韓国鉄道の旅2日目 (3)東海南部線(慶州~蔚山~釜山)
ホームに出てしばらく待っていると、列車が入ってきた。お馴染みのあの顔である。扉が開くやいなや、恐らく修学旅行で来た小学生がわらわらと降りてきて、ホームを占領する。
*今回の旅ではセマウル号の顔写真は1枚も撮っていません。検索すればすぐ見つかりますけどね。
車内に入ると、枕カバーがめくれあがっていたり、ゴミがちらかっていたりと、つい先ほどまでの状況が目に見えるようである。そしてそれをカメラに収める私。
座席に座ってみる。評判どおりの快適なシートだ。日本のグリーン車に勝るとも劣らない。客車なので走行音も極めて静か。蔚山まで30分ほどだが、ほっと一息つく。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
蔚山に到着。市街地からは離れているので、次の列車まで駅周辺をぶらぶらすることに。
そろそろ朝買った海苔巻きを食べようかと思っていたら、駅すぐ横の四季公園という所に手頃なベンチを見つけた。日本の海苔巻きと違って酢を使っていないので、あっさりとした味。天気も良いし、ちょっとしたピクニック気分♪
駅に戻る。ここ蔚山には現代自動車の工場があるので、沢山の車が貨車に積まれて待機していた。
向かい側のホームには間もなく引退するトンイル(鈍行)客車が。結局一度も乗ることはできなかったのが残念。
こちらのホームにやってきたのは同じトンイル号でもディーゼルカーだった。その車中の光景は日本のローカル線となんら変わりはない。隣に座った幼稚園児の子のカバンには、日本のアニメのキャラクターのシールが。
うつらうつらしていると、いつしか列車は海雲台に近づいていた。
海雲台に到着。ソウルから海雲台に直通するセマウル号の到着を待つため、しばしの間停車する。
再び釜山市内へ。
![]()
![]()
![]()
釜田を過ぎると線路がどんどん増え、止まりそうなスピードになる。最後はラストスパートをかけて釜山に到着。ホテルへ荷物を取りに行き、今度はソウル行きのセマウル号に乗車する。
(2004.01.06)
« 韓国鉄道の旅2日目 (2)慶州観光 | トップページ | 韓国鉄道の旅2日目 (4)京釜セマウル »













コメント