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2012.01.15

タイ (1-10)Interlude @ Chong Nonsi

バンコクBRTの都心側の終着駅であるサートーン駅。BTSと連絡しており、こちらの駅名は「チョンノンシー(Chong Nonsi)」である。この駅の周辺は近年再開発されたそうで、現代的なデザインの高層ビルが林立するビジネスエリア。同じく再開発地区である東京の汐留あたりに居るような印象である。

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《チョンノンシーのシンボルである歩道橋》

さてさて時刻は午後1時45分。食事といえば早朝…というより夜中に摂った機内食以来何も口にしていないので、そろそろ遅めの昼食といこう。アジアの旅のいいところはヨーロッパのように食事に困ることがないという点で、大都会バンコクではご予算とニーズに合わせてまさによりどりみどりといったところだが、特にバンコクで気軽な食事に便利なのがフードコート。デパートやショッピングセンターをはじめとして、ある程度の規模を持つ商業ビルには大抵入居しており、街中を歩けば探すまでもなくあちこちにある。もちろん昔ながらの屋台街も多いが、フードコートの方は衛生面で安心感があるし、メニューの英語表記もあるので外国人にも利用しやすい。私もチョンノンシーの交差点に面したビル(エンパイア・タワー)に適当に入ってみたところ、難なく地下のフードコートに行き当たった。

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《フードコートのようす》

バンコクのフードコートでは代金の支払いは現金ではなく、予めカウンターでそのフードコート専用のクーポンまたはプリペイドカードを購入し(カードの方は後払い式もあり)、そのクーポン・カードで店ごとに精算。余ったらカウンターで残額を返してもらうというシステムになっている。カウンターを観察しているとここはプリペイドカード方式のようだ。ということで私も200B分をカードに入力してもらう。

店を一通り見て回り、まずは無難にカーオ・パット・クン、えびチャーハンを注文。量は少なめだが、お値段は40B(100円)と激安。飲み物にグアバジュース(17B=40円)とデザートとしてキウイゼリー(25B=70円。ワゴン販売なのでカードが使えず現金払い)を加えたが、これでもたった200円ちょっとである。チャーハンの味はそこそこだったが、やはりタイ米のパラパラ感はチャーハンにはベストマッチだ。

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空きっ腹の身にはチャーハンだけでは物足りないので、再び店を物色してチキンヌードルスープを追加。こちらも40Bほどだった。店のおばちゃんがタイ語で何かを質問してきたのだが当然分からず、やや気まずい空気が流れる中、別のお客さんの助け舟もあってどうにか「麺の種類を選ぶ」ということを理解する。別に向こうで適当に選んでくれても構わなかったのだが、粘り強く返事を待ってくれるこの律儀さが嬉しい。

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ヌードルには苦手なレバーが入っていて、「出されたものは残さず食べる」がポリシーの私ではあるが、やむなくお残しをすることに。スープの方も薬膳っぽい苦味のある味で、扁桃炎を引きずっている私には滋養に良いよ、という計らいだろうか。

というわけで腹ごしらえも済み、ここからフアラムポーン駅を出発するまでの丸2日間は普通の観光客としてバンコクを見て回ることにする。まず最初に目指すのはジム・トンプソンの家の裏手にある運河。某ガイドブックでここの水辺が散策におすすめ、と書かれていたので、バンコクならではの風景が見たいこともあってここに決める。BTSの駅に向かう途中でもう一度ナラティワートラチャナカリン通りをのぞいてみたが、相変わらずの大渋滞。これをどうにかせんが為のBRTなわけだが…。

チョンノンシー駅からジム・トンプソンの家最寄りのサナーム・キーラー・ヘン・チャート(国立競技場/National Stadium)駅へは、シーロム線でそのまま一本。

(2011.12.09)


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