青森の旅3日目 (2)古牧温泉渋沢公園
シャトルバスは9時10分頃に到着する羽田からの始発便を受けての発車となるので、それまで到着ロビーのベンチに腰掛けて待つ。が、定刻になってもターンテーブルに人影はゼロ。館内放送によると飛行機に遅れが出ており、少々到着が遅れる模様である。それでもバスはもう待機していても良いはずなのに、まだ姿を見せていない。そう言えば営業所からの車で送ってもらった際に、「古牧しゃとるバス」と書かれたマイクロバスが到着ロビー前の道路の片隅に停まっているのを見掛けたので、手持ち無沙汰なのもありこちらから迎えに行くことにした。
ドアの窓から運転席を伺ってみると、向こうもすぐにこちらに気付きドアがプシューと開く。「ヤマモトさんですか?」と尋ねられ、そうですと答えると、「いやぁ~、これから迎えに行こうかと思ってた所なんですよ~」と。オイオイおっちゃん、もうとっくに到着時刻過ぎてるよ。飛行機の定刻なんてあってないようなものなんだからさ・・・と突っ込みたくなったが、何はともあれ無事車中の人となり、すぐに出発。今日の乗車は私一人らしい。なかなかノリの良い運転手さんで、色々と雑談をしているうちに三沢駅の横を通りかかり、十和田観光電鉄の車両が止まっているのを見て「あれに乗ってみたいけど時間がなくて」とボヤくと、「じゃあ今回は下見ってことで!」と何とも気の早いことを仰せられる。
20分程度で古牧温泉に到着。奥入瀬渓流行きのバスは10時30分発で1時間ほどの待ち合わせとなるが、退屈するどころかもっと時間が欲しかったくらい。何せこのホテルの敷地はとんでもなく広く、4棟のホテルは通路で繋がり、さながら迷宮のよう。そして併設されている渋沢公園は、東京ドーム16個分に等しい22万7千坪(≒74万9千平米)にも及ぶ巨大な規模を誇っており、最早ホテルというよりは一大リゾート施設である。
《無料だそうです》
カッパ沼を一周するだけで一時間経ってしまい、バス乗り場へ戻る。ここは帰りにもう一度立ち寄るので、散策の続きは明日に。
(2007.05.12)
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