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2007.12.16

西日本乗り放題きっぷの旅2007 (3)白壁の町・柳井

山陽本線普通 島田(11:29)→柳井(11:44)

再び15分間電車に揺られ、柳井(やない)へ。駅舎の壁にはなまこ塀を模したペイントが施され、倉敷駅を連想させる。

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《柳井駅上りホーム》

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《柳井駅駅舎》


駅前から町並み保存地区の入り口へかけては、通称「麗都路(レトロ)通り」と呼ばれる道が延びている。歩道や沿道の建物は大正風に改修され、照明もガス燈に似せられている。とはいえ、通りのペナントに「Since 1998」とある通り、まだまだ発展途上といったところ。

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《駅前から麗都路通りを眺める》

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《麗都路通り》

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《明治・大正時代の建物が描かれた「レトロギャラリー」》


柳井は江戸時代から昭和の初めにかけて、海運の要衝として栄えた町。駅から程近い古市・金屋地区には、江戸時代の商家が立ち並ぶ、白壁の町並みが残っている。電線は地中に埋設されており、当時の区画をそのままに、瀬戸内の商都として活況を呈した時代の記憶を今に留めている。さすがに元旦だけあり、沿道の店の多くは休業しており、若干の観光客の姿があるのみで、行き交う人は疎らである。

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町並み保存地区の長さは約200mと、倉敷と比べれば規模は小さく知名度も低いが、その分極端な観光化はされておらず、のんびりと散策するには打って付けの場所。夏になると市内は約3000個の金魚提灯で飾られ、夕闇に包まれた後に明かりが灯ると、それはそれは幻想的な光景が浮かび上がるそうだ。(右の写真は市内某所にあった金魚提灯のオブジェ)

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20分程でさっと見て回り、駅へ戻る。金魚提灯が柳井の夏の風物詩ならば、冬のお楽しみは12月初めから1月上旬にかけて麗都路通りを彩るイルミネーション。街路樹にはLEDが取り付けられている。

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《かつて多くの商船が行き交った柳井川》

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《「町並み資料館」をかたどったポスト》


そろそろお昼時。ちょっと遠いが広島へ出て、広島焼を頂くことにする。

(2007.01.01)


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