おもちゃ電車に乗ってみました
駅に戻ると、ちょうど「おもちゃ電車」が入線したところ。先ほどの「いちご電車」にも増して大勢の乗客が降り立ち、駅舎の中は人で一杯。かき分けてホームへ上がる。「いちご電車」はすっきりと爽やかな印象だったが、こちらは一転して派手派手の真っ赤な車体。あちこちで記念撮影が始まった。
例によって外観を撮影。これでもかと自己主張するレタリングが壮観。
続いて車内へ。かなり混みあっていたのであまりいい写真はありませんがご勘弁を。床はフローリングで「いちご電車」と同じだが、日除けは斜めのストライプ。
「おもちゃ電車」と銘打つだけあり、車内にはそこらじゅうに玩具や遊具(らしきもの)が。種車である金太郎飴的な通勤型電車からは想像もできないような変わりようで、特に座席のバリエーションは無駄に(笑)多い。
《左から4番目と6番目の座席、大人にとっては羞恥プレイです》
10時38分、貴志駅を発車。今回、貴志駅でわずか35分の待ち合わせで「いちご電車」と「おもちゃ電車」の両方に乗車できる絶妙のプランだったが、両者の運用パターンは日によって変わり、ひどい時には一日中運休してしまうので、狙って乗車するには必ず下調べが必要。運用は和歌山電鉄のウェブサイトに掲載されているので、これから乗りに行くという方は絶対にチェックしておいて欲しい。
車内は半分が小さな子供で、まるでデパートやショッピングモールのプレイランドに放り込まれたよう。ガチャガチャのトラブルで運転手さんが見に行くという一幕もあり、とても公共交通機関とは思えない状況である。そんな喧騒が30分以上続き、途中駅で地元客を乗せて満員の列車に揺られ、再び和歌山駅に戻ってきた。
ここでも家族連れを中心に記念撮影タイム。なんだか子供より大人の方がはしゃいでるような・・・ 隣のJR線ホームからは好奇の眼差しが。
私ももう一度列車を振り返りつつ、次の目的地へ向かうべく貴志川線ホームを後にした。
それにしてもJPEG泣かせなカラーリングです・・・
(2007.09.17)
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