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2009.08.17

香港2008 (2-11)シンフォニー・オブ・ライツ《ヴィクトリア・ピーク編》

ピークトラムを降り、展望台のあるピークタワーの頂上へ。人の流れについて行けば自然にここへ向かうようになっている。延々とエスカレーターを乗り継いでフロアを上っていくかと思えば、展望台入り口の改札機が壊れていて足止めを食らうという不運にも見舞われたが(結局券面の目視で通過)、7時55分に滑り込みセーフで到着。以前は無料だったものの2年ほど前に有料化されたそうで、あの鈴なりのトラムの乗客は一体何処へ消えたのだろう?と不思議になるくらいに空いている。

難なく夜景のビューポイントを確保し、とりあえずお写真を一枚。山の斜面にまで高層マンションがびっしりと建っているので、標高373m+ピークタワーの高さ分で約400mという高度差をあまり感じられない。なかでも国際金融中心二期のてっぺん(416m)はほぼ目線の高さにあるのだから驚かされる。香港の夜景と言えばやはりここからの景色が最も知られているが、あの尖沙咀からの大パノラマと比べれば一歩か二歩譲るかな?という印象である。

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《有名なビクトリアピークからの夜景。縮小でごまかせば手持ち撮影でも結構イケるものです》

で、間に合わせるためにわざわざ急いでやって来たシンフォニー・オブ・ライツなわけだが、正直なところ書く事は何もなし(苦笑)。というのも、距離が遠すぎてなにかイルミネーションがチカチカしているのがビルの合間から辛うじて確認できる程度。本当にもう始まっているの?と時計で確認したくらいである。あのショボい音楽もここでは流れておらず、無ければ無いで寂しいもの。結局普通に夜景を鑑賞していただけというガッカリなことになってしまった。冬ということもあり視界がクリアだったのは幸いだったが――。

ちなみにこれは余談だが、オープンエアーになっているこのタワー屋上の展望台、少し身を乗り出せば地面までストーンと真っ逆さま。手すりもやけに低いので、背の高い人なんかは恐怖を覚えるのではないだろうか。

懸念していた通り、ここまで標高を上げてくると空気もより一層冷え込んでおり、なんと吐く息が白い!! 12月とはいえ亜熱帯の香港、一瞬我が目を疑ったが何度ハーハーしてもやっぱり白い。先述のように防寒具など持ち合わせていないわけで、とても長居は出来ず建物内にスゴスゴと避難したのだった。

ピークタワー内にはレストランや土産物の店など多数の店舗が入居しており(マダム・タッソー蝋人形館もタワー内)、そういえば夕食を摂っていなかったので茶餐廳と名乗るレストランでビーフンを注文。全然味には期待していなかったものの、意外と美味しかった。

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このタワー内には何故か「80M(乗り物の模型ショップ)」が店舗を構えていて、円高に後押しされて前回の旅では手の出なかったダブルデッカーバスの模型をとうとう購入してしまう。値札は298ドル(約3500円)だったが、あまりやる気のなさそうな店員の女の子が値段を勘違いし、10ドル安く買えてラッキー。値段が値段なので流石に精巧な出来だが、やはり所々アラが見え隠れするのがチャイニーズクオリティ。同じ縮尺でもTOMIXやKATOあたりに作らせたらスゴいのが出来そうだ。

エスカレーターを降りつつ店舗を適当に見て回り、そろそろ9時前なのでホテルへの帰路につくことにする。行きはピークトラムだったので、変化を付ける意味でも帰りは勿論バスに乗車。タワーに隣接してもう一つ『山頂廣場(Peak Galleria)』というショッピングモールがあり、バスターミナルはその建物の中にある。

今日の出来事はもう一エントリ続きます。

(2008.12.22)

〔関連記事〕
シンフォニー・オブ・ライツ《尖沙咀プロムナード編》
シンフォニー・オブ・ライツ《香港會議展覧中心編》



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コメント

こんばんは^^
僕も年末年始を香港で過ごしたのですが、
ヴィクトリア・ピークからの眺めも良いですね~!
(尖沙咀プロムナードの記事も拝見しました)
僕も次回は是非、訪れてみたいと思います☆

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