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2010.01.17

05/10/12 (4)MOMOに乗ってみる

尾道から各駅停車で1時間半、岡山駅で途中下車します。本日最後のイベントは、岡山電気軌道の軌道線に2002年にデビューした超低床車、『MOMO(モモ)』への試乗です。

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《夕刻の岡山駅東口》

MOMOの所属数は、当時も現在も1編成のみ。曜日によって運用される路線が明確に分けられており、水曜日のこの日は清輝橋線での運用となっていました。岡山駅前の停留所ではご丁寧にも、MOMOがあと何分で到着するかを表示するLED装置も設置されていました。

ちょっと待たされましたが、無事にMOMOをキャッチ。岡山県出身の水戸岡鋭治氏のデザインによる作品で、JR九州以外の鉄道車両としては本州初上陸となり、故郷に錦を飾ったとでも言えましょうか。外観こそ大人しいものの、車内へ入れば水戸岡節全開のメタリックな素材と木材を組み合わせたアバンギャルドなデザイン。どちらかというと機能性よりも見た目を重視しているようで、鉄道車両というよりはモダンリビングを思わせます。岡山電気軌道が運営の引き継ぎに名乗りを上げたわかやま電鉄でもそうですが、輸送力に余裕のある分だけ一見ムダと思えるデザインに車内スペースを振り向けることが出来るのは、地方都市ならではの特権かもしれません。乗務員の制服まで背中にロゴが大きくあしらわれたMOMO仕様になっているのにも注目です。

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《(上4枚)MOMOの車内。外観は撮影しませんでした》

郵便局前までの乗車ならば、並行するバス路線との関係で運賃は100円で済みますが、それではあまりに試乗時間が短すぎるので、終点の清輝橋まで乗車しました(運賃は140円)。とはいえ終点まで乗ったところで、岡山駅前からは2km強とそれでも短いのですが。

帰りもそのままMOMOに折り返し乗車。シートが木材そのままなので、長いこと座っているとお尻が痛くなってくるのですが、どうせ最長でも3kmの短距離乗車なので差し支えありません。岡山駅には何度も瀬戸大橋線への乗り換えの為に降り立っているのに、一度たりとも街をマトモに歩いたことはありませんが、また東山線の乗車も絡めて再訪しなければなりませんね。

すっかり外は暗くなり、あとは唯々闇の中を普通・新快速電車を乗り継いで帰阪しました。交通費が往復3,000円ポッキリで済んだのですから文句は言えませんが、やっぱり広島へ普通列車で日帰り往復というのはしんどいですね。もう二度とやりません(笑)。

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(2005.10.12)


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