香港2008 (1-4)巴士冲浪
城巴969 天水圍市中心(16:30)→港澳碼頭(17:22) ※実時間
天水圍市中心始発のバスに乗車。2階の最前列が確保出来たのでもちろんそこに座る。夕方に都心方向へ向かう路線ではあるが、若者から年配者までそこそこの乗り具合である。長距離路線のうえ海底トンネルをくぐるために、運賃は20.7ドル(約240円)と香港にしてはやや高め。
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城巴969 天水圍市中心(16:30)→港澳碼頭(17:22) ※実時間
天水圍市中心始発のバスに乗車。2階の最前列が確保出来たのでもちろんそこに座る。夕方に都心方向へ向かう路線ではあるが、若者から年配者までそこそこの乗り具合である。長距離路線のうえ海底トンネルをくぐるために、運賃は20.7ドル(約240円)と香港にしてはやや高め。
こういうBlogを開設しているだけあって自他共に認める鉄道ファン、さらに分類すれば「乗り鉄」である私ですが、事業者単位ならばともかく日本の鉄道全線乗り潰しとか全車種制覇だとか、金の無駄遣いあまりにスケールの大きすぎる話には到底挑戦する意欲は湧かないわけで。そんな自分でも東海道・山陽新幹線の全車種、0系から700系まで全て乗車経験があるという、その気になれば一日でも達成できそうな軽~いタイトルは保持していました。N700系が営業運転を開始した2007年7月までは・・・
さてこの天水圍という、余程の香港通でもなければその地名を耳にする機会もまずないニュータウン、元々一面の湿地帯が広がる香港の辺境に過ぎない土地だったのだが、20世紀も終盤に入ったところで急速に開発の手が入り、見る間に香港の何処にでもある高層住宅群の一丁上がり、となった。
龍運E34 機場(地面運輸中心)(14:15)→天水圍市中心(15:25) ※実時間
同時発車の空港バスと隊列を組みつつバスターミナルを離れる。前を走っていたバスはすぐに高速道路へと入っていくが、当方のバスは空港島内をぐるりぐるりと巡回していく。というのも、空港バスには番号の頭にAがつく系統とEがつく系統の2種類があり(※深夜帯のバスはN)、Aの方は所謂リムジンバスに相当する系統でバスターミナルを出るとまっすぐ市内を目指していくが、いっぽうEは空港島の諸施設や対岸の東涌へ寄り道してから市内へ向かうという、いわば“各駅停車”。車内設備にも区分がされており、Aはリクライニングシート装備のグレードアップ車両が用いられるのに対し、Eは市街地を走るバスがそのまま空港へ乗り入れてきたという感じの普通の車である(但し荷物置き場のある特別仕様)。
なにはともあれまずは先立つモノが必要ということで、到着ロビーの銀行ATMで当面の軍資金として1,200香港ドル(約1万4千円)をキャッシング。前回の使い残しと併せて財布の中身は1,500ドル程になった。
今回の旅行でキャッシングに用いたカードは<イーバンクマネーカード>というもので、イーバンク銀行の口座から即座に現地通貨で引き落とすことが出来るカード(キャッシュカードと兼用)。「即座に」ということから分かるように借金ではないため、金利はゼロ。しかもクレジットカードのキャッシングと同等の有利なレートが適用されるため、最早両替所要らずの優れモノである。とはいえ流石に重慶大厦の両替所のレートには及ばないとは思うが、それとて必要な時に必要な額だけ現金をキャッシング出来る利便性の前には到底太刀打ちできまい。
【2010-04-17追記】
イーバンク銀行のサービス低下が著しいので、推薦を取り消します。
CX503 大阪関西(10:00)→香港(13:25)
機内へ。事前座席指定で予約してあった30K(右窓側)に腰掛ける。着けば真っ先に降りられるエコノミー最前列席だが、バルクヘッド席にも拘らず足元が詰まっていて窮屈。おまけに隣に座ったのはデb・・・もとい恰幅の非常によろしい方で、ここ数年の間恵まれっぱなしだった国際線の座席で、久々の“ハズレ”を引いてしまったようだ。
いよいよ暮れも押し迫った2008年12月21日、日曜日。ようやく空が青みがかってきた早朝、自宅の門を出る。
