香港2008 (6-3)上環にて・その3
*2006年の旅行記からの連番です。
香港 (4-8)上環にて・その1
香港 (4-9)上環にて・その2
上環駅南側の一帯へ。この界隈は漢方薬の材料や、乾物・ツバメの巣といった中華料理の食材を扱う店が軒を並べる問屋街となっており、店先を通り掛かるとプンと独特の香りが漂ってきたりする。中には食用の蛇を扱う店なんてのもあり、ちょうど今の季節が旬ということで、店頭のカゴの中には元気にワサワサと蠢(うごめ)く食べ頃の蛇の姿が…! まぁ、知らずに出されたら案外平気で食べてしまいそうな気がするが。
上環駅すぐ南側の文華里(Man Wa Line)という小路はハンコ屋さんが多数並ぶ通り。しかし、キャットストリートと同様に開いている店はそのうちの一、二軒程度で寂しいもの。まさかクリスマス休暇なんてことは…ありませんよね?
《文華里》
文咸東街と皇后大道中の間に建つ上環市政大厦。典型的な再開発ビルという佇まいだが、かつて中港城の中にあった食品市場は、上環街市の名をそのままにこちらのビルへ移転している。
中港城そばの雑貨屋さん。日本でもよくありそうな風景です。
前回の旅でも訪れた中港城へ。80Mももちろん営業中だったが、まさかヴィクトリア・ピークにあるとは(そして模型も買ってしまったわけですが)。2階の布地の店なんかも見て回ってうろうろ。
歩道が車道を渡るところにはこんなペイントが。明快でいいですよね。ここは左へ向かう一方通行なので右だけを見ておけば良いのだが、ついつい左も確認してしまいがちである。
さて、お次は上環の西隣の西營盤という地区を訪ねるので、中港城の前から堅尼地城方面行きのトラムへ乗車。トラムには停留所の名前がない…というか、運営会社の内部で使われている名前はあるのだが、公式に旅客に対しての案内はされていない。車内アナウンスも無い為、降りる場所は周囲の風景から判断するほかない。とはいえ停留所は200m位の間隔なので、例え行き過ぎてしまったとしてもすぐに気が付けば容易に歩いて戻ることが出来る。
《やっぱりかぶりつき》
目的地の正街の一本西側、西邊街(Western Street)の停留所で下車する。次回へ続きます。
(2008.12.26)
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