05/05/19 (3)高松琴平電鉄Part1(長尾線・前編)
高松駅到着後すぐその足で、高松琴平電鉄の高松築港駅へ移動します。駅前広場からは大通りの横断歩道を渡ることになるものの、徒歩2~3分なので事実上の同一駅として機能しています。
《ことでん高松築港駅・駅舎》
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高松駅到着後すぐその足で、高松琴平電鉄の高松築港駅へ移動します。駅前広場からは大通りの横断歩道を渡ることになるものの、徒歩2~3分なので事実上の同一駅として機能しています。
《ことでん高松築港駅・駅舎》
倉敷から岡山へ戻り、11番ホームからの発車となる12時44分発、快速《マリンライナー31号》に乗車します。このJR四国所属の5000系電車は、2003年に登場した2代目マリンライナーとして使われる専用車両。ラッシュ時間帯や早朝・深夜を除いて原則5両編成(※2005年当時)で運転されますが、2-5号車の普通車自由席は京阪神地区で運用されている223系1000/2000番台とほぼ同仕様。一方、先頭の1号車は2階がグリーン車指定席、1階が普通車指定席の二階建て車両で、こちらは岡山・香川まで足を延ばさなければお目に掛かることが出来ません(一度だけ臨時快速列車として京阪神へ入線した実績はあります)。さすがに南海ラピートには遠く及びませんが、「鉄仮面」とも形容したくなるような精悍な顔立ちをしています。
瀬戸内シリーズ第3回です。今回は乗り鉄メインのデイトリップですが、その前に倉敷にある大原美術館へ寄り道していくことにしました。
大阪から新幹線で岡山へ。倉敷へはここで在来線の普通列車に乗り換えて15分強で到着します。下の写真は倉敷駅の駅ビル。このすぐ裏側にはデンマーク・コペンハーゲンのチボリ公園を模したテーマパーク、「倉敷チボリ公園」がありましたが、経営の不振により僅か11年で閉園となってしまいました。私も「チボリ号」と称する、姫路発着の臨時快速列車に乗車した経験だけはあります(^-^; 115系の天下である兵庫~岡山の県境区間で221系が使用された、“乗り得列車”でした。
《倉敷駅・駅ビル》
下津井も鞆の浦と同じく、明治時代初期まで瀬戸内海の潮待ちの港として繁栄していた町。日本海沿岸と瀬戸内海を経て蝦夷と畿内を結んでいた「北前船」の寄港地でもありました。古くからの景勝地として知られる鷲羽山(わしゅうざん)の麓に位置し、現代では町のすぐ傍を下津井瀬戸大橋が通過しています。
備中松山城の建つ臥牛山を下山し、国道180号線に面した市営駐車場に車を停めます。続いて訪れたのは備中松山藩の武家屋敷街。臥牛山の南麓に南北に広がっており、備中松山城の外堀だった紺屋川沿いの美観地区は日本の道100選にも選定されています。
瀬戸内シリーズ第2回は、岡山への日帰りドライブです。鉄道旅行を扱ったBlogでクルマの旅というのはある意味反則行為ですが、公共交通機関では微妙に便の悪い場所なので。
最初の目的地は高梁市。入り口は岡山自動車道の賀陽インターとなります。山陽自動車道と中国自動車道に挟まれた丁度中間辺りに位置しますが、交通量が少なくて走り易い中国道経由のルートを選択しました。
高速を下りたら、国道484号線を西へ。吉備高原から高梁の中心市街地が広がる盆地へ向けて、ループ橋(愛称:あたごループ)を交えて勾配を駆け下りていきます。その途中には駐車場を備えた展望台もありました。
高梁へはJR伯備線でも来られますが、今回クルマを選択した理由というのは、盆地を見下ろす山の上に建つ備中松山城を訪れるため。駅から歩くにはやや遠く、路線バスというのも無いからです。とはいえ最寄りの駐車場からでも10~15分くらい山道を歩かなくてはならないのですが。
尾道から各駅停車で1時間半、岡山駅で途中下車します。本日最後のイベントは、岡山電気軌道の軌道線に2002年にデビューした超低床車、『MOMO(モモ)』への試乗です。
《夕刻の岡山駅東口》
向島から“本土”へ戻ってきたあとは、『朱華園』というラーメン屋さんへおやつを食べに行くことに。尾道ラーメンといえばイの一番にこの店の名前が挙がるほどの超有名店です。市役所の近くに所在し、福山方面から電車でやって来ると車窓からも見える店ですが、駅からは徒歩で15分強と少々離れています。
近所のショッピングセンター「アステ川西」で、鉄道模型展が開かれていました。おなじみのHOゲージに加えて、ドイツから直輸入した「Gゲージ」と呼ばれる、縮尺1/22.5の大型模型のレイアウトも設置されていました。機関車からは擬似的に煙とブラスト音を発する本格派です。
*イベントは既に終了しています。
《Gゲージレイアウト・全景》
昨年の12月8日から兵庫県立美術館で開催中の、『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』。日本を代表する背景画家(美術監督)さんです。全国8都市を巡回したこの展覧会も神戸がファイナルだそうですが、2009年の「関西文化の日」に同美術館を訪れた折に招待券を頂いたので、連休最後の11日に足を運んできました。
福山から尾道へは、山陽本線の普通電車で19分。尾道には新尾道という新幹線の駅もありますが、なにせこの近さなので、新幹線の利用客はバス連絡となる新尾道駅は利用せず、《のぞみ》も停車する福山へ出るケースが殆どのようです。ちなみに尾道駅で発売されている新幹線の割引きっぷも、在来線の尾道-福山経由の設定となっています。
