05/05/19 (6)高松琴平電鉄Part4(志度線・後編)
琴電志度駅も古い木造駅舎を持つ駅。ことでんのイメージアップ作戦の一環なのか、長尾駅と同様にことでんのイメージカラーである淡いブルーがあしらわれており、爽やかな印象を与えています。
《ことでん志度駅》
海側にはさぬき市役所があり、同市の中心地となっていますが、国道11号線をはさんだ場所にはJR高徳線の志度駅が隣接しています。すべての特急列車が停車する主要駅で、高松へは運賃・所要時間ともにJRが優勢。その一方で繁華街へは瓦町に直結することでんが便利なので、ガチンコの競合ではなく目的地によって使い分けられているのかもしれません。どこかJR鹿児島本線と西鉄本線の関係に似ているような気がします(高松=博多/瓦町=天神)。
《JR志度駅》
一本落としたところで引き返すことにしますが、せっかく海岸沿いを走る路線に乗車しているので、一ヶ所くらいは海辺の駅に降りてみたいもの。ということで、往路で目をつけていた房前(ふさざき)駅で途中下車をしてみました。現在志度線の電車は名古屋市営地下鉄の旧型車で占められていますが、これは志度線の車両規格に名古屋市交の小型車がぴったり適合したため。以前は長尾線も同じ規格だったのですが、改修工事が施工されて現在は大型車も入線出来るようになりました。
《房前駅にて。写真の車両は700形》
房前駅は交換設備が撤去された棒線駅。その名残で駅の志度側にはクランク状のカーブがついています。
《(上2枚)房前駅・構内》
駅のすぐ前には志度湾が広がります。湾の最奥なので水面は鏡のように穏やか。瓦町側の隣駅である塩屋との間には電車が海岸線ギリギリを走るポイントがあり、著名な撮影地となっているそうです。
20分後に続行してくる電車で瓦町へ戻り、最後に琴平線の乗り潰しにかかります。
(2005.05.19)
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