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2016.12.25

16/10/26 (3)唐桑半島 その1【巨釜】

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▲巨釜半造入口バス停


 まずは唐桑半島一つ目のスポット、巨釜・半造(おおがま・はんぞう)へ。最寄りのバス停は名前に入口と付いている通り、ここからは徒歩で15分程度掛かります。



 バスでここへ来るまでもそうでしたが、唐桑半島にはほとんど平らなところがありません。大きく波打った土地の向こう側に、時折太平洋が見え隠れしています。


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 巨釜と半造は別々のスポットではありますが、ほぼ同じ場所に位置するので常にセットとして扱われます。その少し手前で車道が分かれるため、まずは巨釜の方を訪れてみることにしました。


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 唐桑半島では、俗に「唐桑御殿」と称される入母屋造りの“豪邸”が随所にみられます。漁師たちが命がけの漁で得たお金をつぎ込んで建てたもので、この一帯を巡っていればそれぞれに趣向を凝らしたデザインの屋根に葺かれた、艶やかに輝く焼き瓦に目を奪われるのも一度や二度ではないはず。上の4枚並べた写真にも写っていますが、巨釜の手前に唐桑御殿の民宿があったので大きく載せておきます。


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▲これが唐桑御殿だ!


 分岐点からさらに5分ほど歩いて、巨釜の駐車場に到着。今回の旅では3日間を通じてポンポンの調子が不安定だったため、ここの公衆トイレにも立ち寄っておきます。こちらのトイレも上の唐桑御殿を模したデザインとなっており、建物の中へ入ると地元の民謡か何かをモチーフにしたらしい音楽が流れ出すという、やけにゴージャスな造りとなっています。トイレといえば昨日の気仙沼線BRTには最長で2時間半という乗車時間になるにも拘わらず(渋滞にはまればそれ以上)、車内にトイレが付いていなかったんですよね。今回は1時間と1時間半の2区間に分かれたのでまだ多少はマシではありましたが、当然鉄道線時代には全列車がトイレ付きだったのでこのような心配は無用でした。確かに民間で受け持つような事業ではないとはいえ、やる気の無さだけはジンジンと伝わってくるなんちゃってBRTなのでありました。


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 駐車場から「折石」へ。松林越しに青海原を眺めながら坂を下っていきます。


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 こちらが唐桑半島…というよりも気仙沼エリアのシンボル的存在である折石です。大理石で出来た高さ16mの天然の柱で、1896(明治29)年に三陸沿岸を襲った大津波によって先端が約2m折れたことにより、この名称が付いたとのことです。少し前までならば当時の津波の規模を今に伝える記念物という位置付けだったのでしょうが、何せ我々はついこの間、その脅威をリアルタイムで体感していますからねぇ……。


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 巨釜の名の由来は、岩にぶつかって白く砕けた波がまるで釜の中でお湯が煮えたぎっているように見えることからだそうです。


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 下の写真、折石右奥の平べったい岩は「八幡岩」といい、これを釜のフタに見立てているとか。


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 そちらもそちらですが、これぞリアス式海岸といった大理石の造形に海岸を彩る松林、そして快晴の空に映える太平洋にと、景色そのものも一級品。わざわざここまで足を延ばした甲斐があるというものです。北方向には「奇跡の一本松」で知られるようになった陸前高田市の海岸を望むことができました。


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 朝早いためかそれとも閑散期の平日だからか、巨釜では他の観光客とは一人も出会わず。絶景を独り占めしつつ堪能したら、次はお隣の半造を訪れてみることにします。

(2016.10.26)


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