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2008.03.15

台湾一周の旅6日目 (5)ちょっとだけ台湾新幹線・前編

西門駅へ戻り、ホテルでキャスターバッグを引き取る。そのまま踵を返して台北駅へ。これから桃園空港へ向かうのだが、帰路は往路のように直通のリムジンバスではなく、「裏技」的なルートを用いることにする。

まずは今年(2007年・旅行当時)に開通したばかりの台湾高速鉄道(台湾新幹線)で高鉄桃園駅を目指す。チケットは昨日花蓮から台北へ戻ってきた際に手に入れておいた。窓口または自動券売機で購入出来るが、まず券売機で事足りるはず。私も券売機で購入したが、英語表示もあり非常に操作が簡単なのにも拘らず、アシスタントのお姉さんに付きっきりでサポートしてもらえた。

下の写真が高鉄のチケット。もちろんクレジットカードの使用もOKで、ガイドブックには「外国発行のカードはカウンターのみ使用できる」と記されていたものの、実際には券売機でも使えた。


《表面》


《裏面》

発車時刻も近いので、足早に改札を抜ける。高鉄の改札は完全に自動化されているが、ちょっと注意が必要なのが切符の挿入方向。表側ではなく磁気テープが貼られている裏側を上にしないと読み取ってくれない。私は日本で予習済みだったので難なくクリアしたが、やはり勝手を知らない人は引っ掛かるようで、改札入り口には案内スタッフが常駐しているようだ。

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《台北駅改札口》

ホームに降り、いよいよ車両とご対面。日本の700系新幹線をベースとした700T型と呼ばれる形式で、「靴べら」などと揶揄されるようにお世辞にも優美とは言えない本家と比較すると、幾分スマートに脱皮したような印象を受ける。もちろんデザインの好みは人それぞれではあるが。

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側面は塗装を除けばまるっきり700系そのもので、外国で鉄道に乗っているという実感があまり無い。

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1号車の車番は101-01。折りしも第一編成で、1号車のドア横にはエンブレムが描かれていた。

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車内へ。日本の新幹線よろしくビジネスライクな内装ではあるが、荷物棚や仕切り扉にあしらわれたブルーが、爽やかな印象を与えている。

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こちらは座席。日本のものよりモケットがつやつやしているが、特に座り心地に差異はなかった。

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次回へ続きます。

(2007.10.18)

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