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2017.06.02

17/05/22 (1)「海の京都」へ(前編)

 近鉄の「しまかぜ」「青の交響曲」の乗車がなかなか楽しかったので、不要不急の外出を控えなければならない酷暑の季節が到来する前に観光列車の「おかわり」をしようと思い立ちました。手近なところではまず南海高野線の「天空」が思い浮かんだのですが、列車の行先である高野山に全然用事がない…ということで、前から行ってみたいと考えていた舞鶴の赤れんがパークの訪問を兼ねて、京都丹後鉄道(略称:丹鉄)の「あおまつ」「あかまつ」に乗りに行ってみることにしたのでした。



 まずは今回使用する切符から。往路の最終目的地である西舞鶴までは一筆書きのルートとなるため、JRと丹鉄の連絡きっぷを購入しました。川西池田~福知山は95.5km、福知山~宮津~西舞鶴は55.1km(いずれも営業キロ)となりますが、2社を合計すれば101km以上という条件を満たすので双方の区間で途中下車が可能となっています。ちなみに福知山線内から単に西舞鶴までと言って発券すると通常は綾部経由となるため、京都丹後鉄道経由または宮津経由という指定が必要です(値段も600円近く違います)。


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福知山線丹波路快速 川西池田(07:06) → 福知山(08:56)


 川西池田駅1・2番ホームからデイトリップのスタート。福知山線特急の下り始発である<こうのとり1号>が宝塚を出るのが8時37分と遅めの時間なので、1時間以上先行する7時06分発の丹波路快速で福知山まで行ってしまうことにします。当初は7時41分発の普通福知山行きに乗車する予定だったのですが、早起きしすぎてしまいまして…。


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 発車案内板によると当該電車は4両編成。日中の丹波路快速については篠山口までは6両または8両で運転されているので、郊外方向とはいえ朝ラッシュ時にこの短編成で足りるのかな?と思っていましたが。――うんにゃ、案外大阪方面に引けを取らないくらいに混んでまっせ(驚)。宝塚では降ろしたぶんを上回るほどの乗車があり、宝塚→(西宮名塩)→三田がまさかの最混雑区間に。確かに三田市内には学校や事業所が多数立地していますからねぇ。さすがは神戸三田国際公園都市。そもそもこちら方面へ行く機会は滅多にないのですが、武庫川渓谷をぎゅうぎゅう詰めの電車で抜けることになるとは思いもしなかったです。3分後に追いかけてくる普通ならば8両なので乗車率には余裕があるのですが、誰しも朝の時間は10分たりとも貴重ですので。

 案の定三田と新三田であらかた降りていき、立ち客は数える程度に。快速運転を終える新三田を出たところで補助席のロックが解除されたため、ドア横に立っていた私も席を引き出して着席します。

 川西池田から50分ほどで篠山口到着。JR宝塚線という愛称が付与されている都市近郊区間はここまでとなり、当駅を境に輸送量には大きな段差が生じます。この電車も篠山口での下車によって一気にガラ空きとなり、運転室直後のボックス部分が4席丸ごと空いたため、補助席からこちらへ移動。靴を脱いで足を前の席に投げ出します。転換クロスシートですし、快適快適。今回は時間の関係で特急には乗らなかったのですが、寧ろこちらの鈍行の方がゆったりと旅を楽しめて好ましかったかもしれません。


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▲後半は「なんちゃって展望席」で


 谷川では<こうのとり6号>の289系と交換。中山寺~宝塚間での2号を皮切りに、上り特急とは既に3本すれ違っています。北陸や南紀方面の特急もそうなのですが、地方を早朝に出る上りに対して何故か大阪発の下りの始発は異様に遅いというのが困ったものです。それにしても、福知山線にこの流線形はてんで似合わんなァ。


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 289系や223系といった高性能電車には役不足なローカル区間を北上。車窓には田植えを終えたばかりの水田が広がっています。


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 そういえば以前381系でこの区間を通過した際にはひどい揺れに悩まされたものですが、今回223系で通ったところ、特急と多少の速度差はあるとはいえ不快な振動はほとんど感じませんでした。やはり車両のせいだったか……。


 石生(いそう)では交換のために4分停車。見るからに人の良さそうな若い運転手さんは、補助席に残っていたおじさんに空いている席への移動を勧めていました。尤も、おじさんは次の黒井ですぐ下りるからと辞謝していましたが…。たぶんこの人は翼を隠した天使なのでしょう。


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 そんなほっこりするシーンを横目にホームに佇んでいるうち、交換列車の丹波路快速大阪行きが到着。日中の普通列車は篠山口~福知山間の折り返し運転となるため、朝の部の大阪直通列車はこれが最後となります。


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 福知山を目前にした丹波竹田でも3分停車。なお、竹田城跡の最寄り駅はここではなく播但線の竹田駅です。微妙に近い場所(直線距離で30km弱)にあるので紛らわしいことこの上ない。


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 そして8時56分、終点福知山に到着。特急のない時間帯なので、大阪から2時間以上乗り通す乗客も多いようでした。あと1時間早い下り特急があっても良さそうなものですがねぇ。


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 2009年に高架化工事が完成した福知山駅ですが、素通りしたことはあっても駅に降り立つのは今日が初めて。「あおまつ」の発車時刻まで、駅とその周辺を少し散策してみることにします。

(2017.05.22)


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