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2009.12.06

大阪渡船ラリー (2)千歳渡船場

次の千歳渡船場に向かうためにバス通りへ出ます。尻無川を境に港区から大正区へ入りましたが、大正区は住民の多くを沖縄県出身者が占める区として知られ、通りを歩いていると沖縄料理の食材を扱った店をよく見掛けたりします。ちなみに現在運航されている大阪市営の渡船全8路線のうち、天保山渡船を除く7路線が片方もしくは双方の船着場を大正区内に置いています(天保山渡船は此花区と港区)。

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《市営住宅の一階部分にも沖縄系の食料品店が》

沖縄とはあまり関係ないですが、10時のおやつに唐揚げ棒を。

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千歳渡船場へは容易に歩いて行ける距離ですが、停留所に着いたらすぐにバスがやって来たので、2停留所間だけですが乗車しました。区間は泉尾四丁目→新千歳間となります。

降りたら前方に見えるでっかい橋を目指してひたすら歩いて行きます。徐々に高度を上げていく高架橋に沿って地上を進むと…

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船着場に到着です。バス停からはデジカメ写真のタイムスタンプによると7分と、結構距離がありました。

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千歳渡船は岸壁間371mと航行距離が長めなので、若干大型の船が使われます。大正内港建設に伴い撤去された橋を代替すべく昭和30年代に新設された渡船で、基本的には20分間隔、ラッシュ時は10分間隔での運航となっています。

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出航すると遥か上空を跨ぐ千歳橋に沿って対岸に向かいます。先程のバス通りをそのまま真っ直ぐ行くとこの橋を渡ることになるのですが、歩道は併設されているもののこれだけの高低差の橋を日常の足とするにはあまりに不便だという事が、このような渡船が存置されているもう一つの理由にもなっています。

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ゆらゆらと波に揺られるミニクルージングはさながら大正内港の遊覧船といった趣で、3分程で鶴町側に到着。乗客を入れ替え、すぐに北恩加島側へ戻っていきました。

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《鶴町側にて》


【動画】千歳渡船の車窓から(離岸~着岸の様子を主に)

千歳渡船場(大阪市ホームページへ)


大きな地図で見る

(2006.12.29)


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