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2009.01.17

フランス (6-2)ストラスブール・旧市街を歩く

午前8時、駅から旧市街へ。昨日の朝に購入したトラムの24時間券の効力はつい先程切れてしまったので、徒歩で向かうことにする。今日の天気は昨日にも増してぐずつき模様で、今にも空が泣き出しそう・・・と思っていたら、やっぱり降り始めてしまった。とはいえ、もしここがアルプスなどの自然景観を売り物とした観光地ならばそれこそ目も当てられないのだが、街ナカなのでせいぜい傘を差すのが面倒な程度である。

ぽてぽてと歩いてクレベール広場へ。今までに文中で何度か名前の出てきた広場だが、自らの足で訪れるのはこれが最初。中心には広場の名の由来となっているジャン=バチスト・クレベールの像が立っている。彼はフランス革命後の時期に活躍したストラスブール出身のフランス軍の将軍で、パリのエトワール凱旋門からシャイヨー宮へ向けて延びる通りにもその名が冠せられている。

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《(上2枚)クレベール広場にて》

この後は特に目的地を決めずにぶらぶらと。所謂「どこを撮っても絵になる」街並みが続き、雨にしっとりと濡れてつややかに輝く石畳もこれはこれで味があっていいものである。

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《紋章らしき図柄の旗がたくさん下がる通り》

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《裏通りの家の窓からはプランターが。もう少し季節が下れば咲き誇る花々が通りに彩りを添えるはず》

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《小さな広場は街中のあちこちに。何故か中央に岩が転がってますが・・・》

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《こっちも広場》

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《(上2枚)なんでもない裏通りの風景がここでは詩情を漂わせます》

雨に霞むノートルダム大聖堂の尖塔。どこかの教会が鳴らす「ガラーン、ガラーン」という鐘の音が街中に響き渡っており、旅情が胸に迫る。

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トラムではPlace Broglie駅が最寄りとなる市庁舎前の広場には、朝から賑やかなマルシェが立っている。

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そのうちイル川沿いの散策道に出てきて・・・

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立派な教会をバックにトラムが橋を渡っていく、結構有名な構図に出くわす。この橋の上はトラムC/E系統のGallia駅になっており電車がピタッと止まるので、写真に押さえるのは容易だ。

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昨日遊覧船から眺めた風景をプレイバック。

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えらく凝ったデザインの邸宅。

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そろそろ10時というところでホテルの方向へ戻ることに。

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ホテルをチェックアウトして駅へ。しっとりとした風情が心に染み入るよい街だった。

(2008.04.09)


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