ドイツ (6-2)バンベルク旧市街その1
バンベルク駅から旧市街へは例によって徒歩で向かうことになるが、入り口となるマイン・ドナウ運河の橋までは10分弱といったところ。時刻は午前8時半、通りを行き交う通勤の人の中に、一人だけ場違いな自分がいたりする。
《マイン・ドナウ運河に架かる橋》
《北海と黒海をつなぐルートを構成するマイン・ドナウ運河。170kmの旅はここバンベルクが起点》
旧市街に入りGrüner Marktを抜けると・・・
《Maximil Platz》
バンベルクの観光写真では必ず登場する、レグニッツ川(Regnitz)沿いの風景が目の前に展開する。なかでもレグニッツ川の中州の上に建てられ、「ロット・マイスター・ハウス」という川の上に突き出した木組みの家が特徴の旧市庁舎はバンベルクを代表する風景。中世の時代、市民と聖職者のテリトリーがこの旧市庁舎の建つ石橋の上で分けられており、この市庁舎が中州の上に建っているのはどちらにも属さない中立の姿勢を体現したものだとか。
《(上3枚)旧市庁舎》
《(上2枚)ロット・マイスター・ハウス》
《橋の上から》
かつての聖職者の領域に入り、丘の上に建つ大聖堂を目指していく。
右カーブを描く坂道を上っていくと、間もなく4本の尖塔をもつ大聖堂が見えてくる。
《大聖堂》
この大聖堂前の広場に面して旧宮殿(現在は歴史博物館)と新宮殿が建っており、新宮殿のバラ園は旧市街を一望するビューポイントになっている。
《Domplatz》
《ひと気も一輪のバラもなく淋しい園内》
《バラ園からの眺望》
丘のさらに上には聖ミヒャエル教会があり、これからあの教会を目指していくのだが、その前に旧宮殿の方もちらりと覗いておく。
《バラ園から見た聖ミヒャエル教会》
《(上4枚)旧宮殿》
次回へ続きます。
(2008.04.14)
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