フランス (5-4)ストラスブールトラム・北東部3
Droits de l'Homme ―[tramE]→ Robertsau Boecklin
Droits de l'Hommeからもう一駅乗り、E線の終点であるRobertsau Boecklinに到着。欧州人権裁判所の建物がすぐ目の前に見えるほどの近さで、駅の周辺は閑静な住宅街となっている。ホームのすぐ横からは更に郊外へと足を延ばす路線バスに接続しており、有機的に結びついた交通網はさすが都市計画のお手本と称されるだけある。
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Droits de l'Homme ―[tramE]→ Robertsau Boecklin
Droits de l'Hommeからもう一駅乗り、E線の終点であるRobertsau Boecklinに到着。欧州人権裁判所の建物がすぐ目の前に見えるほどの近さで、駅の周辺は閑静な住宅街となっている。ホームのすぐ横からは更に郊外へと足を延ばす路線バスに接続しており、有機的に結びついた交通網はさすが都市計画のお手本と称されるだけある。
【追記】
2014年4月現在、記事作成当時から一部のサービス内容に変更が加えられています。
以下の変更内容を本文と差し替えたうえでご覧ください。
1. MTR無料乗車の有効期間の延長
(旧)最初の改札入場から72時間 ⇒ (新)72時間経過後、さらにその日の終電まで
1日目の始発から4日目の終電までが最長の有効期間となります。
2. 無料乗車の適用範囲の拡大
新界地区の軽鉄線(ライトレール)とMTR直営フィーダーバスがフリー区間に追加されました。
香港島の二階建て路面電車については、従来どおり別運賃となります。
最新の情報については以下のリンクで。
MTR公式サイトの概要ページ(英語)
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香港の地下鉄(MTR)の乗り放題きっぷとエアポートエクスプレスの乗車券がセットになった「エアポートエクスプレス・トラベル・パス(機場快綫旅遊票/Airport Express Travel Pass)」ですが、2007年12月のMTRとKCRの合併に伴い、以前のものからシステムが変更されています。先日の香港旅行で駅張りのポスターで概要を確認してきましたので、自分用のメモを兼ねてまとめておきます。
Hoenheim Gare ―[tramB]→ Wacken ―[tramE]→ Parlement Européen
B線とE線の分岐駅であるWackenへ戻り、ここでE線のRobertsau Boecklin行き電車を待つ。E線は2007年に営業を開始したばかりの新しい路線である。
Faubourg National ―[tramB]→ Hoenheim Gare
Faubourg Nationalを出発した電車は、旧市街の狭い通りを身をくねらせながら縫うようにして進んでいく。走行音も極めて静かで、氷の上を滑るような乗り心地だ。
程なくHomme de Fer(鉄の男広場)に到着。東西方向と南北方向の路線が十字にクロスし、E線以外の系統がすべて集結する運行上の要である。ストラスブールのヘソであるクレベール広場はすぐ近くで、A・D線のホームにはストラスブールのトラムを紹介するメディアでは必ず登場する、あのドーナツ型の屋根がかかっている。
4月8日火曜日。今朝の起床も相変わらず早いのだが、朝食が始まるのが7時からとちょい遅めなので(他のホテルは6時半から)、心持ちのんびりとした朝である。朝食会場には宿泊客は私のほかに1、2人くらいしか居らず、食器がカチャカチャと触れる音だけが微かに聞こえる静寂に包まれた部屋に、時折ホテルの前を滑るように通過していくトラムの走行音が伝わってくる。
一旦部屋に戻り、準備を整えたところでフランス5日目のスタート。今日はストラスブールの市内観光をはさみつつ、トラム路線を(ほぼ)全線乗車してみようという趣向である。というわけで、今日一日のお供となるトラムの24時間券をFaubourg National駅の券売機で購入する。お値段は3.5ユーロ(2008年12月現在は改定されて3.6ユーロ)で、明日の同時刻までトラム全線が何度でも乗り放題。一回券が確か1.3~1.4ユーロ程だったので、3回乗車で元が取れてしまうというお得なチケットである。
《ストラスブールトラムの24時間券。バスにも乗れます》
玄関を出て表へ。ホテルの前の通りはトラムのB線とC線の線路が走る歩行者天国になっており、すぐ目の前がFaubourg National駅。「ユーロトラム(Eurotram)」と称されるスマートな超低床式の電車が、「ジリリン」と警鈴を鳴らしながら軽快に行き交っている。日本でヨーロッパのLRTが紹介される際には必ずと言っていいほど登場するストラスブールのトラムだが、こちらは明日丸一日を使って乗り歩く予定。今日のところは期待に胸を膨らませつつ見送るのみである。
私の乗車している13号車の隣にはバー・カー(ビュッフェ車)が連結されているので、特に用はなかったが旅の無聊を紛らわそうと足を踏み入れてみる。品揃えとしてはワインをはじめとしたアルコール類にソフトドリンク、軽食にチョコレートバーなどのお菓子といったところ。カウンターは小さいながらも色とりどりの商品が整然と並べられ、旅の高揚感に後押しされてつい手を伸ばしてしまいそう。
TGV2443列車はパリ東駅のホームを離れ、広大な駅構内をゆらゆらと進んでいく。すぐに左手には車両基地が広がり、TGVと相互乗り入れを実施しているドイツ鉄道(DB)の高速列車・ICE3(ICEシリーズの最新鋭車両)の姿が窓をよぎった。ICEには後日何度か乗車することになるのだが、純白の流麗なボディラインは本拠地ドイツ国内はもとより、ここパリでもSNCFの車両群のなかで一際目を引く強い存在感を放っている。
15時50分、パリ東駅。私の乗車する列車の発車時刻までには30分以上あり、LCDの発車案内にホームの番号はまだ表示されていない。というわけで、TGV東ヨーロッパ線の開業にあたって大改装工事が行われたパリ東駅構内を少しうろついてみることに。2日前にもプロヴァンへ向かう際に訪れた駅だが、今日は遥か遠方のアルザス地方へ旅立つ日。やはり気分は全然違う。
島の中央を貫くサン・ルイ・アン・リル通り(Rue St-Louis en l'Ile)を西へ進む。サン・ルイ島はパリ屈指の高級住宅街として名を馳せており、古くからこの小さな島にアーティストや政治家など幾多の著名人が居を構えていた。観光客の姿も少なくはないが、すぐ隣のシテ島の賑わいとはまるで別世界といった趣である。
ヴィエイユ・デュ・タンプル通りを少し下り、ロジエ通り(Rue des Rosiers)を東へ向かう。この界隈はパリを代表するユダヤ人街として知られており、「PARIS PRATIQUE」で見るとシナゴーグ(ユダヤ教の教会)がこの付近に集まっていることが分かる(ちなみに私の投宿先であるカデもシナゴーグの密集地帯のひとつ)。石畳の路地の両側にはオシャレなショップが並び、地元の買い物客から旅行者まで入り乱れて活気のある賑やかな通りとなっている。
リヴォリ通りを進み、市庁舎の北東の角で左折してアルシーヴ通り(Rue des Archives)へ入る。ベー・アッシュ・ヴェー(B.H.V。ホームセンターと東急ハンズを足して2で割ったような品揃えだとか)というデパートの横を通りかかると、ここでもvelibのステーションを発見である。
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