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2008.01.23

台湾一周の旅4日目 (6)下山

ホテルへの帰り道、アップダウンの激しい木道を歩いていると、途中でおばさんの尼さんと擦れ違う。地図を小脇に抱えていた為か、「どこへ行くの?」と尋ねられ、「神木賓館です」と答えると、ついて来てとばかりに先導開始。この山は庭同然なので、とにかく歩くスピードがめちゃ速い。周りの景色に気を配る余裕など全くない(笑)。


《尼さんが先導中》

1km近く先導してもらったが、このままだとホテルまでも送ってもらえそうな勢いだったので、適当な所で「ここまで来たら分かります(実際に見覚えのある場所だった)」と告げ、別れることに。ご親切に有難うございました。謝謝!

再び阿里山賓館のそばを通り、神木から約30分かけて阿里山の駐車場へ戻ってくる。コンビニで遅い朝食としてお弁当を購入し、電子レンジでチン。日本と全く同じノリだ。バスの発車時刻が迫っているので、バスの車中で食べることにする。

部屋に戻り、荷物を手早くバッグに詰めてチェックアウト。部屋は狭かったが居心地は悪くなく、ここなら素直に人にお薦め出来そうだ。
(他の部屋も覗いてみましたが、勿論まともな広さの部屋が大多数でした)

10時発の嘉義駅前行きバスは既にバス停に待機しているが、発車10分前なのに扉は開いておらず、運転手はのんびり新聞を読んでいる。大人しく外で待っていたのだが、乗客らしき人が外から声を掛けると、プシューと扉が開く。あれっ、もう乗っても良かったんだ。

実はこの運転手、かなりの横着者で、トランクルームが開いているのに(普通発車前にチェックしますよね)そのまま発車しようとしたり(たまたま外にいたおばさんが叫んでくれたお陰で事無きを得ましたが)、運賃収受もせずに発車直前まで新聞を読み耽っていた怠慢を棚に上げて、ゲートで停まった際に「まだ運賃払ってないぞ!」と私を呼びつけたり・・・

何というか・・・

こんな奴クビにしろよ。

最後の最後にケチがつきましたが、阿里山は良かったです。もっと俗化されているのかと思っていましたが、あくまでも自然保護を念頭に置きながら、観光客の受け入れ態勢も整っていて、バランスの取れた開発が行われているなという印象でした。


《(上2枚)車中で食べたお弁当》

帰りのバスは行きと打って変わってガラガラで、旅行者の姿は一人も見当たらない。一般的にはもう少しのんびり滞在し、もっと後の時間のバスで下山するのだろう。相変わらずの山道が続くが、二度目だけあって行きよりも幾分気持ちにゆとりが出来、少しは車窓を楽しむ余裕もあった。亜熱帯と熱帯の境界のサインも確認する。

正午、丸一日ぶりに嘉義駅前に降り立つ。所要時間は行きよりも若干早く、2時間だった。つい6~7時間前は寒さに打ち震えていたというのに、じとっとした熱気が纏わり付く。今日も良い天気で何よりだ。

(2007.10.16)

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