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2019.10.17

ちょこっと、福井へ。1日目【熊川宿~三方五湖~あわら温泉】

 1泊2日の日程で福井県へ出掛けてきました。マイカーでの旅だったために移動中の写真はありませんので、下車地での出来事にフォーカスしたうえで簡単に。



 まずは若狭方面へ。名神高速-(京都東IC)-西大津バイパス~湖西道路-(真野IC)-国道477号線と経由して国道367号線(鯖街道)へ入るという、大阪以西/以南からの定番ルートを使います。舞鶴若狭自動車道経由でもいいのですが、あちらは遠回りのために高速料金が結構高くついてしまい、時間的にも殆ど変わらないので。


 清冽な川がぴったりと寄り添う、朽木谷沿いの快走路をずんずん北上していきます。旧朽木村の中心部でこの川が離れていき、近江今津方面からやって来た国道303号線と合流して10分弱走ると、熊川宿に到着。宿場の南端に道の駅が設置されているので、休憩がてらここで一旦下車することにします。


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▲(2枚)道の駅 若狭熊川宿


 鉄道の駅名標を模したこんな案内標識も。本当にこのような三セク路線があればいいんですけれどもね。隣の小浜(おばま)にはリアルに新幹線が通る予定にはなっていますが。


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 かつての熊川番所を復元した建物。


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 少し北へと歩いたところ。


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 今回は持ち時間の関係で南側しか歩いていないので、2005年4月に奥の方まで散策した際に撮影した写真を貼っておきます。あれから14年が経過しましたので、イマドキのお洒落なショップも増えていることでしょうね。


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 更に進んで、国道27号線へ。午前11時過ぎ、三方の町にある老舗の鰻屋さん『うなぎや 源与門』にて、少し早めの昼食です。


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 1尾6切れ入りのうな重。せいろ蒸しもありましたが、私はどちらかというと炭火焼きのパリッと香ばしい食感の方が好みなのでこちらをチョイスしました。今回食したのは養殖うなぎですが、時期によっては天然物も出しているそうです。但しお値段の方もうなぎだけにうなぎ登りではありますが…。まぁ私は美食家ではありませんので、養殖物で十二分に満足です。グヘヘ、また種族の終末時計を0.1の5乗min.ほど進めてやったぜ。


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 人気店ではありますが平日かつ早目の入店だったのでロスタイムは皆無で、正午前には再出発。三方側から有料道路の『三方五湖レインボーライン』へ入り、梅丈岳山頂の展望台を目指します。正規の通行料金は普通車で1,040円なのですが、マイカー観光促進キャンペーンとやらで今年9月1日から11月30日までの期間限定で、半額の520円となっていました。


 駐車場から山頂公園へは、リフトかケーブルカーでのアクセスとなります。入園料は往復運賃込みで大人800円なのですが、現在公園内が施設の新設工事のために一部のエリアが立ち入り禁止となっており、100パーセントの眺望が提供できないからという理由で、100円引きの700円となっていました。

 リフトとケーブルカーは同一料金につき、上り・下りで好きな組み合わせで利用することができます。悪天候でない限り、大抵は待ち時間がなくオープンエアーで気持ちのいいリフトを利用する方が多いようで、私も往復ともにリフトに乗車しました。下の写真はケーブルカーとのすれ違いの場面。この山頂公園を訪れるのは今回が3度目なのですが、初回訪問時にケーブルカーを利用しているため、テツ的な義務は既に果たしております(笑)。


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 山頂公園からのファーストショット。三方五湖は三方湖(みかたこ)・水月湖(すいげつこ)・菅湖(すがこ)・久々子湖(くぐしこ)・日向湖(ひるがこ)で構成されており、三方湖は淡水、日向湖は海水、他の3湖は汽水。アメリカ・カナダの五大湖と同様に、すべての湖が水路で連結されています。


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 こちらは『和合神社』。解説板によると全国でも珍しい前後双方から一社両拝でお参りする拝所、とのこと。私は例によってそれとは全く関係なしに、只々愛犬の無病息災を願うのみです。


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 拝所の隣にはこんなハイジブランコも。


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 ここからはほぼ360度の眺望を楽しむことができ、三方五湖とは反対側となる若狭湾の風景もなかなかのもの。明日は曇り、そして明後日は半端ない勢力の台風19号が本州へ来襲するのですが、本日はこの通りの快晴に恵まれて何よりです。ちなみに空の部分に何個か写っている黒い点はすべてトンボ。


