台湾一周の旅5日目 (15)饒河街観光夜市(松山夜市)
饒河街観光夜市に到着し、まずはここの名物らしい「薬膳排骨」を頂く。値段は60元(220円)。器に山盛りで出て来るが、殆どが骨なので見た目とは裏腹に食べられる部分は少ない。そして手で掴んで歯でこそげ取るのが最も手っ取り早いので、手がベタベタに・・・ ここは郷に入れば郷に従えで、ワイルドに行きたいところだ。
これだけでは物足りないので、サイドメニューの魯肉飯を注文する。20元(75円)。スープも残さずに頂きましょう。
入れ代わり立ち代わり客が来店して商売繁盛の屋台を去り、夜市をぐるりと回ってみる。客層はというと観光客らしき人は目立たず、ほとんどが台北っ子ぽい。士林夜市のようなインターナショナル(?)な雰囲気ではなく、地元密着型といった印象だ。
次に頂いたのが「蝦仁煎」。海老のオムレツで、甘辛いソースが掛かっている。本来は「蚵仔煎」と言うカキのオムレツが最もポピュラーなのだが、私はカキが苦手なのでこちらにしてみた。どちらも値段は50元(185円)。
こちらは電飾がきらきらと輝く夜市入り口の門。マスコットキャラクターのフクロウが描かれており、夜行性という事で商売繁盛の意味が込められているそうだ。現在は午後8時だが、ここではまだまだ宵の口である。
門の前には昨日高雄で試食した胡椒餅の屋台が出ており、長~い行列が出来ている。そんなに美味いか?と水を差したくなるが・・・
そしてこちらは台湾の廟の例に漏れず派手派手の慈祐宮。夜市とは元々廟の参拝客を相手にした屋台が、次第に規模が大きくなって固定化していったもので、饒河街観光夜市はこの慈祐宮の門前町といえる。
今回の旅では4ヶ所の夜市を回ってみたが、日本の縁日が毎日開かれているようなもので(但し日本のような胡散臭さはない)、見た目はあまり日本と変わらない台湾の都市でも例外的に異国情緒に満ちた場所。市場好きの私は毎日通ってしまうほどに魅せられてしまった。いかんせん漢字が読めてもメニューが理解出来ないのが難点といえば難点だが、次回は2日目に出会ったユリスちゃんとアレックス君に案内してもらおうかな?
散策後は再び232系統のバスで帰るのだが、ここでちょっとしたハプニングが起こってしまう。詳細は次回にて。
(2007.10.17)
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