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2008.01.21

台湾一周の旅4日目 (4)阿里山ハイキングその2

祝山展望台を出発してすぐに、森林鉄道の祝山駅を見下ろせるポイントに出てくる。弧を描いたホームに列車がひょろりとした体をくねらせて、下山客の帰りを待っていた。

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《祝山駅》

彼方に目をやると、ドライアイスのようにもくもくとした雲海が広がっている。

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《雲海その1》

しばらくは森林鉄道の線路に沿って進んでいく。線路は幅もさることながら、絶えずひょろひょろと波打ち、いかにも頼りなさげな細道である。もちろん、乗り心地も推して知るべしだ。

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きびきびと歩を進めていると、静謐な空気を切り裂いて、俄かに山間に「ピィーーーッ!」と甲高く汽笛が轟く。下り列車が出発したようだ。適当な場所で迎え撃ち、カメラに収めようか。

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《雲海その2》

山の天気は変わりやすく、辺りは薄い霧に包まれ始めた。

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微かに機関車のディーゼル音が耳に達し、踏み切りに差し掛かったところでいよいよ気配が近づき、時を同じくして警報機も鳴り出す。程なく列車がガタガタと騒がしく目の前を通り過ぎ、朝霧の中へと消えていった。


【動画】踏切を通過する沼平・阿里山行き列車
[320×240, 30fps, WMV, 1.92MB, 45秒]

祝山から20分弱で祝山観日歩道(阿里山歩道)の入り口へ。沼平駅までは1100mとの表示があった。

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《祝山側の観日歩道入り口》

歩道は石が敷き詰められ、整備状態は非常に良好。しんと静まり返った深い森は朝霧のヴェールを纏い、えもいわれぬ神秘的な光景を作り出している。

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20分程で阿里山歩道を駆け下り、沼平駅の近くへ。

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《沼平側の観日歩道入り口》

沼平駅に到着。観日列車の送迎を終え、今日の営業は早くも終了である。

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駅の阿里山側には線路の分岐が。右が本線なのだが、左は一体何処へ?

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駅の前には、かつて森林鉄道で活躍していた蒸気機関車と客車が保存されている。なんでも客車はホテルとして使われていた事もあったそうな。

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《(上2枚)蒸気機関車》

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《(上2枚)客車》

時刻は7時30分前、続いて昨日の夕方に少し足を踏み入れただけの遊覧歩道を本格的に散策する。

(2007.10.16)


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