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▲(2枚)北方向の若狭湾


 記録によると最後に訪れたのは14年前でしたが、以前の素朴な、悪く言えば時代遅れな公園だったものが見違えるように、今風の様々な施設がオープンしつつあります。上述のように工事中ということでガチャガチャしており、特に東端のエリアは全域が立ち入り禁止のために東側の眺望自体が見込めず、100円引きどころか300円引きでも良かったのでは? とは同行者の弁(私も同意見)。レインボーラインの通行料金の方は純粋な割引だったのでそちらは有難かったのですが…。


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 公園西端から1枚目の写真と同様に、水月湖・三方湖・菅湖方面を望んで。右端に五湖めぐりの遊覧船とその航跡が写っています。また、ここでは以前より山頂公園の名物だった「かわらけ投げ」が楽しめます。


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 右側に目を転じてみると、こちらにはかなり大規模な土砂崩れの現場が。昨年の7月上旬、福井県内は記録的な大雨に見舞われたそうで、こちらもまだ発生から日が浅そうに見えたため、その時のもの……なのでしょうか。


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 西方向のリアス式海岸。


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 折角のデジイチなので望遠レンズに付け替えて何枚か撮影しましたが、どれもあまりパッとしないカットだったため、そちらの方は割愛します。それにしても、パナライカ15mm(35mm換算で30mm)の汎用性は異常。もともと私が広角好きということもありますが、このボディ+レンズをメインに据えてからというもの、標準ズームレンズ代わりに継続して持ち歩いているハイエンドコンデジの出番がほとんどありません。

 ……と言いつつ、一枚だけ(35mm換算で96mm)。日向湖・久々子湖が海とつながるポイントの方向です。


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 公園の一角には足湯と、福井県三方郡美浜町出身である五木ひろし氏の歌が流れる記念碑が。あれっ、あの人、北海道の真狩村出身じゃなかったっけ? ……いや、違った。細川たかしと混同してた……。氏の記念像、昔クルマでニセコへ行ったついでに見に行ったことがあるんですよね。


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 ひとまずは満足したので、再びリフトにゆらゆら揺られて駐車場へと戻ります。


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 最後に、山頂公園からは見られなかった日向湖(=手前の湖)・久々子湖(=右奥の湖)を駐車場から。海水の日向湖のみ、他の湖とは湖面の色が明瞭に異なります。


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 駐車場併設のカフェでコーヒーブレイクなどを取っているうちに、時刻は午後2時前に。ここからは本日の宿泊地であるあわら温泉(芦原温泉)へ真っ直ぐ向かいます。午後4時過ぎに到着できればいいなと考えているのですが、ルートは全区間下道、しかも道のりは軽く100キロを超えるため、予定時刻に到着するにはノンストップでひたすら走り続けるしかありません。

 レインボーラインを美浜町側へと通り抜け、国道27号線へ。敦賀まではこの道を辿っていきます。沿道には「関西電力○○」の文字が躍る躍る。美浜町の中心市街地を外れたところでバイパスに変わりましたが、さすがは原発銀座、高速道路かと見まがうばかりの4車線道路に変な笑いがこみ上げてきます。夏場の海水浴シーズンにはこのキャパシティを遺憾なく発揮するようなのですが、オフシーズンの今ではガラガラもいいとこ。

 バイパスに乗ったまま敦賀の市街地を通過し、国道8号線に変わった道は敦賀湾沿いへ。県道204号線をはさみ、越前海岸を縦断する国道305号線へと入ります。北陸屈指の観光道路として知られ、快晴のきょうは西日を照らし返して輝く海が掛け値なしに綺麗。無停車で走らざるを得ないカツカツのスケジュールが惜しまれるところです。加えて私はドライバーなので横目でチラチラと見るしかないこともあり、いつかはここで一泊してみたいものですが……。

 この道は2003年9月に信州・北陸ドライブの途上で一度通っているのですが(→当時の記録)、ほんのわずかにバイパスが開通したほかは基本的に16年前のまま。如何にも3桁国道らしい、漁村や集落を抜ける狭隘な区間もまた従前のままです。それはまだしも海と断崖絶壁がせめぎ合う地形は常に自然災害の脅威にさらされており、先述した昨年7月の大雨が原因と思われる土砂崩れの影響で、随所で片側通行が実施されていました。その中でも最たるものがこちらのリンクにある箇所で、道が完全に土砂に埋まってしまったために海岸に仮設の桟橋を設置して迂回するという、通行再開までに4か月弱を要した非常に大掛かりな事態となっています。

