韓国鉄道の旅1日目 (3)釜山を歩く
やるべきこともやったし、あとはゆっくり釜山観光を楽しむことにしよう。とりあえずホテルに荷物を預けに行く。駅から歩いて5分(もかかったかな?)の「釜山プラザホテル」である。さすがに日本語も通じるので、スムーズにチェックイン。部屋はそれなりに小奇麗。
駅前を走っている広い道(中央路)に出ると、すぐに釜山タワーが見える。釜山の街を知るためには、まずは空から眺めなければ。というわけでまずは釜山タワーへ。おのぼりさんっぽいが。
しかし、車が右側を走っているのと、文字がハングルなのを除けば、まるっきり日本である。ファミマだってある。安心感はあるが、異国情緒を味わうには程遠い。
犬に服着せるのは韓国も一緒だな~なんて考えながらぷらぷら歩いて、丘の上の釜山タワーに到着。英語でチケットを買おうとすると、お姉さん反応なし。横にいる人が発券してくれた。日本人に英語で話されて不愉快だったのかもしれないが、だったら料金表を日本語でも書いておけよ。
タワーの高さは118m、展望台もそれくらいの位置にある。
1枚目は東向きに撮った写真。フェリーターミナルが見える。
2枚目は北北東向きに撮った写真。釜山駅(歩いてきた方向)はこっち。
3枚目は南南東向きに撮った写真。赤い橋でつながってるのは影島。釜山の繁華街の一つ、南浦洞と光復洞は写真の右下あたりから始まっている。
韓国第二の都市のわりには、高い建物もそれほどなく寂しい。
タワーを降り、南浦洞と光復洞へ向かう。賑やかではあるが、やはり大阪や名古屋を思い浮かべていると肩透かしを食う。西面の方に行っていれば、また感想も違ったかもしれないが。
時刻は既に午後3時を回っている。今日の食事は機内食のサンドイッチだけだったので、途中見つけたピザハットで軽く食べておくことにした。メニューを見ると結構値が張る(スモールのチーズピザでW10,000くらい)。いや、日本でもこれ位はするが、ここは韓国である。とりあえずピザは高級品のようだ。

《プルコギピザ。スモールサイズでW13,000くらいだった。》
ちょっと歩いて国際市場へ。服飾、雑貨、家具など生活用品は何でもある。物価の安さに惹かれて、商人が世界中から仕入れに訪れるという。日本でおなじみのこんな店も。
適当に冷やかしたあと、さらに歩いてチャガルチ市場へ。巨大な水産市場である。観光地ではあるが、釜山市民の台所でもあるようだ。ダンナを魚でひっぱたくオバチャンもいたりして、非常に活気がある。
市場を東へ歩くと、やがて漢方薬店が軒を連ねる界隈に出る。独特の香りがたちこめている。
漢方薬剤店街を抜けると、そこは地下鉄南浦洞駅前。まだ午後5時だが、今日は歩き回って疲れたのでこれで切り上げることにする。地下鉄で釜山駅まで2駅乗り、ホテルへ帰る。夕食はホテル併設のレストランで韓国式ディナー。チゲ鍋の辛さに涙を流す。
なぜか韓国でトップランナーなんかを見ているうちに、結構遅くになってしまった。明日はホテルを7時くらいに出てバスで慶州へ向かう予定だが、ちょっと無理かも。鉄道だと釜山駅9時10分発の慶州方面行きがあるのを思い出したので、これに乗ろうか。いずれにしても明日は忙しくなりそうだ。
(2004.01.05)
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