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2017.01.31

16/11/20 (9)平戸にて・その4【オランダ塀~平戸オランダ商館】

 松浦史料博物館から丘裾を東方向へ。途中には「崎方公園」という平戸の街並みを一望できる展望台があり、ここまで登らずとも通り道から景色を眺めることができました。



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 しばらく進むと『オランダ塀』というスポットへ。先述しましたが長崎の出島が国際貿易港としての機能を一手に担うようになるまで、平戸にはイギリスとオランダの商館が設置されていました(実際にはイギリスは出島移転前に対日貿易からは撤退)。こちらは1609年から1641年までこの場所に置かれていたオランダ商館の周囲を取り囲んでいた塀の遺構。高さは約2メートルあり、外からの侵入・覗き見の防止や町の火事からの延焼を食い止めるという目的で建造されたとのことです。


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 そして、最終目的地の『平戸オランダ商館』。オランダ商館の施設群のなかで最大の建造物である石造倉庫(1639年築造)を模擬復元したものです。2011年9月にオープンしたばかりの新しい観光スポットで、オリジナルの倉庫は築造の翌年に取り壊されてしまったらしく、早くもオリジナルより歴史の長い建物となってしまっています。


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 建物正面に掲げられた、オランダ東インド会社のロゴと築造年である1639を組み合わせたデザインの飾り石。ここに西暦年号が書かれていたことが理由で、江戸幕府からこの倉庫の破壊が命じられたとのことです。


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 ここへ到着した時点で、バスの出発まであと40分少々といったところ。気ままな一人旅なので必要とあらば滞在を延長すればいいだけのことなのですが、一通り周り終えたのでプラス1時間半は要らないかな、と思いまして。あまりのんびりと見学する時間はありませんが、内部がどんな風に復元されているのか興味があったので駆け足でのぞいてみることにしたのでした。入館料は大人300円ですが、こちらもSUNQパス呈示で10%引きの270円となります(ヤッター!)。


 内部は当時の史料を展示する博物館となっており、2階には多目的スペースも設置されるなど地域住民の交流の場としても活用されているようです。近年における各種復元事業の例に漏れず、外観から内部構造まで専門家チームの知見を参考にしながら当時の工法をできる限り忠実に再現しているとのこと。


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 史料展示や解説ビデオをササっと見終わり、バスターミナルへ戻ったのはバスの発車10分前。かなり忙しかったですが平戸の散策を終え、また1時間半かけて佐世保へ帰ることにします。――うん、1時間半で済めばまだ良かったんですけどね……というのが次回のお話。

(2016.11.20)


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