 延々左手に美しい日本海を眺めながら、北上を続けます。いま津波が来たら多分流されるんだろうな…などと不謹慎なコトが脳裏をよぎったりもするのですが、「避難所 この先2.4km」なんて案内標識を目にしたならば、いや、行政や警察に唆されて運転免許を返納した老人は確実に死ぬじゃん、寧ろ見殺しにする気満々じゃん、と、またしても人の命が綿菓子よりも軽い本邦のダークサイドの一端を垣間見たりも。

 越前海岸→テクノポート福井→三国町市街地→あわら温泉と、東尋坊をパスした以外は16年前とまったく同じ道のりを逆行。結局ホテルの真ん前までずっと国道305号線に乗ったままとなりました。


 午後4時10分、予定通りに『湯快リゾート あわら温泉 青雲閣』に到着。この湯快リゾート、経営不振に陥ったり廃業したりしたホテルに居抜き出店するという手法で規模を拡大してきたブランドで、関西でバンバン広告を打っているためにこちらでの知名度は抜群。ただ、西日本中心の展開なので、同種の大江戸温泉物語と較べると東日本にお住まいの皆様にはほとんど馴染みがないかもしれません。


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▲湯快リゾート あわら温泉 青雲閣 外観

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▲(2枚)ロビーと、その奥のバイキングレストランの客席(の一部)


 私が湯快リゾートを利用するのは、今年5月に白浜(和歌山県)のアドベンチャーワールドへパンダの赤ちゃん「彩浜」を見に行った際に泊まった『湯快リゾートプレミアム 白浜御苑』に続いて2度目。今回は3名での宿泊なのですが、前回宿泊時、夜に開催されたビンゴ大会で私が1等の無料宿泊券を当ててしまい(しかもぶっちぎりの早さで揃いました。こんなところで運を浪費してどうするw)、差額分で若干足は出たもののほぼ2名分の出費で済んだのでした。1泊2食付きで大人一人8,950円(閑散期料金;税サおよび入湯税込)。


 お部屋の内部。布団を敷き詰めれば合宿よろしく10人くらいが寝られそうな広さなので、3人で布団を離しまくることに。湯快リゾートの存在意義はコスパ一点のみ、それを鑑みない批判は一つ残らず的外れ――といった具合に、利用者側にもそれなりの割り切りが必要なブランドなのですが、部屋に関しては期待を上回るものでした。ひとつだけ気になったのが部屋にバスがついておらず、アンラッキーにも生理と被ってしまうと(実際に同行者の一人が被りかけました)ものっそい困ったことになる、という点でしょうか。なお、部屋からの眺望はナシ寄りのナシ(隣の建物しか見えない)でした。


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 団体客が入ったお蔭で夕食の時間が午後7時半にまで繰り下げられてしまいましたが、その分たっぷりと時間が出来たので、まずはゆっくりと温泉に浸かることに。団体客は早いうちに掃けてしまったようで、男性浴場・女性浴場ともにガラ空きだったのが嬉しいところです。もちろん露天風呂も!


 夕食会場と料理はコチラ↓。一応刺身・寿司や天ぷらも用意されていますが、冷凍食品率が高めなのがちょっと……といった所。10・11月限定で焼きたてステーキ食べ放題という企画もありましたが、こちらの質もまあそれなり、です。値段を考えれば納得できる範囲ではあるものの、市中のビュッフェならば1,500円前後が妥当なところかしら、という評価になりました。公式HPのイメージ写真は明らかに詐欺ですね(苦笑)。良かった点は時間が遅かったので空いていたことと、終了間際までコンスタントに料理の補充が行われていて欠品が見当たらなかったこと。尤も、後者については食品ロスの問題まで考慮するとややこしくはなってしまいますが。


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 何だかんだでお腹いっぱい食べてしまい(アラフォー間近なんだからちょっとは自重せい)、翌朝大浴場の体重計に乗ってみると一晩で2キロ増えていたのには愕然としました。部屋に帰った後は寝酒…といっても最近飲酒は年に二、三回程度なのでノンアルコールカクテルを嗜み、午後11時頃に就寝。明日も朝から晩まで頑張ってハンドルを握ります。
(2日目へ続く)


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