さて今回の旅の目的地は、2年前のちょうど今頃にも訪れた香港である。前回の旅以来すっかりその魅力にとり付かれてしまい、幾度となく再訪するチャンスを窺ってきたのだが、昨年は同じ中華圏である台湾を訪問したのでパス。今年こそはと考えていたところ、たまたまクリスマスの時期限定で割とお手頃な航空券が出てきたので、街じゅうを飾るイルミネーションの美しさはもとより、暑くもなく寒くもなくのベストシーズンでもあり、迷わず購入ボタンをポチっとしたわけである。
4/04(Fri) | 大阪伊丹 → 成田 → CDG → パリ(ルーヴル美術館) |
4/05(Sat) | パリ → 中世市場都市プロヴァン → パリ(イタリー広場/トラム3番線/トラム2番線/ラ・デファンス/エッフェル塔) |
4/06(Sun) | パリ(モンマルトル/オルセー美術館/シャンゼリゼ/エトワール凱旋門/オランジュリー美術館) |
4/07(Mon) | パリ(パッサージュ/シテ島~マレ地区~サン・ルイ島) ―[TGV東ヨーロッパ線]→ ストラスブール(プティット・フランス) |
4/08(Tue) | ストラスブール(トラム北東部/ノートルダム大聖堂/イル川遊覧船/トラム南部/現代美術館/トラム西部~北部) |
4/09(Wed) | ストラスブール(旧市街) ―[オッフェンブルク経由]→ フライブルク(旧市街I/トラム試乗) |
4/10(Thu) | フライブルク(旧市街II) → ドナウエッシンゲン ―[ロットヴァイル経由]→ シュトゥットガルト → エスリンゲン・アム・ネッカー → シュトゥットガルト |
4/11(Fri) | シュトゥットガルト → ベジヒハイム → ビーティッヒハイム → シュトゥットガルト(U-Bahn試乗) |
4/12(Sat) | シュトゥットガルト(中心街) → ニュルンベルク(職人広場/ドイツ鉄道博物館/旧市街) |
4/13(Sun) | ニュルンベルク → レーゲンスブルク → ランツフート ―[ミュンヘン経由]→ ニュルンベルク |
4/14(Mon) | ニュルンベルク → バンベルク ―[ニュルンベルク経由]→ アンベルク → ニュルンベルク |
4/15(Tue) | ニュルンベルク → ヴュルツブルク → フランクフルト・アム・マイン → ライン渓谷 → ケルン大聖堂 ―[高速新線経由]→ フランクフルト国際空港 → |
4/16(Wed) | → 成田 → 大阪伊丹 |
ANAのカウンターでチェックイン。往きの成田→パリのようにプレミアムエコノミーにアップグレード、とはいかなかったが、非常口席なので快適さは保証済み。無事に搭乗券を手にしたあとはターミナルビル内を散策してみるが、建物自体が古いのと特に大掛かりな改装工事もされていないために、世界トップレベルの経済大国を代表する国際空港としてはかなり見劣りする印象。出発案内も昔懐かしの“パタパタ”である。現在首都ベルリンでは既存の空港を拡張した新空港の建設が進んでおり、完成の暁にはドイツの玄関口の座を分け合うことになるのかもしれない。
ケルン中央駅6番ホームで列車の到着を待つ。一面をガラスドームの屋根で覆われたホームにはドイツ鉄道のS-Bahn・近郊・長距離列車は勿論のこと、国境の近いオランダやベルギーからやって来た車両、フランスからの高速列車Thalys、果ては遠路はるばるスイス国鉄のIC車両の姿もあったりと、ここケルンが欧州の十字路であるという事実を象徴するかのような光景が展開している。
最後の訪問地・ケルンに降り立ち駅前広場に出ようとすると、折からのすっきりとしない空模様の下、ここへ来てとうとう本格的な雨に見舞われてしまっていた。目指すケルン大聖堂は目と鼻の先だが、雨の中を荷物を転がしてウロウロしたくないので、まずは駅構内で荷物を預けることに。
列車はフランクフルト中央駅を出発すると(同時にフィッシュアンドチップスのパッケージもオープン)、10分も経たないうちに都会らしくもない雑木林の合間へと分け入っていく。最初の停車駅は中央駅からわずかに10分強のFrankfurt (M) Flughafen Fernbf(フランクフルト国際空港長距離駅)。1999年に供用を開始したばかりの真新しい駅で、未来的なデザインが目を惹く。この駅には私も4時間後に実際に降り立つことになるが、当方の列車への乗車は殆どなし。
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