摂津市駅を見にいきました
宝塚からJRで岸辺駅へ、徒歩で阪急正雀駅へ移動して1駅乗車…という変則的なルートで阪急京都本線・摂津市(せっつし)駅へやって来ました。先週の日曜日・3月14日に開業したばかりの駅で、阪急線内では同じく京都本線の洛西口以来7年ぶりとなる新駅です。市名を冠する駅としては大阪モノレールの摂津駅および南摂津駅が既に存在しますが、モノレール以外の普通の鉄道としては初めてとなります(※摂津富田駅は市名ではなく旧国名から由来)。
*停車列車は普通のみ。日中は10分間隔での運転です。

《阪急摂津市駅・京都方面行きホームにて》
この駅はCO2排出量を「名目上」ゼロにするという国内初の『カーボン・ニュートラル・ステーション』として開業しました。実際の削減量は50%強で、残りは排出枠の購入等に拠るという、受け取り方によっては詐欺とも思われそうな数字のトリックではありますが、とにもかくにも阪急電鉄の環境への取り組みを前面に打ち出した広告塔的な駅であります。
駅構内の照明はすべてLED照明となっています。照度不足でとても使い物にならないというイメージのあったLEDですが、最近はその弱点も克服されてエコポイント交換レートの優遇措置の対象にもなるなど、俄かに注目を浴びている照明器具です。


構内の広告はエコ関連のもので統一されています。ホーム壁面のイラスト装飾は、大阪出身のイラストレーター・ウマカケバ クミコ氏の手によるもの。現在運行中のラッピングトレインのイラストも担当しています。


上下ホームを結ぶ地下道にもPR広告が。

東口へ出てきました。バスターミナルを兼ねたロータリーが整備され、表口としての位置付けとなります。住宅街の真ん中に忽然と現れた駅なので今のところ商業施設は皆無ですが、駅前では工場跡地を利用したマンションの建設が着々と進んでおり、街としての体裁を整える日もそう遠くなさそうです。

《摂津市駅・東口駅舎》

《駅前ロータリー》
エコをテーマにした駅だけに、環境負荷を最小限に抑えるべくレンタサイクルのステーションも設置されています。


東口の改札口です。

帰りは至近のJR千里丘駅まで歩いてみることにしました。線路の西側にも京都方面ホームと直結した西口があります。

《西口周辺の風景》
小川沿いの遊歩道を進み…

北北西方向へ歩いていくと、すぐに千里丘駅です。今回は若干回り道をしましたが、最短ルートならば10分も掛からないと思います。

《JR千里丘駅》
21世紀に入って二つの新駅が開業した京都本線ですが、更に2~3年後には大山崎~長岡天神間にも新駅の開業が控えています。最早スピード競争を投げてしまった感のある近年の阪急電鉄ですが、私鉄の原点に立ち返った地域密着型のサービスに磨きをかけ、オンリーワンを目指してもらいたいものです。
(2010.03.22)
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コメント
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はじめまして。
友人のサイトからこのページが紹介されており、やってきました。
元摂津市民です。
今では帰省もままならず、まるで行ったような気持ちになれて、
とてもうれしかったです。
投稿: ミルまま | 2010.06.20 12:40
ミルままさん、こんにちは
こうして誰かのお役に立てたならば、記事作成者としてこれほど嬉しいことはありません。コメント頂きありがとうございました
投稿: chikocrape | 2010.06.20 14:58