韓国鉄道の旅2日目 (2)慶州観光
慶州の見どころは市街地と数km離れた仏国寺周辺に分かれる。帰りの列車まで3時間ほどしかないので、今回は市街地のみを見学することにする(徒歩で十分まわれる)。
駅を出ると、観光タクシーの客引きに日本語で呼び止められる。「仏国寺を見なさい。タクシーを使うと高いから、私の車に乗っていきなさい。」なんでアンタが行き先を決めんのよ。適当にあしらって歩き出す。
駅周辺は典型的な地方都市の雰囲気。世界のマクドナルドもある。途中で車のドライバーに道を訊かれる。韓国語で話されて困っていると、「日本人ですか?」。駅まで行きたいというので、方向を教えてあげたが通じただろうか。この後何度となく韓国人に道案内をすることになる(^_^;)
やがて視界が開けてくると古墳公園。23基の円墳が集中しているが、誰が埋葬されていたかは殆ど分かっていないという。1つだけ中へ入ることも出来る。
半月城へ向かう途中、雰囲気の良い路地があった。旅をしていて最高の悦びを感じる瞬間だ。
再び視界が開ける。なんだか奈良の明日香あたりにいる錯覚をおぼえるのだが。右の写真に小さく写っている塔は瞻星台(チョムソンデ)。古代の天文台である。
半月城(パンウォルソン)着。新羅の王宮の跡だが、建物はほとんど残っていない。静かで落ち着く場所だ。ここでも韓国人の親子に道を尋ねられる(~_~)
最後に雁鴨池(アナプチ)へ。王宮の庭園である。建物は20世紀に入ってから復元されたもの。あまりキレイな池ではなかった(^_^;)
あと1時間ほどあるが、他の場所へ行くにはちょっと中途半端な時間なので、駅へと帰ることにする。20分少々で駅に着くと、間もなく蔚山行きのセマウル号(いわゆる特急列車)が発車するところだった。ここにいても仕方ないので、とりあえず乗ってみることに。
(2004.01.06)
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