下の写真は尾道駅の表玄関となる南口駅舎。約15万の人口を抱える市の代表駅としては拍子抜けするほどのコンパクトさです。背後の山の上に見えるお城は尾道城といいますが、史跡ではなく観光用に造られたもの。こういう事情を知らない旅人を次々に誤解へと誘い込む、罪なヤツです。
続いては瀬戸内シリーズと銘打ちまして、岡山県・広島県東部・香川県方面の小旅行記を何篇か。
2005年のとある秋の一日、青春18きっぷの秋バージョンとも呼べる『鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ』で、広島県の鞆の浦と尾道へふらっと出掛けてみました。
最初の目的地・鞆の浦の玄関口は、JR山陽新幹線及び山陽本線の福山駅。大阪から延々と普通列車を乗り継いで来たので、朝早くに出発しても福山駅に到着したのは10時過ぎになりました。鞆の浦へは駅南口から鞆鉄バスの鞆の浦行きか鞆港行きで30分。日中15分間隔の頻発運転で便利です。
《福山駅・南口》
郡家から智頭へ、そして智頭で津山行きの普通列車に乗り継ぎます。智頭から先の県境区間は、かつて鳥取~岡山間に運行されていた急行《砂丘》が廃止されて都市間連絡機能を喪失した結果、全国でも屈指の閑散区間に。現在県境を越える列車は1日7往復のみで、快速の停まらない知和駅では午前中の上り列車が1本もないというケースも発生しています。因美線には20世紀の最末期までタブレット閉塞方式が残っており、全国でも最後となった通過列車によるタブレット授受が見られる路線としても有名でした。
12年に一度の寅年に大法会が行われる信貴山に行ってきました。境内はこの年を待ってましたとばかりにトラ尽くし。阪神タイガースも毎年優勝祈願に訪れるとか。
今年奈良県では平城遷都1300年祭も盛大に開催されます。「せんとくん」共々、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
信貴山朝護孫子寺 公式サイト
http://www.sigisan.or.jp/
平城遷都1300年祭 公式サイト
http://www.1300.jp/index.html
鳥取駅から若桜鉄道(わかさてつどう)の気動車に乗り込み、終点の若桜を目指します。若桜鉄道の始発駅は郡家ですが、同線の11往復の列車のうち7往復が鳥取へ乗り入れてきています。乗車券は鳥取駅の自動券売機で若桜まで通しで購入できるので、因美線の支線という感覚ですね。余談ですが、乗り入れ先の鳥取~郡家間もそのまま若桜鉄道の乗務員が運転を行っています。
今日は手抜き記事です
というわけで、家族3世代で初詣に行ってきました。年寄りを連れているのでクルマ利用、街ナカではなくてちょっと田舎の方とのリクエストがあり、渋滞を避けられそうな場所――ということで、京都府亀岡市の『出雲大神宮(いずもだいじんぐう)』へ行くことにしました。宝塚からは国道477号→京都府道73号で約1時間掛かりましたが、電車で行くとなると大幅な遠回りになるので、クルマでなければ行く気になれないような場所です。一方京都市街からのアクセスは比較的便利で、三が日は臨時駐車場が用意されるほか、亀岡駅からシャトルバスも運行されます。
出雲大神宮という名前ですが、島根県の出雲大社の分院ではなく、直接の関係はないようです。仰々しい名称とは裏腹に、意外とこぢんまりとした境内でした。初詣スポットとしては著名なようで、観光バスも姿を見せていましたね。また縁結びの神社としても知られており、毎月第4日曜日には「えんむすびまつり」も催されるとか。
*ペットは境内立ち入り禁止です。
車で参拝するならば亀岡方面からよりも千代川方面からの方が、神社に近い駐車場に停められるので便利です。国道477号や423号は滅多に混まないので、北阪神や北摂からドライブがてら訪れるのもいいと思います。妙見山や勝尾寺あたりとのハシゴも出来ますしね。
出雲大神宮公式サイト
http://www.izumo-d.org/top.htm
Wikipediaの解説ページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/出雲大神宮
(2010.01.03)
宮本武蔵駅から智頭方面へ一駅乗車し、大原に到着。この駅で岡山からやって来る《スーパーいなば》号に乗り継ぎます。大原駅にはローカル列車の車両基地が併設されており、全線を走破する列車のほか、上郡~大原間の区間列車も多数設定されています。
この駅の構造はちょっと変わっており、一応有人駅にはなっているのですが、ホームと駅舎がラッチ内で繋がっておらずそれぞれ独立している為、駅舎を通らずにホームへ出入りすることが可能。従ってローカル列車を乗降する場合は全扉開放ではなく、無人駅と同様の扱いとなります。特急列車の場合も車掌がきっぷを回収するのでしょうかねぇ。
《大原駅ホーム入り口》
《大原駅駅舎。ホームの入り口は駅舎の裏側》
宮本武蔵駅のホームは築堤の上にあり、地上へは階段を下りていきます。駅名はこの周辺地域が宮本武蔵の生誕の地と言い伝えられていることにちなんでおり、ホームには陶板で描かれた宮本武蔵の肖像画が飾られています。
《駅名板。デザインはJR西日本のフォーマットに準じています》
《(上2枚)宮本武蔵駅ホーム》
《宮本武蔵の肖像画》
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