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2007.10.06

スルッとKANSAI 3day '03秋 2日目 (3)比叡山延暦寺

京阪石山坂本線 浜大津坂本

2両編成の電車で坂本へ。この石山坂本線、“いしやまさかもとせん”と読むのだが、油断するとつい“いしやまざかほんせん”と読んでしまう。湖西線をくぐり、昼間は半数の電車が折り返す近江神宮前を過ぎると、車窓もどことなく長閑になってくる。比叡山への入り口の坂本に到着。本来ならば石山坂本線はスルッとKANSAIの範囲外だが、このチケットでは駅員への提示で利用できる。比叡山坂本ケーブルがスルッとKANSAIに加入しているので、その関係だろう。

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《坂本駅。オブジェのような駅舎》

ここからケーブルカーの駅までは、徒歩なら15~20分ほど。日吉大社(比叡山の鎮守)への参道は、赤や黄色に色づいた木々が美しかった。

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比叡山坂本ケーブル ケーブル坂本ケーブル延暦寺

えっちらおっちら坂を上り、ケーブル坂本駅へ。比叡山坂本ケーブルの開業は昭和2年。こことケーブル延暦寺駅の両駅舎は、国の登録有形文化財に指定されており、全長は2,025mで日本一。地味だが結構凄い路線である。ちなみに乗車券のデザインにも、ちょっとしたこだわりがあり(今回はカード使用なので手に入らなかったが)、ホームページでも見ることが出来る。

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《ケーブル坂本駅・外観》

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《同・内部》

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《(上3枚)ケーブル車両》

ケーブルカーが高度を上げると、琵琶湖が一望の下に。琵琶湖の先には、湖東平野も見える。見通しはわりといい。このケーブルカーには途中駅が2つあり、どちらかで客が乗り降りするときには、関係ないもう片方の車両も止まる。今回も下りの車両で乗り降りがあったようだ。

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そんなわけで、10分強で“終点”のケーブル延暦寺駅に着いた。標高が上がっただけあって、肌寒い。

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《ケーブル比叡山駅》

せっかく来たので、比叡山延暦寺にも寄っていくことにする。というか、普通は主従が逆なのだが…。山道をたどり、10分足らずで延暦寺の入り口へ。今は午後3時なのだが、あと1時間で閉堂するらしい。3dayチケットを買った時に貰った割引券を見せるが、時間が時間なので「好意」で安くしてもらえた。ここで更に割引券を使おうとするのが真の大阪人?だが、さすがにそんな勇気はなかった。

比叡山延暦寺は伝教法師最澄が開いた、天台宗の総本山である。私も小学校で習ったが、知っているのは名前だけ。というわけで、雰囲気を味わうにとどまるのであった。ウェブ上には詳しい解説をしているサイトが山のようにあるので、私なんかがあれこれ語る必要はないだろう。とりあえず紅葉がキレイでした(^_^;) 修学旅行生も結構来ているが、本当の良さを分かるようになるまでは、こういう所に来る意味があるのか疑問ではある。

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ささっと見て回り、ケーブルカーの駅に戻る。ようやく晴れ間が見えてきた。駅前の展望台から下界を眺めると、低くなってきた陽が、麓に影を投げかけている。

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《展望台から北東方向を望む》

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《同じく南東方向。浜大津方面。》

(2003.12.01)


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