ドイツ (5-9)ランツフート旧市街その2
下界に降りてきたところで街並み散策の再開。裏通りに入ってもカラフルなファサードの家々は続き、訪問者の目を楽しませてくれる。
「Altstadt」と呼ばれているメインストリートの一本北には「Neustadt」という通りが並行しており、メインストリートほどではないにしろ幅の広い主要道路となっている。こちらは一般車にも解放されており、路上駐車のクルマが隙間無く並んで幾分景観を損ねている感もしないでもない。
《(上2枚)Neustadtにて》
時刻は早くも午後6時前。18時13分発のバスに乗りたいので、もう一度Altstadtをそぞろ歩きながらラント門前に帰ることにする。
イーザル川沿いの歩道は、爽やかなそよ風の吹きぬけるプロムナード。メインストリートのAltstadtもそうだが、ここが人口6万そこそこの地方都市であることを忘れてしまいそうなほどに人通りが多い。日本の地方都市の中心街が郊外型大型店舗の進出に押されて衰退が著しいのとは正に対照的である。これから夏へ向けて日もますます長くなり、この水辺の社交場も遅くまで賑わうのだろう。のんびりしたいのは山々だけど、今日のところはニュルンベルクへ帰らなければ。
18時13分発のバスは5分ほど遅れてやって来た。中央駅から乗車予定の列車の接続がかなりギリギリなので焦る。バス停に溜まっていた乗客をごっそり飲み込み、立ち客を満載したバスは往きに歩いてきた大通りを快調に走り抜け、5分ほどで中央駅に到着。ちなみに運賃は0.9ユーロだった。
(2008.04.13)
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