ向けて坂を下っていきます。やっぱりというか、こちらにも観光客は一人もいません。


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 半造には巨釜の折石のような印象的なランドマークはないのですが、巨釜以上にワイルドな大理石の造形が見どころとなっています。名称について手元のガイドブックには水産資源が豊富だったこの土地にちなんで「繁盛」が転じたもの、という説明がありました。一応「トンネル岩」「潮吹岩」「トド岩」といった名前のついた岩もあるのですが、正直どれがどれだかよく分からなかったので。一つだけ「東風穴(こちあな)」という場所だけは近寄ると異様な音がしているので、一目瞭然ならぬ一“聞”瞭然です。


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 巨釜・半造の対岸に見えるのは、陸前高田市に属する広田半島です。


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 ここには半造園地の周りを一周する形で散策路が設けられているのですが、半周くらいしたところでちょうど胸の高さに大きなクモの巣が道を塞ぐようにして張られており、接近するまで気づかずあと30センチくらいで直撃するところでした。確かに今風の観光地ではないのですが、それにしては最近人が立ち入った形跡が殆どないという、そこそこあるはずの知名度に反して想像を遥かに上回るひと気の少なさ(というか無人)に驚いたのでした。他の方の旅行記をちょっと検索してみたところ閑散期どころか観光シーズンも、もっと言えば震災の前からこんなものだったみたいですね。ま、私にとっては誰も居ないというのは寧ろ願ったり叶ったりなのですが。

 ここから唐桑半島のもう一つの目的地である御崎(おさき)までは「御崎欠浜探勝歩道」という海岸沿いを通る延長約5.4kmの遊歩道で行くことも出来るため、予定ではこの遊歩道を歩くことになっていたのですが。今日のこの暑さにポンポンのコンディション、そして上のクモの巣の件から窺われるように遊歩道の整備状況には大いに不安が残る…という3点により、今回はキッパリ諦めてこのまま巨釜半造入口バス停まで戻ることにしたのでした。とはいえこうやって諦めるのも勇気のうちですからね。幸いタブレットにDLしてきたバスの時刻表を見ると、今から向かえばそれほど待たずに御崎行きのバスをつかまえることが出来るようです。


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▲御崎欠浜探勝歩道の案内板。この古さが更なる不安を掻き立てる…


 というわけで自動販売機で購入したポカリスエットで水分・塩分補給を怠りなくこなしつつ、起伏の多い道をまた15分歩いてバス停まで戻ります。バス停に到着する直前、気仙沼プラザホテルのバスが老人会?の人々を乗せて巨釜・半造方面へ向かっていくのを目にしましたが、あの坂の往復は年寄りにはちょっとキツいかもよ…?


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▲巨釜半造入口バス停から御崎方向を望んで


ミヤコーバス 巨釜半造入口(11:08) → 御崎(11:23)


 気仙沼へ帰ったあとの予定をネット検索を交えながら練っていると、バス停での二十数分の待ち時間もすぐに過ぎていきます。

 今度はほぼ定刻通りにバスが到着しました。相変わらずのアップダウンとしばしば現れる狭い道。こちらも15分と短いながらもなかなか“濃い”コースです。


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 私一人だけを乗せ、バスは終点御崎に到着。距離は4.5km程度ながらも運賃は350円と、この乗客の少なさでは致し方ないもののこちらもなかなか…なのでした。

 次回は御崎にて。

(2016.10.26)


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