香港2008 (4-6)罰当たり参拝・Part2
バスを降り、寶蓮(ポーリン)寺のシンボルである大仏様に謁見しに向かう。ここは香港有数のレジャーランドで、人出は群を抜いている。
その大仏までの間に立ちはだかっているのが、まっすぐに延びる270段の石段。上るにつれて大仏の巨体がズンズンと近づいてくるようになっており、演出としてはなかなかのもの。
《石段の一番下から》
《石段の途中から》
石段を上りきり、大仏の台座の周りをぐるりと一周。ランタオ島最高峰、香港全土でも2番目の高さを誇る鳳凰山(934m)を筆頭に、ランタオ島の特徴的な山容を眺めることができる。
《鳳凰山。香港最高峰の大帽山とは僅か23mの差》
《寺院らしい一枚》
《海も見えます》
大仏様を間近から。正式名称は天壇大仏、屋外にある座仏像としては世界最大だそうで、空港へ着陸寸前の飛行機からもはっきりと確認できるほど。一応3日ぶりの再会ということになるのかな。
大仏の台座部分は展示館(有料)になっているが、この後行きたい場所があるので寶蓮寺の本体共々パスすることに。まだまだお寺を有り難がるような年齢ではないですし。
石段を下りる前に、上から寶蓮寺の境内を俯瞰して一枚。周辺はちょっとした町になっており、高野山にも通じるものが。
道の途中に飾ってあった旗。雪の降らない香港、最も身近に雪が見られる場所として人気が高いのが我らが日本(北海道、信州etc.)だそうだ。
バスターミナルの方まで戻り、昂坪市集(Ngong Ping Village)というショッピングアーケードを抜けてロープウェーの駅まで移動する。昂坪市集には洒落たレストランやショップが並んでいるほか(スターバックスやセブンイレブンも)、仏陀の生涯をテーマにしたアトラクション、なんてものもある。仏教とテーマパークというのがどうも結びつかないのだが、これが宗教だからといって大上段に構えることのない、アッケラカンとした中国の持ち味なのかもしれない。
ササッと通り抜けるつもりが、ショップを覗いて回っていると結構面白く、お箸の店で丁度家族の人数分のセットがあったので一つ購入。ショップを一通りチェックしたのち、寶蓮寺を差し置いての本命であるロープウェイで東涌へ下山することにする。
(2008.12.24)
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