ポルトガルの旅1日目 (3)ジェロニモス修道院
市電に5分ほど揺られ、ジェロニモス修道院のすぐ前の停留所で降りる。この修道院は前述のマヌエル1世により、世界中から集められた巨万の富を元手に建てられた、まさにポルトガルの黄金時代を象徴するような建築物である。ベレンの塔と同じく、1983年に世界遺産に登録された。そばにいては巨大すぎて視界に入りきらない。
内部へ。思わずため息がこぼれるほどに壮麗。
もうひとつの見所が、中庭をぐるっと囲む回廊。凝りに凝った彫刻に目を見張る。
30分ほど見学し、修道院を出る。時刻は午後1時、そろそろ昼食の時間である。何ヶ所かレストランを見つくろってみたが、店内はスカスカか一杯かどちらかしかなく、とりあえず市電で中心部へ向かっているうち、車窓からそこそこに流行っていそうなカフェを発見。ランチメニューがあるようなので、入ってみる。
メイン・ドリンク・デザート・コーヒーの4品で6.5ユーロ。客は地元の人ばかりで、店員さんとのコミュニケーションもうまくいき、早くもポルトガルに溶け込んできたような感覚だ。
腹がくちくなったところで、再び市電に乗るために歩いていると、路面電車の博物館を発見。ぜひ見学したいところだったが、残念ながら今日はスケジュールが一杯。次の機会のお楽しみにしておこう。
(2007.02.13)
« ポルトガルの旅1日目 (2)発見のモニュメントとベレンの塔 | トップページ | ポルトガルの旅1日目 (4)レトロな路面電車 »
« ポルトガルの旅1日目 (2)発見のモニュメントとベレンの塔 | トップページ | ポルトガルの旅1日目 (4)レトロな路面電車 »














コメント