台湾一周の旅6日目 (7)シャトルバスで空港へ
高鉄桃園駅のホームは地下に設置されているが、駅舎は地上に建っている。ガラス張りのモダンな建物で、まるで空港のようだ。
ここからはシャトルバスで桃園空港へ向かう。バス乗り場はサインに従って進めばすぐに見つかるが、呑気に写真を撮りながら歩いているうちに、目の前で発車してしまった。時刻表を見ると、この時刻の便は掲載されておらず、どうやら列車の発着時刻に合わせて“臨時便”が運行されているようだ。時刻表に掲載された便は1時間に2本程度だが、実際にはもっと多いようである。
時間は充分余裕を見ているので、次のバスが来るまで駅舎の周りを歩いてみる。駅周辺に建物はあまり見当たらず、開発が始まったばかりのニュータウンのよう。高鉄の駅の多くが既存の市街地から離れた場所に設置されているのは、今後の開発を見越しているからであろう。絵に描いた餅にならなければ良いが。
10分程度で次のバスがやって来たので乗車する。先程のバスは私の乗っていた列車からの乗り継ぎ客でなかなかの乗り具合だったが、この便は出発時点で2人のみ。運賃は20元(約75円)で【*註】、台北~高鉄桃園の運賃と併せて180元(約670円)。台北駅からの直通バス(135元)よりは幾分高いが、こちらのルートは渋滞の影響を受ける心配が無いというメリットがある。もちろん旅程に変化を付けるという目的で乗車するのもアリだ。
*註:現在は値上げされて30元となっています。高鉄桃園駅-桃園空港の時刻表はこちらのリンクからどうぞ。
発車すると、しばらくは高鉄の高架に沿って進んでいたが、やがて往路に通過した(はずの)空港アクセス道路に入り、間もなく飛行機が視界に現れ始める。
15分で第二ターミナルに到着。乗客は私一人になり、更にもう少し走って終点・第一ターミナルに到着する。高鉄桃園駅からの所要時間は20分だった。
(2007.10.18)
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