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2017.02.06

16/11/21 (2)JR大村線【佐世保→早岐→諫早】

快速シーサイドライナー 佐世保(07:51) → 諫早(09:05)


 佐世保を定刻どおり出発。すぐに高架を下り、昨日高速バスで通ってきた国道35号線に沿って山がちな地形を縫うように進みます。次の日宇では佐世保行きの普通列車と行き違い。ラッシュ時らしく通勤客、それ以上に通学の高校生を満載していました。その次の大塔は西九州自動車道の佐世保大塔ICのすぐそばにある駅。先般触れたようにイオンのSCをはじめとした大型商業施設が多く立地している地区で、列車でのアクセスも便利です。中心街だけでなくこちらの国道沿いも市街地としての集積度が高く、この区間はどこか私鉄のような雰囲気も持ち合わせています。



 佐世保から12分で早岐(はいき)着。博多方面へ向かう特急列車は当駅でスイッチバックを行いますが、我が<シーサイドライナー>はそのまま直進して佐世保線から大村線へ入ります。

 5分走るとハウステンボス。私は(先にオランダ本国へ行ってしまったこともあって)一度も訪れたことはないのですが、バブルの置き土産らしく外から見ただけでも尋常でなくお金がかかってるなァ…というのがよく解ります。あろうことかほぼ原寸大のユトレヒトのドム塔までおっ立ててしまっていますし。早岐から一駅、わざわざ<みどり>とは別建てで特急列車を走らせるだけのことはありますね。この駅で私の乗る車両にはこれから長崎へ向かうらしい熟年夫婦の観光客が乗車してきました。


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 ハウステンボスから先は非電化区間。と同時に<シーサイドライナー>が快速運転を実施するのもここから南の区間となります。…と言っておきながら、僅か0.9kmの南風崎(はえのさき)駅で佐世保行きの<シーサイドライナー>との交換のために運転停車。ハウステンボス駅の2線のうち1線は早岐方面からしか入線できないので(エレベーターの設置スペースの捻出のため、2012年から行き止まり式の配線に変更)、この駅での通過列車同士の行き違いも多いようです。

 というわけで、本当に駅を飛ばすのはその次の小串郷(おぐしごう)駅から。高性能エンジンへの換装は行われているもののやはりキハ200系に比べると鈍重な感は否めませんが、平坦路線ということもあって一旦加速してしまえば走りそのものは軽やかです。

 右側車窓には大村湾。佐世保駅での乗車の際には当然こちら側の席を押さえておきました。外海とは佐世保湾の最奥からさらに200mくらいの狭い海峡で繋がっているだけなので、波も潮位の変化も小さく琵琶湖の沿岸を走っているような感覚です。野鳥が豊富に生息する海域でもあり、海岸で水鳥が平和に遊んでいる様子に心が和んだり。そういえば先ほどのハウステンボスは干拓地に造られていますし、この大村湾もアイセル湖やマルケル湖を彷彿とさせるような風景。意図したものではないとはいえ、地形的にもオランダと酷似した環境なのでありました。


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 川棚町の中心駅である川棚、続いて東彼杵町の中心駅である彼杵(そのぎ)に停車。その先も松原駅までほぼ海岸線に沿って進み、伊達にシーサイドライナーを名乗ってはいません。もう少し天気が良ければ言うことはなかったのですが…。

 千綿・松原の2駅を飛ばして次に停まる竹松は大村市内。やはり県都を目指す流れは太く、駅に停まる都度埋まっていく席も沿線の核となる大村での乗車でとうとう満席になってしまいました。博多方面へは大村線を南下して諫早で<かもめ>に乗り継ぐのが最速ルートとなりますが、九州新幹線長崎ルートの開業後は竹松-諏訪間の線路沿いに設置予定の新大村駅から逆に北上することになります。本州・福岡方面から佐世保へは武雄温泉駅で在来線にリレーすることになりますが、武雄温泉-佐世保間の営業キロは35.1kmもあり、散々遠い遠いと揶揄されている新函館北斗-函館間(17.9km)の2倍。しかも開業時点では武雄温泉以東は在来線での暫定開業になるとの話なので、佐世保方面へは全く恩恵がないということになります。それでも県北エリアに配慮した線形にはなっていますし、北陸新幹線の延伸区間のように利便性・経済性の両面で本命かと思われた米原経由を蹴って何故か小浜経由に決まってしまう(100パーセント若狭湾の原発とのバーターでしょう)というケースと比べたならば、こちらの方が遥かに合理的なルート選定ではありますが。

 9時05分、諫早到着。佐世保からだと14駅中8駅停車と比較的停車駅は多い方ではありますが、それでも1時間14分とバスを乗り継ぐことを思えば特急どころか新幹線並みの体感速度です(さすがに今回の件はあまりにも特殊すぎますが)。今回の九州旅で鉄道に乗車するのはこれが最初で最後となり、もうこれ以降はJRどころか地下鉄や路面電車も登場しません。本当ですよ。……一体誰に向かって訴えているのやらw。

 諫早駅は九州新幹線の開業へ向け、駅舎の改築工事のために仮駅舎で営業中。島原行きのバスとの接続時間は15分しかないので、トイレに寄ったあと有人改札口で駅員さんにバスターミナルへの行き方を訊ねます。距離的にはすぐ近くですが仮駅舎の出口からは直接見えない場所にあるため、もし道に迷っていればちょっと危なかったかもしれません。

 次回はローカルバスで島原へ。

(2016.11.21)


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