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2008.09.05

フランス (1-10)長い一日の終わり

帰宅客の流れに乗ってPalais Royal Musée du Louvre駅へ。パリのメトロ駅の標準デザインであるアール・ヌーヴォー様式の出入口が素敵である。一瞬「ホーンテッドマンション・・・?」なんて思ってしまったが、これが歴とした公共交通機関の施設なのだからその凝り様にオドロキだ。なんでも1900年にパリ最初のメトロ路線・1号線が開通した当初からのデザインをほぼ踏襲しているとか。

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Palais Royal Musée du Louvre―[M7]→Cadet

自動券売機でメトロの一回券を購入する(右の画像)。お値段は1.5ユーロ(約240円/7月1日から1.6ユーロに値上げ)と結構高いが、円安ユーロ高のご時勢でもあり、大阪の地下鉄でも初乗りを超えるとすぐこれ位にまでは行ってしまうのでまぁ納得か。パリ市内は均一料金なので、むしろ距離が長くなるほど得をするという寸法である。カルネという10枚綴りの回数券もありこちらだと大幅な割引があるのだが、今回の滞在では主に一日乗り放題のチケットを使用する予定なので、今回は購入しなかった。

ところでこの券売機、パリ市内だけでなくイル=ド=フランス全域の乗車券が購入可能な新型なのだが、シャルル・ド・ゴール空港に設置されていたタッチパネル式の機械と瓜二つ。当然のように画面をタッチして操作しようとするも、何故か全然反応してくれないのである。ムキになって画面を連打していると、見るに見かねて(?)傍にいた観光客風の男性が助け舟を出してくれたのだが、実は画面のすぐ下のドラムをクルクルと回して項目を選択するという予想外のインターフェイス。うわー、てっきりただの意匠かと思い込んで気付きもしなかったわ。しかも多言語対応なのにトップページはフランス語オンリーという、なかなか一癖ある機械なのである。お上りさんだとバレたのと、鉄道ファンたる者がたかが券売機ごときに敗北を喫したのとでダブルショック・・・

ここからホテルのあるCadetまでは7号線で一本なのでとてもラク。週末だけあって乗り具合もなかなかのものである。パリのメトロの乗降扉は自分でレバーを上げたりボタンを押したりしないと開かないので、駅に停まっても乗降が無ければ、まるでデッキ付きの特急列車の車内にいるような静まり返った空間となる。

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《7号線車内のようす》

Cadet駅に到着して出入り口から地上へ出た矢先、婦人警官が寄ってきて私に何やら伝えてきた。当然フランス語なのでさっぱり理解できず、適当にお茶を濁して横断歩道へ向かおうとするも、しっかり通せんぼ(汗)。この婦人警官のお姉ちゃん、どう見ても警察官には似つかわしくないほどの華奢な体で、綺麗な碧眼に思わず見とれてしまったのだが・・・ それはどうでもいいとして、目の前のラファイエット通りで何かアクシデントがあった模様で、救急車やパトカーが何台も集結して道を塞ぎ、通行止め状態。Cadet駅の出入り口は一ヶ所しかないために仕方なく通行を許可しているという様子で、駅前広場では通行人達が不安そうな面持ちで遠巻きに現場の方向を眺めている。

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《駅からちょっと離れてラファイエット通りを撮影》

結局なにがあったのか確認出来ないままだったが、なにはともあれ10時頃にホテルへ帰還。そのままさっさとシャワーを浴びるが、シャワーブースと洗面所の間にはカーテンもガラス戸もなく、お陰でユニットじゅう水浸し。あろうことかバスマットもないし・・・ 翌朝になっても乾かずビッショビショのままだったので、次の日からはきちんとバスマットが用意されるようになったが、日本人は洗い場で派手にザブザブと水を使うことに慣れてるもので・・・

PCでデジカメ写真の整理をしたりしていると、瞬く間に11時過ぎに。日本時間では午前6時、丁度自宅を出てきた頃となる。初日から内容の濃い一日だったが、明日からはいよいよ本格的に活動開始。ハードスケジュールに備えて早めに就寝、長かった一日が終わる。

(2008.04.04)


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